波多野 豪(はたの ごう、1998年5月25日 - )は、東京都武蔵村山市出身[2]のプロサッカー選手。Jリーグ・FC東京所属。ポジションはゴールキーパー(GK)[2]。
土肥洋一に憧れてGKを志したが[3] 小学生時の所属チームではFWに配されていた。6歳の時に[4]2歳の頃から好きだった[2]というFC東京のスクールに参加しGKでプレー[5]。FC東京U-15むさしのセレクションでもGKを選択し、中学進学以降はGKに専念[5][4]。
トップチームの練習と学業との両立のため、高校2年生の時に第一学院高等学校に転校。[6]
同学年でFC東京U-15深川に所属していた廣末陸や山口瑠伊以上の高評価を得て[7] FC東京U-18に進み、2016年にはトップチームに2種登録され、J3リーグにも出場。同年7月の日本クラブユース選手権では、出場した5試合を無失点に抑えて優勝に貢献した[8]。
2017年、FC東京トップチームへ昇格[9][2]。3月12日、J3開幕戦のカターレ富山戦でプロとして初めて公式戦に出場した[10]。4月25日、ルヴァンカップ第3節のジュビロ磐田戦ではトップチーム初のベンチ入りをしたが、大久保択生が退場してしまったため、急遽初出場をした。
2020年8月10日、第9節のセレッソ大阪戦でJ1デビューを果たした[11]。その後は、当時レギュラーであった林彰洋とポジションを争う中、林が4失点を喫した横浜FM戦以降からレギュラーに定着。その後の林の負傷もあって、ACLでもゴールを守った。
2021年は児玉剛とポジションを争いながら、31試合に出場した。
2022年は降格したベガルタ仙台から元ポーランド代表ヤクブ・スウォビィクが加入。自身は第2GKに降格し、開幕戦もベンチスタートとなると、シーズン通しての出場は僅か1試合にとどまった。
2023年、出場機会を求めてV・ファーレン長崎へ期限付き移籍[12]。
2024シーズンより、FC東京へ復帰[13]。ポジションを争うライバルの野澤大志ブランドンがAFCアジアカップ2024出場のためにチームを離脱していたこともあり、野澤不在の間にピーター・クラモフスキー監督の信頼を勝ち取った波多野が開幕戦の先発に抜擢、2失点こそしたものの好守目立つプレーを見せた[14]。しかしその後はリーグ戦で二度退場するなど[15][16]、パフォーマンスが安定しなかったことから再び野澤にポジションを奪い返され、リーグ戦の出場は13試合にとどまった。