和泉鳥取駅(いずみとっとりえき)は、大阪府阪南市和泉鳥取にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R49。
歴史
建設費全額分の利用債を地元が引き受けて建設された[1]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ盛土上の地上駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。有効長は6両編成分。駅ホーム全体がカーブ上にあるため、電車到着前には、足元注意を促す車掌の放送が行われる。
駅舎(改札口)は両側にあり、改札内での行き来はできない。東口は下り線(和歌山方面のりば)専用であり、上りホーム(天王寺方面のりば)へ行くことはできない。また、駅舎自体もホームより下層にあるため、どちらかのホームへ行く際にはエレベーターか階段を利用しなければならない。
和泉砂川駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅。西口(天王寺方面のりば)は有人であるが、東口(和歌山方面のりば)は無人である。ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
利用状況
「大阪府統計年鑑[8]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 |
1日平均 乗車人員
|
1997年 |
2,723
|
1998年 |
2,788
|
1999年 |
2,775
|
2000年 |
2,753
|
2001年 |
2,660
|
2002年 |
2,574
|
2003年 |
2,483
|
2004年 |
2,409
|
2005年 |
2,368
|
2006年 |
2,388
|
2007年 |
2,325
|
2008年 |
2,287
|
2009年 |
2,255
|
2010年 |
2,258
|
2011年 |
2,282
|
2012年 |
2,290
|
2013年 |
2,334
|
2014年 |
2,263
|
2015年 |
2,286
|
2016年 |
2,263
|
2017年 |
2,232
|
2018年 |
2,209
|
2019年 |
2,156
|
2020年 |
1,736
|
2021年 |
1,729
|
駅周辺
開業時は泉南郡東鳥取町大字山中で、鳥取は和泉国日根郡の郷名、さらには南海本線の鳥取ノ荘駅と同じく荘園名に由来する地域名である。山中は阪南市の前身となる阪南町が発足した際に、北部を和泉鳥取、南部を山中渓と、どちらも阪和線の駅名に因んだ大字に改称された。
バス路線
最寄り停留所は、和泉鳥取駅前(さつき号のみ)、和泉鳥取となる。以下の路線が乗り入れ、南海ウイングバスにより運行されている。
2010年(平成22年)6月に駅前広場が完成し、コミュニティバスの乗り入れが開始された。
- 和泉鳥取駅前
(駅前ロータリー内)
- 和泉鳥取
(大阪府道261号自然田鳥取線沿い、阪南IC西交差点付近、駅から西に約500m)
- 南海ウイングバス
- 阪南市コミュニティバス(さつき号)
- 緑ヶ丘・さつき台コース(和泉鳥取駅前停留所を経由しない便のみ)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
阪和線
- ■快速・■直通快速
- 通過
- ■紀州路快速(朝の下りの一部は通過)・■区間快速(平日のみ運転)・■普通
- 和泉砂川駅 (JR-R48) - 和泉鳥取駅 (JR-R49) - 山中渓駅 (JR-R50)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
和泉鳥取駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
阪和線(天王寺 - 和歌山 : 阪和線 ![R](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e5/JRW_kinki-R.svg/17px-JRW_kinki-R.svg.png) / 鳳 - 東羽衣 : 羽衣線) |
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