花咲徳栄高等学校(はなさきとくはるこうとうがっこう)は、埼玉県加須市花崎にある、学校法人佐藤栄学園が運営する普通科と食育実践科を併設する男女共学の私立高等学校。通称は「(花咲)徳栄」。
1982年(昭和57年)開校。1784人の生徒が在籍している(2022年度)[1]。クラブ活動と進学指導の両立を図っている。
社会へ出たときに通用する人間を形成することを目標とし、躾や礼儀を重視した教育を行っている。
陸上競技場・サッカー場・室内温室プール・ボクシング場・コンピュータ室・総合グラウンド・サテライト教室などを有する。
沿革
本節の出典[2]
校名の由来
加須市花崎に位置することからそれにちなんで「花咲」に、佐藤栄学園による運営であることから系列の埼玉栄中学校・高等学校・栄東中学・高等学校と同じく「栄」を一字とり「徳栄」に、「栄」の文字を「はる」と読ませ、「はなさきとくはる」としたという通説があるが、本来は、生徒一人ひとりの「徳」を積み、それぞれの「花」を咲かせるという意味がある[要出典]。
校歌
佐藤照子作詞、金田あきお作曲
- 4番まで歌詞があり、1番ごとに春夏秋冬を題材にした校歌になっている。
設置コース
- 普通科
- α(アルファ)コース
- α理数選抜クラス … 医歯薬理系大学への現役合格を目指す。
- α特別選抜クラス … 最難関(早慶上理など)への現役合格を目指す。
- α文理選抜クラス … 国公立大学、G-MARCHなどへの現役合格を目指す。2年次から文系と理系に分かれる。
- AD(アドバンス)コース
- AD選抜進学クラス … 国公立大学、難関私立(G-MARCH)への現役合格を目指す。2年次から文系と理系に分かれる。
- AD特別進学クラス … 日東駒専・成蹊大学・成城大学・獨協大学・國學院大學・武蔵大学などを目指す。2年次から文系と理系に分かれる。
- AD総合進学クラス … 有名私立大学、系列大学、専門系大学、専門学校への進学を目指す。2年次から学芸(音楽・美術)・情報・保健体育系列に分かれる。
- 食育実践科 … 卒業と同時に調理師資格を取得することが可能。
部活動
ボクシング部・水泳部(女子水球)・女子野球部・空手道部などが全国大会の常連である。野球部も創部8年目に監督に迎えた稲垣人司によって埼玉県の強豪校となった。稲垣の死去後は岩井隆が監督に就任し、2001年夏(第83回)に甲子園初出場。2003年春(第75回)ではベスト8に入り、準々決勝の花咲徳栄対東洋大姫路延長15回引き分け再試合で知られている。2015年夏(第97回)では埼玉県勢12年ぶりとなるベスト8、2017年夏(第99回)では初の決勝進出[3](埼玉県勢24年ぶり[4])を果たし、決勝では広陵高校を破り埼玉県勢としては初となる夏の甲子園優勝を果たした[5]。漫画研究部がまんが甲子園で1999年と2003年に準優勝に輝いている。吹奏楽部がシードを獲得し毎年県大会、西関東大会に進んでいる。
進路状況
卒業生の約7割が大学・短大へ、約2割弱が専門学校へ進学する[7]。就職は1割未満程度。
制服
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- 1982年の開校時から1991年3月まで
- グレーのブレザーに黄色のネクタイ(通称・たくあん)、紺色ズボン・スカート。
- 1991年4月から2002年3月まで
- グレーのブレザーにネクタイまたはリボン(スカートは紺色と緑色のタータンチェックになった)。このネクタイ・リボンは赤・青・緑から好きな色を選んで着用できる制服になった。
- 2002年4月以降
大幅なモデルチェンジを行い、紺色のブレザーに変更(紺色ズボンとチェック柄スカート)。ネクタイは赤色、リボンは赤・水色から好きな色を選んで着用するスタイルに変更された。夏服のブラウスは白色・ピンク色・水色から好きな色を選択して着用できるようになっている。
アクセス
著名な出身者
- 野球
- サッカー
- ボクシング
- その他
脚注
注釈
- ^ 2015年に部員が0人になり、事実上の廃部となっている。なお、野球部の応援については野球部員の一部が主体となり行っている。
出典
関連項目
外部リンク
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関連項目 | |
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- 1940 海草中
- 1941 (中止)
- 1942-1945 (中断)
- 1946 浪華商
- 1947 小倉中
- 1948 小倉
- 1949 湘南
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