二条 満基(にじょう みつもと)は、室町時代中期の公卿・歌人。関白・二条師嗣の子。官位は従一位・関白、内大臣。二条家8代当主。
経歴
応永5年(1398年)、3代将軍・足利義満の偏諱を受け名を道忠(みちただ)から満基と改名した[1]。応永6年(1399年)4月に父が出家し隠退したため、家督を継いだ。
内大臣・関白・従一位と高位を歴任。応永15年(1408年)4月25日、元服する足利義嗣の加冠役を務めた(この時の官職は内大臣)。
応永17年(1410年)12月27日に薨去。享年28[1]。家督は弟・持基が養子となって継いだ。実子の義快は6代将軍・足利義教の猶子となった。
歌人でもあり、『新続古今和歌集』に和歌一首が収められている[1]。
官歴
※ 日付=旧暦
系譜
- 父:二条師嗣
- 母:不詳
- 妻:不詳
- 生母不明の子女
- 男子:義快 - 6代将軍・足利義教の猶子
- 男子:成淳
- 養子
脚注
参考文献
- 安田元久 編『鎌倉・室町人名事典』(コンパクト)新人物往来社、1990年。
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