1964年の阪神タイガース

1964年の阪神タイガース
成績
日本シリーズ敗退
日本S 3勝4敗(対南海[1]
セントラル・リーグ優勝
80勝56敗4分 勝率.588[2]
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場 阪神甲子園球場
球団組織
オーナー 野田誠三
経営母体 阪神電気鉄道
監督 藤本定義
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1964年の阪神タイガース(1964ねんのはんしんタイガース)では、1964年の阪神タイガースの動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、シーズン途中で就任をした1961年を含めて、藤本定義監督の4年目のシーズンである。

概要

 前年優勝を逃したチームは小山正明を放出してまで大毎の4番・山内一弘を獲得。投手陣は村山実に加えて3年目のジーン・バッキーがこの年からローテに入り、また捕手陣でも山本哲也福塚勝哉に代わって前年入団の辻佳紀がレギュラーを獲得するなど、世代交代に成功したチームは1962年同様大洋との首位争いをペナント終盤まで展開。9月16日のダブルヘッダー第一試合終了時点で首位大洋に4.5ゲーム差をつけられ大洋の4年ぶり優勝が秒読みと言われたが(残り試合阪神9、大洋8)、9月20日の川崎球場での大洋との直接対決ダブルヘッダーで連敗でもすれば大洋の優勝が決まる中で連勝し、次の9月26日の甲子園での直接対決ダブルヘッダーでも1敗か2分でもすれば大洋の優勝が決まる中で連勝して大洋は全日程終了、残り3試合で2勝か1勝2分以上で優勝が決まる中、最初の2試合で勝ち切り9月30日の甲子園での中日戦(ダブルヘッダー第1試合)で2年ぶりのリーグ優勝が決定。チーム80勝のうち、村山とバッキーの2人で51勝を上げた(村山22勝、バッキー29勝)。  この年の日本シリーズ南海との対決となり第5戦に勝って一度は王手をかけるものの、甲子園に戻った第6戦以降打線が無得点に終わり、最終的には南海のエースジョー・スタンカの前に打線が封じられ3勝4敗で敗れ、山内や吉田義男などの奮闘もむなしく日本一を逃した。この年のシーズン途中、後に先発2番手として1970年代以降のチームを支える古沢憲司が16歳で入団し、プロ入り後即初登板を果たして一躍注目を浴びた。

順位 9/16①

9/16②

9/18

9/20①

9/20②

9/23①

9/23②

9/26①

9/26②

9/29

9/30①

9/30②

1位 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 阪神 M1 阪神 優勝 阪神 優勝
2位 阪神 4.5 阪神 3.5 阪神 3.5 阪神 2.5 阪神 1.5 阪神 2.0 阪神 2.5 阪神 1.5 阪神 0.5

M2

大洋 0.0 大洋 0.5 大洋 1.0
試合結果 中3-1神
洋4-3広
神1-0中
広2-1洋
神3-1巨
洋13-2中
神6-1洋 神2-1洋 洋5-4巨 洋6-3巨 神5-0洋 神3-2洋 神3-2国 神12-3中 神4-1中


チーム成績

開幕オーダー[3]
1 吉田義男
2 本屋敷錦吾
3 並木輝男
4 山内一弘
5 藤井栄治
6 遠井吾郎
7 朝井茂治
8 辻佳紀
9 村山実
1964年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 大洋 -- 阪神 -- 大洋 -- 大洋 -- 阪神 -- 阪神 --
2位 阪神 2.5 大洋 0.5 阪神 3.5 阪神 5.0 大洋 2.0 大洋 1.0
3位 巨人 3.0 巨人 5.5 巨人 8.5 巨人 8.5 巨人 9.0 巨人 11.0
4位 国鉄 6.0 広島 6.5 広島 11.0 国鉄 12.5 国鉄 15.0 広島 16.5
5位 広島 7.0 国鉄 7.0 国鉄 13.0 広島 13.0 広島 15.5 国鉄 18.5
6位 中日 8.5 中日 10.5 中日 18.0 中日 21.0 中日 24.5 中日 25.0


1964年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 阪神タイガース 80 56 4 .588 優勝
2位 大洋ホエールズ 80 58 2 .580 1.0
3位 読売ジャイアンツ 71 69 0 .507 11.0
4位 広島カープ 64 73 3 .467 16.5
5位 国鉄スワローズ 61 74 5 .452 18.5
6位 中日ドラゴンズ 57 83 0 .407 25.0

[2]

日本シリーズ

1964年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月1日(木) 第1戦 南海ホークス 2 - 0 阪神タイガース 阪神甲子園球場
10月2日(金) 第2戦 南海ホークス 2 - 5 阪神タイガース
10月3日(土) 移動日
10月4日(日) 第3戦 阪神タイガース 5 - 4 南海ホークス 大阪球場
10月5日(月) 第4戦 阪神タイガース 3 - 4x 南海ホークス
10月6日(火) 第5戦 阪神タイガース 6 - 3 南海ホークス
10月7日(水) 移動日
10月8日(木) 第6戦 雨天中止 阪神甲子園球場
10月9日(金) 南海ホークス 4 - 0 阪神タイガース
10月10日(土) 第7戦 南海ホークス 3 - 0 阪神タイガース
優勝:南海ホークス(5年ぶり2回目)

[1]

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

選手名 背番号 前所属 備考
投手
若生智男 27 東京 交換トレード
樋口和生 59 大阪・興国高中退 新入団
古沢憲司 70 愛媛・新浜東高中退 新入団
バーンサイド 72 ワシントン・セネタース 新外国人
捕手
和田徹 12 大阪・明星高等学校 新入団
内野手
本屋敷錦吾 2 トレード 阪急
山内一弘 8 東京 交換トレード
ベルトイア 71 新外国人
外野手
富恵一 17 関西大学 新入団

退団

選手名 背番号 退団区分 去就
投手
飯尾為男 12 引退
金子哲夫 13 引退
伊奈努 17 引退
入江淳 39 引退
小山正明 47 交換トレード 東京
内野手
ヤシック 6
外野手
西山和良 52 交換トレード 東京
ソロムコ 56 交換トレード 東京

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

退団

選手名 背番号 退団区分 去就
内野手
ベルトイア 71 自由契約

オールスターゲーム1964

選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出回数
コーチ 藤本定義
投手 村山実 5
バッキー
遊撃手 吉田義男 11
外野手 山内一弘 11
藤井栄治 2
  • 太字はファン投票による選出。

選手・スタッフ

試合結果

凡例
勝利試合 敗北試合 引き分け 中止
1964年 レギュラーシーズン
 
3月(6勝3敗0分 .667) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
3月20日 広島 中止 甲子園
1 3月21日 広島 1-0 村山(1-0) - - 吉田(1) 甲子園 1-0
2 3月22日a 広島 5-2 バッキー(1-0) - - 甲子園 2-0
3 3月22日b 広島 0-6 - 中井(0-1) - 甲子園 2-1
4 3月24日 巨人 4-1 バーンサイド(1-0) - - 藤本(1) 後楽園 3-1
3月25日 巨人 中止 後楽園
5 3月26日 巨人 2-4 - 村山(1-1) - 後楽園 3-2
6 3月28日 大洋 7-6 バッキー(2-0) - - 並木(1)ベルトイア(1) 川崎 4-2
7 3月29日a 大洋 3-1 村山(2-1) - - 川崎 5-2
8 3月29日b 大洋 4-5 - 渡辺(0-1) - 川崎 5-3
9 3月31日 国鉄 6-2 渡辺(1-1) - - 吉田(2) 神宮 6-3
 
4月(11勝10敗0分 .524) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
10 4月1日 国鉄 0-10 - 若生(0-1) - 神宮 6-4
11 4月2日 国鉄 5-0 村山(3-1) - - 神宮 7-4
12 4月4日 中日 5-1 バッキー(3-0) - - 藤井(1) 中日 8-4
13 4月5日a 中日 4-3 バーンサイド(2-0) - - 中日 9-4
14 4月5日b 中日 0-6 - 本間(0-1) - 中日 9-5
4月7日 中日 中止 甲子園
4月8日 中日 中止 甲子園
4月9日 中日 中止 甲子園
15 4月11日 巨人 3-5 - 村山(3-2) - 並木(2) 甲子園 9-6
16 4月12日a 巨人 3-1 村山(4-2) - - 朝井(1) 甲子園 10-6
17 4月12日b 巨人 2-3 - バーンサイド(2-1) - 遠井(1) 甲子園 10-7
18 4月14日 国鉄 0-5 - 中井(0-2) - 甲子園 10-8
19 4月15日 国鉄 4-5 - 若生(0-2) - 藤本(2)藤井(2)
朝井(2)
甲子園 10-9
20 4月16日 国鉄 3-1 村山(5-2) - - 藤本(3)山内(1) 甲子園 11-9
21 4月18日 広島 1-3 - バーンサイド(2-2) - 本屋敷(1) 広島市民 11-10
22 4月19日a 広島 7-1 村山(6-2) - - 山内(2)遠井(2) 広島市民 12-10
23 4月19日b 広島 2-1 バッキー(4-0) - - 広島市民 13-10
24 4月21日 大洋 1-3 - 若生(0-3) - 甲子園 13-11
25 4月22日 大洋 0-5 - バーンサイド(2-3) - 甲子園 13-12
26 4月23日 大洋 4-3 村山(7-2) - - 甲子園 14-12
27 4月25日 広島 5-1 バッキー(5-0) - - 並木(3)遠井(3) 甲子園 15-12
4月26日a 広島 中止 甲子園
4月26日b 広島 中止 甲子園
4月28日 国鉄 中止 神宮
28 4月29日a 国鉄 2-1 バッキー(6-0) - - 朝井(3)山内(3) 神宮 16-12
29 4月29日b 国鉄 1-3 - バーンサイド(2-4) - 神宮 16-13
30 4月30日 国鉄 6-4 中井(1-2) - - 朝井(4) 神宮 17-13
 
5月(14勝8敗0分 .636) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
31 5月2日 巨人 2-1 村山(8-2) - - 山内(4) 後楽園 18-13
32 5月3日 巨人 0-9 - 太田(0-1) - 後楽園 18-14
5月5日a 大洋 中止 甲子園
5月5日b 大洋 中止 甲子園
33 5月6日 大洋 3-11 - 村山(8-3) - 山内(5) 甲子園 18-15
34 5月7日 大洋 3-2 バッキー(7-0) - - 甲子園 19-15
35 5月9日 国鉄 5-6 - 村山(8-4) - 藤本(4) 甲子園 19-16
36 5月10日 国鉄 8-1 バッキー(8-0) - - 吉田(3)山内(6)
藤井(3)朝井(5)
甲子園 20-16
37 5月12日 中日 4-7 - 村山(8-5) - 藤井(4) 中日 20-17
38 5月13日 中日 1-5 - バーンサイド(2-5) - 浅越(1) 中日 20-18
5月14日 中日 中止 中日
39 5月16日 大洋 4-3 バッキー(9-0) - - 藤本(5) 川崎 21-18
40 5月17日a 大洋 7-6 村山(9-5) - - 藤本(6) 川崎 22-18
41 5月17日b 大洋 0-5 - 本間(0-2) - 川崎 22-19
42 5月19日 広島 4-0 若生(1-3) - - 戸梶(1)吉田(4) 広島市民 23-19
43 5月20日 広島 1-2 - バッキー(9-1) - 広島市民 23-20
44 5月21日 広島 6-1 村山(10-5) - - 山内(7)朝井(6) 広島市民 24-20
45 5月23日 中日 5-4 若生(2-3) - - 安藤(1) 甲子園 25-20
46 5月24日a 中日 13-1 バッキー(10-1) - - 甲子園 26-20
5月24日b 中日 中止 甲子園
47 5月26日 巨人 6-2 村山(11-5) - - 甲子園 27-20
48 5月27日 巨人 0-1 - 若生(2-4) - 甲子園 27-21
49 5月28日 巨人 8-6 村山(12-5) - - 吉田(5)並木(4) 甲子園 28-21
50 5月30日 中日 8-4 若生(3-4) - - 並木(5)辻佳(1・2) 中日 29-21
51 5月31日a 中日 1-0 村山(13-5) - - 中日 30-21
52 5月31日b 中日 5-4 石川(1-0) - - 藤井(5) 中日 31-21
 
6月(10勝9敗0分 .526) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
53 6月2日 大洋 4-2 バッキー(11-1) - - バッキー(1) 川崎 32-21
6月3日 大洋 中止 川崎
54 6月4日 大洋 2-0 石川(2-0) - - 山内(8) 川崎 33-21
6月6日 巨人 中止 後楽園
55 6月7日a 巨人 0-4 - 村山(13-6) - 後楽園 33-22
56 6月7日b 巨人 3-2 バッキー(12-1) - - 後楽園 34-22
57 6月9日 中日 12-4 若生(4-4) - - 三宅(1)山内(9・10) 甲子園 35-22
58 6月10日a 中日 7-6 石川(3-0) - - 山内一(11) 甲子園 36-22
59 6月10日b 中日 6-8 - 渡辺(1-2) - 山内一(12)朝井(7)
辻佳(3)
甲子園 36-23
60 6月11日 中日 7-3 バッキー(13-1) - - 横山(1) 甲子園 37-23
61 6月13日 国鉄 5-3 村山(14-6) - - 山内(13)遠井(4) 甲子園 38-23
6月14日a 国鉄 中止 甲子園
6月14日b 国鉄 中止 甲子園
62 6月16日 広島 4-0 バッキー(14-1) - - 甲子園 39-23
63 6月17日a 広島 0-6 - 村山(14-7) - 甲子園 39-24
64 6月17日b 広島 2-0 石川(4-0) - - 甲子園 40-24
65 6月18日 広島 1-4 - 若生(4-5) - 甲子園 40-25
6月20日 大洋 中止 川崎
66 6月21日a 大洋 3-8 - バッキー(14-2) - 並木(6) 川崎 40-26
67 6月21日b 大洋 2-4 - 村山(14-8) - 並木(7) 川崎 40-27
68 6月23日 国鉄 8-4 バッキー(15-2) - - 山内(14)吉田(6) 東京 41-27
69 6月24日 国鉄 2-8 - 村山(14-9) - 東京 41-28
6月25日 国鉄 中止 東京
6月27日 巨人 中止 甲子園
70 6月28日a 巨人 3-6 - 村山(14-10) - 遠井(5) 甲子園 41-29
71 6月28日b 巨人 0-4 - バッキー(15-3) - 甲子園 41-30
6月30日 広島 中止 広島市民
 
7月(8勝9敗1分 .471) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
7月1日 広島 中止 広島市民
7月2日 広島 中止 広島市民
72 7月4日 大洋 4-3 バッキー(16-3) - - 山内(15) 甲子園 42-30
73 7月5日a 大洋 3-6 - 石川(4-1) - 甲子園 42-31
74 7月5日b 大洋 0-4 - 村山(14-11) - 朝井(8) 甲子園 42-32
75 7月7日 巨人 3-2 バーンサイド(3-5) - - 並木(8) 札幌 43-32
76 7月8日 巨人 7-2 バッキー(17-3) - - 遠井(6)山内(16・17)
戸梶(2)
藤井(6)
札幌 44-32
77 7月9日 巨人 1-2 - 太田(0-2) - 札幌 44-33
78 7月11日 国鉄 2-5 - 村山(14-12) - 吉田(7) 神宮 44-34
79 7月12日a 国鉄 4-4 - - - 藤井栄(7) 神宮 44-34-1
80 7月12日b 国鉄 7-4 渡辺(2-2) - - 神宮 45-34-1
7月13日 中日 中止 甲子園
81 7月14日 中日 6-4 渡辺(3-2) - - 山内(18)浅越(2) 甲子園 46-34-1
7月15日 中日 中止 甲子園
7月16日 中日 中止 甲子園
82 7月18日 大洋 1-5 - バッキー(17-4) - 三宅(2) 甲子園 46-35-1
7月19日a 大洋 中止 甲子園
7月19日b 大洋 中止 甲子園
83 7月25日 国鉄 0-7 - 村山(14-13) - 甲子園 46-36-1
84 7月26日a 国鉄 6-0 バッキー(18-4) - - 甲子園 47-36-1
85 7月26日b 国鉄 3-5 - バーンサイド(3-6) - 本屋敷(2) 甲子園 47-37-1
86 7月28日 広島 3-1 村山(15-13) - - 遠井(7)並木(9) 甲子園 48-37-1
87 7月29日a 広島 4-7 - バッキー(18-5) - 甲子園 48-38-1
88 7月29日b 広島 1-4 - 牧(0-1) - 甲子園 48-39-1
89 7月30日 広島 5-2 石川(5-1) - - 朝井(9) 甲子園 49-39-1
 
8月(19勝7敗3分 .731) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
90 8月1日 巨人 1-0 村山(16-13) - - 甲子園 50-39-1
91 8月2日a 巨人 8-3 バッキー(19-5) - - 戸梶(5) 甲子園 51-39-1
92 8月2日b 巨人 1-6 - バーンサイド(3-7) - 朝井(10)戸梶(3・4)山内(19) 甲子園 51-40-1
93 8月4日a 広島 5-0 村山(17-13) - - 遠井(8)山内(20) 広島市民 52-40-1
94 8月4日b 広島 6-9 - 渡辺(3-3) - 広島市民 52-41-1
95 8月5日a 広島 5-2 バッキー(20-5) - - 並木(10) 広島市民 53-41-1
96 8月5日b 広島 7-0 バーンサイド(4-7) - - 山内(21・22) 広島市民 54-41-1
97 8月8日 中日 8-2 村山(18-13) - - 中日 55-41-1
98 8月9日a 中日 3-1 バッキー(21-5) - - 山内(23) 中日 56-41-1
99 8月9日b 中日 5-1 石川(6-1) - - 中日 57-41-1
100 8月11日 大洋 8-1 村山(19-13) - - 川崎 58-41-1
101 8月12日 大洋 1-2 - バッキー(21-6) - 川崎 58-42-1
102 8月14日 巨人 0-4 - 本間(0-3) - 後楽園 58-43-1
103 8月15日 巨人 2-6 - 村山(19-14) - 吉田(8) 後楽園 58-44-1
104 8月16日a 巨人 5-2 バッキー(22-6) - - 後楽園 59-44-1
105 8月16日b 巨人 1-3 - 村山(19-15) - バッキー(2)山内(24) 後楽園 59-45-1
106 8月18日 国鉄 3-0 石川(7-1) - - 遠井(9) 東京 60-45-1
107 8月19日 国鉄 8-4 村山(20-15) - - 本屋敷(3・4) 東京 61-45-1
8月20日 国鉄 中止 東京
108 8月21日 国鉄 2-2 - - - 東京 61-45-2
109 8月22日 大洋 0-0 - - - 甲子園 61-45-3
110 8月23日a 大洋 3-3 - - - 甲子園 61-45-4
111 8月23日b 大洋 1-3 - 石川(7-2) - 並木(11) 甲子園 61-46-4
8月24日 大洋 中止 甲子園
112 8月26日a 国鉄 4-1 バッキー(23-6) - - 甲子園 62-46-4
113 8月26日b 国鉄 2-1 石川(8-2) - - 山内(25)富恵(1) 甲子園 63-46-4
114 8月27日a 国鉄 9-1 渡辺(4-3) - - 藤本(7) 甲子園 64-46-4
115 8月27日b 国鉄 3-0 本間(1-3) - - 甲子園 65-46-4
116 8月29日 中日 1-0 バッキー(24-6) - - 中日 66-46-4
117 8月30日a 中日 4-3 渡辺(5-3) - - 藤井(8)朝井(11) 中日 67-46-4
118 8月30日b 中日 6-2 若生(5-5) - - 中日 68-46-4
 
9月(12勝10敗0分 .545) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
119 9月1日 巨人 1-4 - 太田(0-3) - 三宅(3) 甲子園 68-47-4
9月2日 巨人 中止 甲子園
120 9月3日 巨人 0-1 - バッキー(24-7) - 甲子園 68-48-4
121 9月4日 巨人 1-0 太田(1-3) - - 甲子園 69-48-4
9月5日a 中日 中止 甲子園
9月5日b 中日 中止 甲子園
122 9月6日a 中日 2-6 - バッキー(24-8) - 甲子園 69-49-4
123 9月6日b 中日 0-5 - 若生(5-6) - 遠井(10)山内(26) 甲子園 69-50-4
124 9月8日 広島 3-1 村山(21-15) - - 山内(27) 甲子園 70-50-4
9月9日 広島 中止 甲子園
125 9月10日 広島 8-1 バッキー(25-8) - - バッキー(3)山内(28) 甲子園 71-50-4
126 9月11日 広島 1-6 - バーンサイド(4-8) - 山内(29) 広島市民 71-51-4
127 9月12日 広島 1-3 - 村山(21-16) - 広島市民 71-52-4
128 9月13日a 広島 1-5 - 石川(8-3) - 山内(30) 広島市民 71-53-4
129 9月13日b 広島 3-6 - 村山(21-17) - 遠井(11) 広島市民 71-54-4
130 9月15日 中日 0-4 - 村山(21-18) - 甲子園 71-55-4
131 9月16日a 中日 1-3 - バッキー(25-9) - 甲子園 71-56-4
132 9月16日b 中日 1-0 石川(9-3) - - 遠井(12) 甲子園 72-56-4
133 9月18日 巨人 3-1 バーンサイド(5-8) - - 後楽園 73-56-4
134 9月20日a 大洋 6-1 バッキー(26-9) - - 川崎 74-56-4
135 9月20日b 大洋 2-1 バッキー(27-9) - - 辻佳(4) 川崎 75-56-4
9月24日a 大洋 中止 甲子園
9月24日b 大洋 中止 甲子園
9月25日a 大洋 中止 甲子園
9月25日b 大洋 中止 甲子園
136 9月26日a 大洋 5-0 バッキー(28-9) - - 藤井(9) 甲子園 76-56-4
137 9月26日b 大洋 3-2 村山(22-18) - - 甲子園 77-56-4
138 9月29日 国鉄 7-2 バッキー(29-9) - - 甲子園 78-56-4
139 9月30日a 中日 12-3 石川(10-3) - - 山内(31) 甲子園 79-56-4
140 9月30日b 中日 4-1 渡辺(6-3) - - 甲子園 80-56-4

※日付の後の(a)はダブルヘッダー第1試合(b)はダブルヘッダー第2試合
※セーブ制度は1974年から

個人成績

投手成績

色付きは規定投球回数(140イニング)以上の選手

  • 太字はリーグ最高
  • 完封合計は継投も含む
選手






























はつ/ バッキー 46 24 4 29 9 .763 353.1 280 11 94 6 200 85 74 1.89
いし/ 石川緑 36 7 4 10 3 .769 149.1 127 14 26 8 81 51 48 2.90
むらや/ 村山実 46 17 5 22 18 .550 255.0 227 27 80 5 159 102 94 3.32
おお/ 太田紘一 29 0 0 1 3 .250 45.1 41 5 8 1 20 18 15 3.00
なか/ 中井悦雄 11 0 0 1 2 .333 31.2 36 5 8 0 15 17 13 3.66
はん/ バーンサイド 29 4 1 5 8 .385 118.0 92 12 41 2 47 46 44 3.36
ふる/ 古沢憲司 8 0 0 0 0 .000 17.0 7 0 4 1 9 1 1 0.53
ほん/ 本間勝 29 2 1 1 3 .250 84.2 65 7 19 0 38 27 24 2.54
まき/ 牧勝彦 13 0 0 0 1 .000 20.1 17 2 10 0 18 8 7 3.15
むらか/ 村上俊義 2 0 0 0 0 .000 1.0 0 0 1 1 1 0 0 0.00
もり/ 森光正吉 5 0 0 0 0 .000 6.0 5 0 4 0 3 5 5 7.50
わこ/ 若生智男 33 4 1 5 6 .455 99.2 76 13 26 5 43 39 35 3.15
わた/ 渡辺省三 34 2 0 6 3 .667 85.0 88 7 12 0 29 35 27 2.86
合計 60 17 80 56 .558 1266.1 1061 103 333 29 663 434 387 2.75

打撃成績

  • 色付き規定打席(434打席)以上の選手
  • 太字 はリーグ最高
選手







































よし/ 吉田義男 123 496 434 75 138 20 2 8 186 29 23 7 13 2 36 11 17 5 .318 .385
ふしい/ 藤井栄治 140 576 527 49 140 30 4 9 205 58 3 2 1 8 39 1 34 18 .266 .317
やまう/ 山内一弘 140 587 506 80 130 24 3 31 253 94 10 2 0 7 73 0 51 19 .257 .351
あさい/ 朝井茂治 126 424 391 35 95 15 2 11 147 45 8 8 4 2 23 4 43 13 .243 .292
なみ/ 並木輝男 122 444 395 38 91 12 1 11 138 48 17 5 5 3 34 7 39 11 .230 .303
もと/ 本屋敷錦吾 113 454 412 47 91 15 2 4 122 25 17 8 21 1 18 2 31 4 .221 .257
あさこ/ 浅越桂一 49 64 60 4 14 2 0 2 22 4 0 1 0 0 2 2 16 1 .233 .281
あん/ 安藤統夫 59 126 114 14 27 4 1 1 36 6 4 4 8 0 2 2 18 4 .237 .263
いした/ 石田博三 21 22 20 0 2 0 0 0 2 2 0 0 0 1 1 0 2 0 .100 .143
おた/ 織田光正 17 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 - -
かま/ 鎌田実 53 154 148 11 26 2 1 0 30 6 2 1 1 1 3 1 11 2 .176 .197
くし/ 久代義明 2 3 3 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 .333 .333
たき/ 滝川博己 16 12 12 0 2 0 0 0 2 1 3 0 0 0 0 0 3 0 .167 .167
いそき/ 辻恭彦 4 7 6 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 .167 .167
つしよ/ 辻佳紀 93 195 182 14 33 7 1 4 54 12 2 0 5 0 5 3 23 4 .181 .216
とお/ 遠井吾郎 117 404 372 45 105 17 0 12 158 41 0 1 4 0 27 1 65 10 .282 .333
かし/ 戸梶正夫 63 153 138 15 28 1 1 5 46 11 1 0 2 0 13 0 18 4 .203 .272
とみ/ 富恵一 24 32 32 2 6 1 0 1 10 2 0 0 0 0 0 0 5 0 .188 .188
なかし/ 中島広喜 4 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
ふく/ 福塚勝哉 41 54 52 1 11 1 0 0 12 3 0 1 1 1 0 0 6 1 .212 .212
ふしも/ 藤本勝巳 83 214 177 19 50 6 0 7 77 34 2 2 0 3 34 0 36 5 .282 .398
へる/ ベルトイア 20 62 57 3 10 3 0 1 16 2 0 2 0 0 3 2 4 4 .175 .242
みや/ 三宅秀史 35 72 65 11 12 2 0 3 23 12 1 1 1 1 5 0 8 5 .185 .243
むろ/ 室山皓之助 4 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2 0 .000 .250
やまお/ 山尾孝雄 19 23 20 2 3 0 0 0 3 0 0 1 0 0 2 1 7 1 .150 .261
やまも/ 山本哲也 38 19 18 0 3 0 0 0 3 0 0 1 0 0 1 0 2 1 .167 .211
よこ/ 横山光次 67 74 65 2 11 2 0 1 16 11 1 0 1 1 7 0 9 5 .169 .250
よこち/ 横地由松 2 7 6 0 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 .167 .286
わた/ 和田徹 9 14 12 1 4 0 1 0 6 0 0 0 0 0 1 1 6 0 .333 .429
いしか/ 石川緑 37 44 41 4 5 0 0 0 5 2 1 0 2 0 1 0 24 0 .122 .143
おお/ 太田紘一 31 7 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 6 0 .000 .143
なかい/ 中井悦雄 11 9 7 1 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 1 0 2 1 .143 .250
はつ/ バッキー 46 134 126 7 25 1 0 3 35 9 0 0 3 2 2 1 40 1 .198 .217
はん/ バーンサイド 29 34 31 3 3 2 0 0 5 1 0 0 3 0 0 0 4 0 .097 .097
ふる/ 古沢憲司 10 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000
ほん/ 本間勝 29 18 18 0 3 1 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .167 .167
まき/ 牧勝彦 13 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
むら/ 村山実 46 88 78 6 21 3 0 0 24 5 0 0 3 0 7 0 16 1 .269 .329
わこ/ 若生智男 34 26 22 2 5 2 0 0 7 1 0 0 2 0 2 0 8 0 .227 .292
わた/ 渡辺省三 35 19 18 1 3 1 0 0 4 2 0 0 0 0 1 0 4 1 .167 .211
合計 5080 4579 492 1101 174 19 114 1655 467 97 47 82 33 346 39 566 121 .240 .299

表彰

達成記録・出来事

  • 1月11日 - マイク・ソロムコ大毎若生智男の交換トレードが成立
  • 5月2日 - 山内一弘巨人6回戦(後楽園)の3回に宮田征典から本塁打を放ち、これで通算266本目の本塁打となり、青田昇の持つNPB通算最多本塁打の記録を更新
  • 5月3日 - 巨人7回戦(後楽園)で王貞治にNPB史上初の1試合4打席連続本塁打を打たれる
  • 5月10日 - 国鉄11回戦(甲子園)に勝利し、2リーグ制以降球団通算1000勝目を挙げる、史上6球団目(1000勝820敗35分)
  • 6月13日 - 村山実が国鉄12回戦(甲子園)で12回表にリリーフ登板し、その裏チームがサヨナラ勝ちしたため勝利投手となり、通算100勝を達成、史上37人目
  • 6月21日 - 並木輝男大洋15回戦(川崎)で高橋重行から本塁打を放ち球団通算1500号、史上4球団目
  • 6月30日 - 広島15回戦(広島市民)で2回裏に無死一・二塁、広島の打者阿南準郎がバントを試みるも小フライとなり、これを投手の石川緑がダイレクトで捕球したかワンバウンドで捕球したかを巡って審判団と広島・阪神ベンチの間で紛糾し、約2時間半後、審判団はノーゲームを宣告[29]。場内放送で試合中止が宣告された後、ファンが暴徒化して球場施設を破壊するなどして球場が使用不可となり翌日翌々日の同カードが中止となる
  • 8月9日 - 山内一弘中日17回戦(中日)に先発出場し、通算1500試合出場
  • 9月1日 - 三宅秀史が巨人25回戦(甲子園)で8回に高橋明から本塁打を放ち通算100本塁打、史上39人目
  • 9月30日 - 中日27回戦(甲子園)で12-3と勝利し、セ・リーグ優勝を決める
  • 10月10日 - 日本シリーズの第7戦(甲子園)で敗戦を喫し南海に3勝4敗で敗退する

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 1964年度日本シリーズ”. 日本野球機構. 2016年5月29日閲覧。
  2. ^ a b 年度別成績 1964年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2016年5月29日閲覧。
  3. ^ 『読売新聞』1964年3月22日付朝刊、14版、9面