桑折町(こおりまち)は、福島県中通り北部に位置し、伊達郡に属する町。
福島都市圏を構成する自治体のひとつ。
概要
江戸時代以前は奥州街道と羽州街道が交わる要所として栄え、明治以降は県都福島市の衛星都市として親密な関係を築いている町である。
果物の生産が盛んな点が特徴で、質が高いことで知られている桃の一大産地福島県の中でも特に高品質な桃を提供することで知られている町で、20年以上連続で皇室・宮家への献上桃として指定を受けている。そのことから桑折は「献上桃の郷」と呼称している。リンゴの品種である「王林」発祥の地でありリンゴの生産も盛んである。
隣接する福島市および桑折町を含む伊達エリアとの合併構想が幾度となく議論されている。
地理
町の北西の半分が山地および丘陵地で、東半分と南部が阿武隈川沿いの福島盆地にある。町の北西には半田山があり、周辺を水源とするいくつかの河川が、町の南東部を流れる阿武隈川にむかって流れる。
人口
桑折町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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14,723人
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1975年(昭和50年)
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14,818人
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1980年(昭和55年)
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14,901人
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1985年(昭和60年)
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14,918人
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1990年(平成2年)
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14,692人
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1995年(平成7年)
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14,221人
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2000年(平成12年)
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13,700人
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2005年(平成17年)
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13,411人
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2010年(平成22年)
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12,853人
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2015年(平成27年)
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12,271人
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2020年(令和2年)
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11,459人
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総務省統計局 国勢調査より
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歴史
歴史に登場するのは奈良時代からという[1]。郡司が政務を執る郡衙が在るため郡(こおり)と呼ばれ、それが桑折となったのは養蚕が盛んなためとも。
行政
観光
提携都市
郵便
教育
高等学校
- 私立
中学校
- 市立
小学校
- 市立
- 桑折町立醸芳小学校
- 桑折町立睦合小学校
- 桑折町立半田醸芳小学校
- 桑折町立伊達崎小学校
交通
国道4号、東北本線など、主要な幹線が南北に伸びているので交通の便は良い。
江戸時代には羽州街道が奥州街道から分岐する追分で、江戸と出羽国を行き来するには桑折宿を経由するのが普通だった。しかし明治時代になると白石や米沢を回る道のほうが重視されるようになった。現在羽州街道にほぼ相当する国道13号は、奥州街道に相当する国道4号から福島市内で分岐し米沢市へと西進しているため、当町を経由していない。
鉄道
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
バス
道路
東北自動車道と東北中央自動車道(相馬福島道路)が通過するが町内にICはない。最寄りのICは隣接する国見町の国見ICおよび伊達市の伊達桑折ICである。
- 国道
- 福島県道
経済
企業
著名人
出身者
関連項目
脚注
外部リンク
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