2021年フランスグランプリ (2021 French Grand Prix) は、2021年のF1世界選手権第7戦として、2021年6月20日にポール・リカール・サーキットで開催された。
正式名称は「FORMULA 1 EMIRATES GRAND PRIX DE FRANCE 2021」[1]。
レース前
- 新型コロナウイルス感染症の世界的流行による影響
- 当初は6月27日に開催予定だった。しかし、6月13日に開催予定だったカナダGPと代替レースのトルコGPが中止となり、本来の開催日にシュタイアーマルクGPが組み込まれたことから、1週間前倒しで開催されることが5月中旬に発表された[2]。当初は前年限りでF1を去ったフランス人ドライバーのロマン・グロージャンによるメルセデスでのデモランが計画されていたが、この変更によりグロージャンが参戦しているインディカーのレースがフランスGPとバッティングすることとなり、デモランは中止となった[3]。
- タイヤ
- 本レースでピレリが持ち込むドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C2、ミディアム(黄):C3、ソフト(赤):C4の中間の組み合わせ[4]。
エントリーリスト
レギュラーシートについては前戦アゼルバイジャンGPから変更なし。
ただし、スクーデリア・フェラーリはたばこ広告に関する規制が厳しいフランスに関しては、同GPでは「Mission Winnow(ミッション・ウィノウ)」関連のロゴを完全に撤去することを表明[5]。その後、本戦以降のヨーロッパ域内での全グランプリでこの方針を継続することを発表したため[6]、同チームのみエントリー内容が変更されている。
フリー走行
予選
2021年6月19日 15:00 CEST(UTC+2)(文章の出典[9])
マックス・フェルスタッペンが今季2度目のポールポジションを獲得した。
予選結果
追記
- ^1 – ランス・ストロールと角田はQ1で107%ルールのタイムを記録出来なかったが、スチュワードの判断で決勝出走が許可された。
- ^2 – ギアボックス交換による5グリッド降格。また、パルクフェルメ下でパーツを交換したため、ピットレーンからのスタートとなった。
決勝
2021年6月20日 15:00 CEST(UTC+2)(文章の出典[12][13])
マックス・フェルスタッペンがキャリア初のハットトリックでの優勝[14]という形で今季3勝目を挙げた。
レース結果
追記
達成された主な記録
第7戦終了時点のランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
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- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
脚注
注釈
出典