1947年東京都議会議員選挙

1947年東京都議会議員選挙
東京都
1943年 ←
1947年4月30日
→ 1951年

公示日 1947年4月10日
改選数 120
選挙制度 中選挙区制
選挙後の党派別勢力図

投票率 63.28%
  第1党 第2党 第3党
 
政党 日本自由党 日本社会党 民主党
獲得議席 41 38 23

  第4党
 
政党 日本共産党
獲得議席 1

選挙前都議会議長

内田秀五郎

選出都議会議長

石原永明
日本自由党

1947年東京都議会議員選挙(1947ねんとうきょうとぎかいせんきょ)は、東京都議会である東京都議会を構成する東京都議会議員を全面改選するために行われた選挙で、第1回統一地方選挙の後半戦投票日である1947年(昭和22年)4月30日投票が行われた。

概要

選挙前はわずか2議席にすぎなかった社会党が38議席を獲得し、革新系の進出が目立つ結果となった。しかし、ほぼすべての選挙区で候補者を擁立した共産党は1議席の獲得にとどまる結果となった[1]

基礎データ

  • 告示日:1947年4月10日
  • 投票日:1947年4月30日
  • 議員定数:120名
  • 選挙区:28選挙区

選挙結果

  • 投票率:63.28%[2]
党派別当選者数
党派 議席数
日本自由党 41
日本社会党 38
民主党 23
日本共産党 1
国民協同党 0
  諸派 2
  無所属 15
合計 120

出典:朝日新聞1947年5月2日付4面「都議会議員当選者」

当選した議員

 日本自由党   日本社会党   民主党   日本共産党   無所属 

千代田区 亀山訫一 遠山景光 中央区 篠原虎之助 守本又雄 竹内岩吉
港区 中塚栄次郎 木下與市 中西敏二 山田孝雄 新宿区 野村專太郎 佐藤栄志 中島喜三郎
文京区 友成四郎 四宮久吉 斉田栄三郎 台東区 小野利三郎 上條貢 天本治 諏訪正次郎
墨田区 大沢梅次郎 中沢茂 糟谷磯平 江東区 渡辺文政 山屋八万雄
品川区 大塚実 西本啓 石原永明 伊藤喜一 鏡省三 目黒区 高梨二男 島崎七郎 宇田川定豊 山田三樹
大田区 川端文夫 醍醐安之助 中田小春 田中宗正 安藤章一郎 世田谷区 本島百合子 石川右三郎 町田廣吉 桑山和一郎 高橋清次
長久保定雄 吉田直治 菊池慣 松浦光城 岩田英一 佐野保房 久保山圭次朗
渋谷区 北田一郎 斉藤清亮 中西千代次 中野区 窪寺伝吉 上山輝一 浅尾忠義 野口孝一
杉並区 出口林次郎 大門義雄 橋本健太郎 大森一雄 茂木竹治 豊島区 片桐勝昌 岸寛司 袴田円助
野間政文 山崎芳次郎
北区 北島義彦 市原次郎 横瀬精一 高木惣市 岡田助雄 荒川区 白石盛一 山口久太郎 佐々木恒司
板橋区 秋葉保 内田定五郎 鈴木義顯 三浦忠三郎 大村仁道 足立区 新井京太 鴨下栄吉 加藤千太郎 平田源七 田口正義
板橋英雄 神山廉作 山田百政
葛飾区 水戸三郎 水越玄郷 川口清治郎 長瀬健太郎 松見博正 江戸川区 加藤好雄 山口與八郎 野口辰五郎 大日向蔦次 内田雄三
八王子市 青木保三 小山省二 立川市 並木源太郎
北多摩郡 森田茂作 中島与吉 鈴木平七 小泉武雄 齋藤由五郎 南多摩郡 井草市郎 横田秀隆 川端下一二三 村野廉一
本多嘉一郎 山口久吉 内田佐久郎 下田清春 川村達三
西多摩郡 木崎茂男 高取寛一郎 宇津木啓太郎 中村正 島部 菊池民一

脚注

  1. ^ 朝日新聞1947年5月3日付1面「根強い保守陣営:地方選挙を顧みて」
  2. ^ 都議会議員選挙投票率 - 東京都選挙管理委員会

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