1942年東京市会議員選挙

1942年東京市会議員選挙
1937年 ←
1942年6月15日
→ 東京市廃止

改選数 180
選挙制度 中選挙区制
選挙後の党派別勢力図

投票率 83.5% (増加 20.2%)
  第1党


 


政党 東京市翼賛市政確立協議会
獲得議席 130

選挙前市会議長

松永東

選出市会議長

中岡弥高
東京市翼賛市政確立協議会

1942年東京市会議員選挙(1942ねんとうきょうしかいぎいんせんきょ)は、東京市の議決機関である東京市会を構成する議員を全面改選するため、1942年6月15日に投票が行われた選挙である。

概要

第二次世界大戦下で実施された東京市会の総選挙となり、東京市翼賛市政確立協議会が定数180名に対して173名の候補所を推薦して翼賛市政確立が目指された[1]。棄権率は16.5%と好成績を示した[2]

基礎データ

  • 投票日:1942年6月15日
  • 議員定数:180名
  • 選挙区:35選挙区

選挙結果

  • 投票率:83.5%[2]
党派別当選者数[2]
党派 当選者数 新旧内訳
東京市翼賛市政確立協議会推薦 130 40 4 86
東京市翼賛市政確立協議会非推薦 50 32 4 14
合計 180 72 8 100

当選した議員

 東京市翼賛市政確立協議会推薦   非推薦 

麹町区 中岡弥高 三輪田元道
神田区 藤田茂一郎 桑原信助 中村高一 水戸部伴寿 島田為次郎 日本橋区 石島参郎 宮下学 前川万治郎 守随彦太郎 平尾東策
深沢豊太郎
京橋区 小松忠五郎 安部小治郎 篠原虎之輔 岡本格治 保田藤一 芝区 高橋義次 矢田直三 塩坂雄策 中塚栄次郎 畔高定行
柴崎輔 大塚肇 桑名邦雄
麻布区 友野直二 福島正守 羽生正 赤坂区 馬越旺輔 礒野八郎兵衛
四谷区 前田利乗 新原太十郎 案田八郎 牛込区 長谷川正道 菊池民一 島田辰太郎 中野四郎
小石川区 中山五雄 井上卓一 染谷盛一 宮川宗徳 四宮久吉 本郷区 早川三郎 友成四郎 安部利七 高崎高次郎 萩原利右衛門
下谷区 高木友三郎 小沢佐重喜 小野利三郎 石井栄次郎 天本治 浅草区 大久保重直 吉田真一郎 松崎権四郎 茂木太市 宮本正義
滝山清治 大沢常太郎 上條貢 大塚正章 二宮要也 関口竜
本所区 小椋善男 山田竹治 糟谷磯平 小野孝行 小森善七 深川区 本多市郎 名執安平 中西雄洞 太田信治郎 押本又三
井田友平 森兼道 中野勇治郎 伊藤薫 広瀬新平 菊池武治
品川区 西本啓 関山延 風間実 石山賢吉 石原永明 荏原区 鏑木小平次 石井良太郎 鏑木政五郎 斎藤卯吉
金子梅吉
目黒区 鏑木太郎 和泉勘次郎 安藤又五郎 喜多村実 須田明治
大森区 本位田祥男 平林浅次郎 松野喜内 小沼虎之助 岸本正雄 蒲田区 代田朝義 藤吉男 吉田直治 伊東啓二 柴田元喜
平林真之助 丹羽五郎
世田谷区 金原賢之助 匝瑳胤次 広川弘禅 東舜英 鈴木政治 渋谷区 丸山鶴吉 栗山力 関口弥三郎 田中正之助 斎藤清亮
岩本喜悦 柴田久一
淀橋区 佐藤栄志 堤倉次 石井絹治郎 野村専太郎 中野区 花村四郎 森俊成 石井泰一 窪寺伝吉
杉並区 内田秀五郎 藤井一彦 西野邦三郎 高橋徳三郎 服部寅雄
豊島区 平山泰 須藤喜三郎 足立銀次郎 林隼三 白石伝助 滝野川区 横瀬精一 北島真平 折本勝治
原定良 片桐勝昌
荒川区 天野頼義 山口久太郎 林連 中村徳太郎 田中国男 王子区 鈴木仙八 高木惣市 石井金一郎 富田直之 埴原小次郎
高野納康 遠山丙市 春日井秀雄 小柴惣九郎
板橋区 加藤隆太郎 三浦忠三郎 鈴木義顕 吉田知吉 瀬田醻一 足立区 新井京太 山田百政 小西幸助 鯨岡兵衛 鴨下栄吉
向島区 大沢梅次郎 山田七郎 有馬秀雄 伊藤一郎 城東区 冠木栄吉 竹内現四郎 磯部静男 榎本貞治郎
葛飾区 原田千代太郎 水野熊雄 安藤徳雄 江戸川区 島村一郎 中里民平 山口与八郎

脚注

  1. ^ 東京市政調査会「翼賛政治の確立と推薦選挙(座談会)
  2. ^ a b c 東京朝日新聞1942年6月18日付3面「面目新た踏出す"翼賛市会"推薦は七割五分」

参考文献

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!