2018年ハンガリーグランプリ (2018 Hungarian Grand Prix) は、2018年のF1世界選手権第12戦として、2018年7月29日にハンガロリンクで開催された。
正式名称は「FORMULA 1 ROLEX MAGYAR NAGYDÍJ 2018」[1]。
レース前
本レースでピレリが供給するドライタイヤのコンパウンドは、ミディアム、ソフト、1段階スキップしてウルトラソフトの3種類[2]。
フェラーリは、7月25日に急逝したセルジオ・マルキオンネ前会長を追悼し、喪章を付けて臨む[3][4]。
マクラーレンはトロ・ロッソでテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーの加入を発表したが、正式な加入時期は発表されておらず[5]、トロ・ロッソは契約期間が終了していないと主張している[6]。なお、マクラーレンはキーの加入と併せてチーフエンジニアのマット・モリスの退任も発表している[7]。
財政難に陥っているフォース・インディアが破産手続きを開始した[8]。
エントリーリスト
エントリーリスト
- 追記
- タイヤは全車ピレリ
- パワーユニットのエンジン(ICE)は全車1.6L V6ターボ
- ^1 - ジョヴィナッツィはFP1のみ、ルクレールに代わって出走[10]
予選
2018年7月28日 15:00 CEST(UTC+2)
雨の中行われた予選はルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得、メルセデスがフロントローを独占した。カルロス・サインツJr.が5位、トロ・ロッソは2台ともQ3進出を果たす健闘を見せた。
結果
- 追記
決勝
2018年7月29日 15:10 CEST(UTC+2)
ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで連勝し、2位に終わったセバスチャン・ベッテルとの差を24点に広げた。キミ・ライコネンが3位でフェラーリはダブル表彰台を獲得。一方でバルテリ・ボッタスは2位を走行していたレース終盤にベッテルと接触して順位を落とし、ダニエル・リカルドとも接触して5位に終わり、リカルドとの接触についてレース後に審議され10秒ペナルティが科せられた[14]。このペナルティによる順位の変動はなかったが、チームメイトのハミルトンにタイムペナルティと合わせて1分の大差を付けられた。一方でピエール・ガスリーが6位に入賞した。
結果
- ファステストラップ[16]
- ラップリーダー[17]
- 追記
- ^1 - ボッタスはターン1でリカルドと接触したため、レース後の審議で10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点が加算された(合計2点)[18][14]
レース後
当レースの17日後、フェルナンド・アロンソが今季限りでF1を引退することが発表された。
第12戦終了時点のランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
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- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
脚注