2022年度新人選手選択会議(2022ねんどしんじんせんしゅせんたくかいぎ)は、2022年10月20日に実施された第58回のプロ野球ドラフト会議[1]。2013年のドラフト会議から10年連続で大正製薬が特別協賛しており、公式名称は『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』[1]。
新型コロナウイルス対策の為、今回も一般非公開での開催となった。
概要
2022年5月31日に特別協賛社が発表された[1]。2019年のドラフト会議から2巡目以降のウェーバー優先権がセントラル・リーグとパシフィック・リーグが1年おきに交互に変更させることになった為、2022年はパ・リーグがウェーバー優先権を得た。
事前の指名選手公表
この年のドラフトでは、NPB参加12球団のうち、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、千葉ロッテマリーンズ以外の9球団が前日までに1巡目指名選手を公表。これは、自由競争(逆指名を含む)が廃止となった2007年以後では、2020年(7球団が公表)を上回る過去最多であった(逆に最少は2013年の事前公表球団無し、事前公表球団ありの場合は2024年の1球団が最小[2])。事前公表の9球団相互間では重複が一つもなく、抽選となったのは下表のとおり荘司康誠と浅野翔吾の2選手のみで[3][4]、結果的に指名選手を事前公表した9球団全てが公表通り指名権を獲得した。その後、浅野の抽選を外した阪神は森下翔太、荘司の抽選を外した千葉ロッテは菊地吏玖を指名したため重複することが無かった。
1球団の最多指名数更新、育成ドラフト最多タイ指名
育成ドラフト枠では、福岡ソフトバンクホークスが2005年に同枠が採用されてから、前年の同球団に並び、単球団最多タイとなる14人を指名した。これは2023年にも創設される予定の日本プロ野球史上初となる「4軍」の創設を視野に入れたものであり、永井智浩スカウト部長は「4軍制を見据えて指名していきたい」と説明していた[5]。またソフトバンクの支配下指名6人と育成指名14人との合計20人は、前年の同球団[6]、および2020年の読売ジャイアンツ[7]の合計19人を超え歴代最多となった。
指名人数
支配下指名された人数は69人と、2010年(68人)以来12年ぶりに70人未満に留まった一方で、育成指名された人数は過去最多の57人となった[8]。
備考
- 2013年のMLBのドラフト会議において、ニューヨーク・ヤンキースから2位指名を受けた加藤豪将が北海道日本ハムファイターズより3位で指名された(俗に言う処の「逆輸入」)。加藤は史上初のMLBとNPBでドラフト指名された選手となった。その加藤は12球団で新入団一番乗りとなった。
- 明治大学の村松開人が中日ドラゴンズから2位で指名され、明大選手の指名は13年連続となり、高校・社会人を通じ同一チームからの連続指名最長記録を更新した[9]。
- 花咲徳栄高校は育成で藤田大清が日本ハムから1位指名され、高校最長の8年連続でドラフト指名選手を輩出した[10]。
- 社会人ではJR東日本の指名が11年連続で途切れた。
- 中日ドラゴンズよりドラフト5位で指名された濱将乃介は、2022年11月30日を以て解散する福井ネクサスエレファンツ(前身含む)からドラフト指名された最後の選手となった。
- 埼玉西武ライオンズより育成ドラフト2位で指名された日隈モンテルは、琉球ブルーオーシャンズを経た史上初、かつ琉球球団が同年度限りで活動休止となった為、史上唯一のドラフト指名選手となった。
指名選手一覧
球団別選択選手一覧
育成選手入団で太字は、後に支配下登録された選手。
北海道日本ハムファイターズ
中日ドラゴンズ
千葉ロッテマリーンズ
広島東洋カープ
東北楽天ゴールデンイーグルス
読売ジャイアンツ
埼玉西武ライオンズ
阪神タイガース
福岡ソフトバンクホークス
横浜DeNAベイスターズ
オリックス・バファローズ
東京ヤクルトスワローズ
中継
テレビ
地上波
- 実況:初田啓介(TBSアナウンサー)
- 解説:槙原寛己、古田敦也
CS
- 解説:西尾典文(アマチュア野球ライター)
- 進行・実況:北條瑛祐(朝日放送テレビアナウンサー)
ラジオ
- ニッポン放送 『ラジオ独占!2022プロ野球ドラフト会議中継』 17:00 - 18:00
- 解説:菊池高弘(野球ライター)
- 実況:煙山光紀(ニッポン放送アナウンサー)
ネット
脚注
外部リンク
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