2014年ロシアグランプリ (2014 Russian Grand Prix) は、2014年のF1世界選手権第16戦として、2014年10月12日に初開催となるソチ・オートドロームで開催された。
予選
展開
ハミルトンが予選全セッショントップで、シーズン7回目のポールポジションを獲得。2番手はロズベルグ。また、母国GPとなるクビアトが5番グリッドを獲得した。その一方で、ベッテルがQ2敗退を喫したり、マッサがマシントラブルでQ1敗退となった[1]。
結果
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- ヒュルケンベルグ、マグヌッセン、チルトン、マルドナードはギアボックス交換のため5グリッド降格[3]
- マルドナードは前回(日本GP)でエンジン交換による10番手降格ペナルティの残り部分として5グリッド降格[3]
決勝
展開
気温22度、路面温度27度の快晴の下、スタートが切られた。スタート後のターン2でハミルトンをかわそうとしたロズベルグだったが、タイヤをロックさせ、フラッドスポットを作り、1周目にピットインし、最後尾に落ちた。ハミルトン以下、ボッタス、バトン、アロンソ、ベルニュ、マグヌッセンが続く。3周目にマグヌッセンがベルニュをかわすと、翌周にはベルニュはレッドブルの2台にもかわされた。序盤はミスで後退したロズベルグと、予選でトラブルに見舞われたマッサの追い上げが目覚ましく、圧倒的なストレートスピードで次々と前走車をパスしていく。その後、ピットストップを全車終了した時点でハミルトン、ボッタス、ロズベルグ、バトン、マグヌッセン、アロンソと続く。タイヤの温まらないボッタスを攻め、ロズベルグがボッタスをかわし、メルセデスワンツー体制が築かれた。終始安定したレースを見せたハミルトンが今季9勝目。1周目のミスで最後尾まで落ちたロズベルグが挽回の2位。メルセデスはこのレースで初のコンストラクターズタイトルを決めた。3位には終盤ファステストラップ連発のボッタスが入り、4位と5位には、バトン・マグヌッセンのマクラーレン勢が入り、なんとメルセデスPUトップ5独占という結果に終わった[1]。
結果
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- ラップリーダー
第16戦終了時点でのランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
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脚注