『2020 FNS歌謡祭』(2020 エフエヌエスかようさい)は、フジテレビ系列で2020年12月2日 18:30 - 23:28(JST)・12月9日 18:30 - 22:48(JST)に生放送された通算49回目の『FNS歌謡祭』である。
2020年11月12日放送の『VS嵐』で、本年の『FNS歌謡祭』の放送が発表された。総合司会は前年の『2019 FNS歌謡祭』に引き続き、嵐の相葉雅紀とフジテレビアナウンサーの永島優美が担当する[1][2][3][4][5][6][7][8]。
2015年 - 2019年に引き続き、6年連続で本年も当番組では2DAYS・2週連続[注 1]として2回に分けて生放送されることが番組ホームページで発表された。今回は、第2夜の開始時間も繰り上がって例年より30分早い18:30開始となったが、終了時間は40分早い22:48終了[注 2]となったため、第2夜は前年より10分短縮となった。第1夜は12月2日 18:30 - 23:28(JST)に、第2夜は12月9日 18:30 - 22:48(JST)に生放送された[注 3]。本年はそれぞれ4時間58分と4時間18分(2週合計9時間16分)の大長編となる。
1998年から前年まで(2015年以降は第1夜のみ)は会場はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」だったが、本年は新型コロナウイルスによる影響で出演アーティスト同士の3つの密を避ける配慮で、第1夜・第2夜共に会場をフジテレビ本社「FCGビル」に移して[注 4]、同年8月26日放送の『2020 FNS歌謡祭 夏』と同様に番組全体は生放送で大半のアーティストを事前収録での出演にして放送された。また、第1夜・第2夜共に会場は「FCGビル」だが、例年のように「飛天」のスタジオセットを使用した[要出典]。
12月2日(第1夜)の平均視聴率は第1部(18:30 - 19:00)が9.2%、第2部(19:00 - 23:00)が14.1%、第3部(23:00 - 23:28)が10.3%だった。また、瞬間最高視聴率は20:55・20:56(JST)、松任谷由実と嵐の共演で「春よ、来い」と「君のうた」を披露しているシーンで、16.7%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[9]。
12月9日(第2夜)の平均視聴率は第1部(18:30 - 19:00)が8.5%、第2部(19:00 - 22:48)が11.0%だった。また、瞬間最高視聴率は21:00(JST)、福山雅治が「Squall」を披露しているシーンで、12.7%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[10]。
トップバッターでは、当番組では乃木坂46が初めて担当して番組恒例の「クリスマスソングメドレー」の1曲目として「赤鼻のトナカイ」を披露した。大トリでは、下記のジャニーズメンバー4組14名(下記参照)が初めて担当してNEWSの「weeeek」を披露した。
第1夜のステージの最多出演者は松任谷由実であり、4曲に参加していた。
番組前半では、番組恒例であるクリスマスソングメドレーが出演アーティストのカバーで披露された。尚、番組のオープニング前に行われた。また、第1夜の放送当日がデビュー日でフジテレビ初歌唱となるNiziUがデビュー曲を披露した。さらに、共に今年デビュー20周年を迎えた水樹奈々と倖田來未がコラボレーションでそれぞれのヒット曲である「innocent starter」と「you」を披露した。そして、今年デビュー40周年を迎えた松田聖子が最新アルバムから2曲をFNS限定のスペシャルメドレーとして披露した。
番組中盤では、LA DIVAがマイケル・ジャクソンの3曲をカバーによるスペシャルメドレーとして披露された。また、特別コラボ企画として松任谷由実と嵐がコラボレーションでそれぞれのヒット曲である「春よ、来い」と「君のうた」を披露した。そして、改めて注目される中島みゆきの名曲特集として出演アーティスト同士のカバー・コラボレーションのスペシャルメドレーで披露された。
番組後半では、同局のバラエティ番組『出川・爆問田中・岡村のスモール3』から誕生したユニット・SMALL3が完成した番組テーマソングを楽曲制作した松任谷由実とのコラボレーションで披露した。また、ジャニーズコラボ企画としてKAT-TUN、King & Prince、SixTONESの3組によるコラボレーションメドレーを披露した。
KinKi Kidsの新曲「彗星の如く」はこれがテレビ初披露となった。
生出演したのは司会の相葉と永島アナ、出演アーティストのKAT-TUN、King & Prince、SixTONES、DA PUMP、乃木坂46、森高千里のみであり、それ以外の出演アーティストは全て事前収録での出演だった。
第1夜では、ジャニーズ事務所からはKinKi Kids、嵐、KAT-TUN、King & Prince、SixTONESの5組が出演した。
出演アーティストは全52組で、全60曲中19曲がコラボレーション(共演)で披露された。
第2夜では番組テーマが設けられており、「ラブソング」であった。
トップバッターでは、堂本剛FUNK同好会が当番組では初めて担当して前年の第2夜で楽曲制作して終盤に披露した番組オリジナルテーマソング『「しすてむ」』を披露した。大トリでは、嵐が当番組では初めて担当して3曲のスペシャルメドレーの最後の曲として自身のデビュー曲「A・RA・SHI」を披露した。
第2夜のステージの最多出演者はE-girlsであり、4曲に参加していた。
番組前半では、第1夜と同様に番組恒例のクリスマスソングメドレーをジャニーズ5組によるカバーで披露された。また、年内で解散を控えているE-girlsが4曲のFNSラストメドレーを披露した。さらに、同局のバラエティ番組『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』の司会者で同番組からのきっかけで佐藤二朗がナオト・インティライミとの歌唱のコラボレーションが実現した。
番組中盤では、番組恒例のミュージカル企画として翌年に公演を控えている『レ・ミゼラブル』のキャストメンバーとリモートによる視聴者との歌唱のコラボレーションを披露した。また、平手友梨奈が欅坂46を脱退後初のオリジナル楽曲を披露した[注 5]。
番組後半では、とんねるずの石橋貴明がソロで当番組初出演して1997年にバラエティ番組の企画で工藤静香と組んだユニット・Little Kissが一夜限りの復活して23年ぶりに「A.S.A.P.」を披露した。また、今年デビュー30周年を迎えた福山雅治がFNS限定のスペシャルメドレーを披露した。さらに、年内で活動休止を控えている嵐が3曲のFNSラストメドレーを披露した。
生出演したのは司会の相葉と永島アナ、出演アーティストの嵐、生田絵梨花、瑛人、A.B.C-Z、GACKT、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2、KENZO、Snow Man、Sexy Zone、ハラミちゃん、刀剣男士 team新撰組 with蜂須賀虎徹、平手友梨奈、森山直太朗、山崎育三郎のみであり、それ以外の出演アーティストは全て事前収録での出演だった。
第2夜では、ジャニーズ事務所からは堂本剛、嵐、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、Snow Manの7組が出演した。
出演アーティストは全47組で、全58曲中13曲がコラボレーション(共演)で披露された。
阿佐ヶ谷姉妹、石橋貴明[注 6]、ENHYPEN、大貫勇輔、King Gnu、櫻坂46[注 7]、佐藤浩市、佐藤二朗、JO1、菅田将暉、SixTONES[注 8]、Snow Man、SMALL3、SEVENTEEN[注 9]、田代万里生、DISH//、刀剣男士 team新撰組 with蜂須賀虎徹、NiziU、Novelbright、花總まり、ハラミちゃん、平手友梨奈[注 10]、宮本浩次[注 11]の23組のアーティストが『FNS歌謡祭』に初出演した。
第1夜・第2夜のどちらにも出演したアーティストは嵐、生田絵梨花[注 12]、工藤静香、KENZO[注 13]、白濱亜嵐[注 14]、関口メンディー[注 14]、堂本剛[注 15]、三浦大知、山崎育三郎、Little Glee Monsterの10組。
第1夜・第2夜合わせて、出演アーティストは94組・披露された楽曲は118曲・披露されたコラボレーション(共演)は32共演となった。
第1夜・第2夜合わせたステージの最多出演者は嵐であり、それぞれ計5曲[注 16]に参加していた。
小沢健二は1995年以来の25年ぶり、松田聖子は2000年以来の20年ぶり、中川翔子は2013年以来の7年ぶり、石橋貴明[注 17]・藤井尚之・Mr.Children・森山直太朗は2014年以来の6年ぶり、中島美嘉は2015年以来の5年ぶり、[Alexandros]・A.B.C-Z・GACKT・秦基博・松任谷由実は2016年以来の4年ぶり、柴咲コウ・德永英明・福山雅治は2017年以来の3年ぶりの『FNS歌謡祭』の出演となった。
第1夜に木梨憲武、第2夜に石橋貴明がそれぞれ出演して、とんねるずが2週連続で単独出演した。
第1夜・第2夜共に行われたクリスマスソングメドレーでは、山下達郎の「クリスマス・イブ」が第1夜・第2夜のどちらも、それぞれ異なるアーティストのカバーで披露された(下記参照)。
昨年に引き続き、King & Princeの岩橋玄樹がパニック障害で休養による活動休止中のため、出演を辞退した[注 18]。また体調不良による休養で活動休止中のSexy Zoneのマリウス葉も出演を辞退した[注 19]。さらに、BTSのSUGAと日向坂46の松田好花も諸々の事情による休養で活動休止中のため同じく出演を辞退した。
乃木坂46の堀未央奈[注 20]・松村沙友理[注 21]・大園桃子[注 22]・高山一実[注 23]、櫻坂46の守屋茜[注 24]・尾関梨香[注 25]、Little Glee Monsterの芹奈[注 26]、DA PUMPのDAICHI[注 27]、Kis-My-Ft2の北山宏光[注 28]、2023年10月8日に死去した谷村新司[11]、年内で活動休止を控えている嵐と年内で解散を控えているE-girls、2021年4月に解散したIZ*ONEも、最後の『FNS歌謡祭』の出演となった。
太文字は当年のNHK『第71回NHK紅白歌合戦』に出場。
※五十音順
音楽監督&Pf.:武部聡志/演奏:Dr. 村石雅行、Ba. 浜崎賢太、Key. 清水俊也、Gt. 鳥山雄司・遠山哲朗、MNP. 前田雄吾、Cho. 今井マサキ・加藤いづみ・佐々木詩織・田中雪子、Strings. 今野均ストリングス、Perc. 中北裕子
2012 - 2013 - 2014 - 2015 - 2016 - 2017 - 2018 - 2019 - 2020 - 2021 - 2022 - 2023 - 2024 - 2025
2016 - 2017 - 2022 - 2025(中止)
2021
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第67回NHK紅白歌合戦
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