2023年オランダグランプリ(英: 2023 Dutch Grand Prix、正式名称: Formula 1 Heineken Dutch Grand Prix 2023[W 1])は、2023年のF1世界選手権第14戦として、2023年8月27日にザントフォールト・サーキットで開催された。
背景
- タイヤ
- 本レースでピレリが持ち込むドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C1、ミディアム(黄):C2、ソフト(赤):C3のハード寄りの組み合わせ[W 2]。
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用
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ウェット用
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C1
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C2
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C3
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インターミディエイト
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フルウェット
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(ハード)
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(ミディアム)
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(ソフト)
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(小雨用)
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(大雨用)
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- DRS:2箇所[W 2]
- ※( )内は検知ポイント
- DRS1:ターン10より50m先から(ターン10の入口)
- DRS2:ターン13より40m先から(ターン12より20m先)
エントリー
- レギュラードライバー
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- フリープラクティスドライバー
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エントリーリスト
- 追記
- ^1 - シュワルツマンはFP1のみ、サインツに代わって走行
- ^2 - リカルドはFP2のクラッシュで左手を骨折したため、FP3以降はローソンに交代
フリー走行
FP1
2023年8月25日 12:30 CEST (UTC+2)
FP2
2023年8月25日 16:00 CEST (UTC+2)
開始から20分を前に、ダニエル・リカルドがターン3でクラッシュを喫した。このクラッシュで手首を痛めて病院に移送され、左手の中手骨を骨折したと診断され、以後のセッションに参加できなくなった[W 3]。
FP3
2023年8月26日 11:30 CEST (UTC+2)
左手を負傷したリカルドに代わり、リアム・ローソンが代役としてこのセッションから急遽参加した[W 3]。
フリー走行の結果
予選
2023年8月26日 15:00 CEST (UTC+2)
予選結果
- 追記
決勝
2023年8月27日 15:00 CEST (UTC+2)
- 天候:晴時々雨 路面状況:ドライ / ウェット[1]
レース結果
- 追記
- ^FL - ファステストラップの1点を含む
- ^1 - ペレスはピットレーンの速度違反により、5秒ペナルティ(ペナルティ未消化のため、レースタイムに5秒加算)が科せられた[1]
- ^2 - 角田はラッセルと接触した件の責任を問われ、5秒ペナルティ(ペナルティ未消化のため、レースタイムに5秒加算)が科せられた[1]
- ^3 - マグヌッセンはセーフティカーから10車身以上離れたため、5秒ペナルティ(ペナルティ未消化のため、レースタイムに5秒加算)が科せられた[1]
- 勝者マックス・フェルスタッペンの平均速度[1]
- ファステストラップ[1][W 19]
- ラップリーダー[W 20]
- 太字は最多ラップリーダー
達成された主な記録
(特記のない出典: [W 21])
- ドライバー
- コンストラクター
- エンジン
第14戦終了時点のランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
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脚注
注釈
- ^ この週末はスーパーフォーミュラのレースがなく、レッドブル及びアルファタウリのリザーブドライバーとしてオランダに帯同していた。
- ^ パワーユニットの2023年の年間上限はICE / TC / MGU-H / MGU-Kは4基、ES / CEは2基、エキゾースト(EX)は8基[W 14]。
- ^ 2023年は全23戦のため、ギアボックスの年間上限は4基。5基目以降は5グリッド降格のペナルティが科せられる[W 15]。
- ^ 1950年-1960年にF1世界選手権の1戦に含まれていたインディ500を除くと、1952年から翌1953年にかけて記録したアルベルト・アスカリも9連勝となり(インディ500を含んだ場合は7連勝止まり)、ベッテルとフェルスタッペンに並ぶことになる。
- ^ 2022年のRBPT時代を含めると、ポールポジションは18回、表彰台は48台となる[W 27]。
出典
- 書籍
- ウェブサイト
参考資料