信濃松川駅(しなのまつかわえき)は、長野県北安曇郡松川村字赤芝[注釈 1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅である[1]。駅番号は「27」[報道 1]。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している[4]。
駅舎は1915年(大正4年)開業以来のものを改装を重ねながら使用していたが、2019年(平成31年)2月23日に2代目駅舎の使用を開始した[報道 2]。新駅舎は、2010年に改装された時の外壁をそのまま利用しており、長野県産のヒノキを使用した木造平屋建て48.8平方メートルのもので、太陽光パネルを設置している[新聞 1][14]。
信濃大町駅管理の業務委託駅で[4]、ステーションビルMIDORIが駅業務を受託しており[3]、みどりの窓口が設置されているが、自動券売機は設置されていない[1]。夕方から朝までは無人となる。
のりば
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構内踏切(2021年8月)
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ホーム(2021年8月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は467人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
タクシーの待ち合いがある[要出典]。観光案内所がある[4]。
バス路線
その他、セピア安曇野前より松川村福祉バスが乗り入れている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■大糸線
- □快速(上り1本のみ運転)
- 安曇追分駅 (30) ← 信濃松川駅 (27) ← 信濃常盤駅 (25)
- ■普通
- 北細野駅 (28) - 信濃松川駅 (27) - 安曇沓掛駅 (26)
脚注
記事本文
注釈
- ^ 字の「赤芝」は通称の地名で、松川村は明治22年以後の合併を経験していないため、全域が大字なしの地域である。
出典
- ^ a b c d e f g h i 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、106頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e 『東筑摩郡松本市塩尻市誌 第三巻 現代下』 東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。
- ^ a b “駅業務委託|駅ビジネス事業|事業紹介|生鮮市場JCなど運営 株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、24頁。
- ^ “信濃松川駅”. 東日本旅客鉄道長野支社. 2015年9月13日閲覧。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、209頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 大町市史編纂委員会 『大町市史 第四巻 近代・現代』 大町市、1985年9月1日。
- ^ 大町市史編纂委員会 『大町市史 第五巻 民俗・観光』 大町市、1984年7月1日。
- ^ “日本国有鉄道公示第142号”. 官報. (1982年10月30日)
- ^ 長野鉄道管理局 編『写真でつづる長野鉄道管理局の歩み』長野鉄道管理局、1987年3月10日、480頁。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b “利用減 ダイヤ改正で廃止 大糸線あずさ6号に花束”. 大糸タイムス (大糸タイムス社). (2010年3月13日) (ウェブ版[1])
- ^ “ちひろ館風駅舎完成 記念セレモニーで祝う 信濃松川”. 大糸タイムス (大糸タイムス社). (2010年8月7日)
- ^ 岩垂利夫「JR大糸線 信濃松川駅の駅舎改築」『鉄道ピクトリアル』第959号、2019年5月、110頁。
- ^ a b “時刻表 信濃松川駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月19日閲覧。
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
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外部リンク