東佐野駅(ひがしさのえき)は、大阪府泉佐野市泉ケ丘一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R43。
阪和興業(阪和電気鉄道の投資子会社、現在の阪和興業とは無関係)が開発した泉ケ丘住宅地への最寄り駅として新設された[1]。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器のない棒線駅の構造であるが、踏切長時間鳴動対策のために駅前後の信号機が絶対信号機に変更されたため、停留所ではない。駅舎は和歌山方面行きホームの和歌山寄りにあり、反対側の天王寺方面行きホームへは跨線橋で連絡している。
関西空港駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅であるが、早朝と夜間は無人となる。
ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
構内にトイレは無く、駅前にバリアフリー対応の公衆トイレがある。
2023年(令和5年)度の一日平均乗車人員は1,012人である。阪和線の日根野駅以北では最少。
各年度の1日の平均乗車人員は以下の通りである。
駅前にはロータリーが設けられており、泉佐野コミュニティバスの北回りが発着する。
阪和興業によって大規模な宅地開発が行われ、泉ケ丘住宅地が造成された。駅から少し歩くと有力な代議士や会社経営者の大きな屋敷や邸宅が建ち並ぶ高級住宅街である。