長打率(ちょうだりつ、英: Slugging percentage / SLG)は、野球において打者を評価する指標の一つ。
概要
- 長打率 = 塁打 ÷ 打数
長打率は、打数が記録される打席において打者が打撃によって獲得できる1打数あたりの塁打数の期待値(平均値)を表す指標である。歩合(割・分・厘など)で表され、上記の式で算出された数値の小数第4位を四捨五入して第3位までの値を長打率として用いる。整数部分の0は省略することが多い。
二塁打以上の長打を多く放てば数値が1.000を超えることも有り得る。最高値は4.000で、全打数で本塁打の場合に記録される。
日本プロ野球
個人通算記録
- 記録は2024年シーズン終了時点。4000打数以上が対象[1]。
個人シーズン記録
参考記録
最高長打率打者
セ・パともに表彰対象ではないが、NPBから年間最高長打率打者は発表される。なお、首位打者同様、規定打席に達しなくても不足打席凡退で換算することにより最高長打率打者に選ばれる事があり、直近では2019年のY.グラシアル(福岡ソフトバンクホークス)が該当する[3]。
メジャーリーグベースボール
個人通算記録
- 記録は2024年シーズン終了時点、3000打席以上が対象[4]
個人シーズン記録
脚注
関連項目