安曇追分駅(あずみおいわけえき)は、長野県安曇野市穂高北穂高にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅である[1]。駅番号は「30」[2]。
市名は「あづみ」だが、駅名は「あずみ」と表記される(大町市の安曇沓掛駅も同様である)。
歴史
1915年(大正4年)の開業当初はアルプス追分駅と名乗っていたが、北アルプスの登山口と間違えて下車する人が多く[6]、また本来の登山口である有明地区からの要望もあって[7]1919年に安曇追分駅に改称した[8](「信濃追分」は既に信越本線の駅として軽井沢町に所在したため、地域名を冠して「安曇追分」となったが、改称は安曇追分の方が早かった)。
「追分」は千国街道の池田通りと松川通りの分岐点の意味であり[9]、両者は大町市の大町宿付近で合流する。
1926年(大正15年)からは池田鉄道が当駅に乗り入れていたが[4]、1938年(昭和13年)には池田鉄道が廃止となっている[5]。
年表
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅[1]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している[1]。木造駅舎を有する。
豊科駅管理の簡易委託駅で[1]、安曇野市に駅業務が委託されている。
ホームの東側にホーム跡がある。
かつては池田鉄道が発着していたが痕跡はほとんどない。
のりば
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改札口(2021年8月)
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構内踏切(2021年8月)
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ホーム(2021年8月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は259人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
- 一日平均乗車人員(単位:人/日)
駅周辺
駅の西側には農地が広がり、出入口は設けられていない。東側の出入口は小さな広場と面しており、そこから国道147号までの短い街路は、かつては商店や宿が建て込んでいたが、近年ではほとんどが住宅となっており、営業している商店は少ない。
バス路線
国道沿いにあり池田町営バスのあづみ病院、穂高駅方面への路線が発着する。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■大糸線
- 快速(上り1本のみ運転)
- 有明駅 (31) ← 安曇追分駅 (30) ← 信濃松川駅 (27)
- 普通
- 有明駅 (31) - 安曇追分駅 (30) - 細野駅 (29)
かつて存在した路線
- 池田鉄道
- 安曇追分駅 - 十日市駅
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
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外部リンク