鏡石町(かがみいしまち)は、福島県中通りに位置し、岩瀬郡に属する町。
地理
福島県の中通り南部に位置し、西に釈迦堂川、東に阿武隈川が流れ、標高280m台の平坦な台地にある。年間平均気温は12℃前後で比較的温暖であり、降水量は年間約1,170mmで寡降水量地域に属する。
隣接している自治体
東日本大震災
2011年3月に発生した東日本大震災において、鏡石町では震度6強を観測した。 この地震で鏡石町内の家屋の全半壊戸数は1000戸であり、総戸数に対する割合は23%であった。これは、同震災において津波被災のない内陸部の市町村では矢吹町に次ぐ損壊率であった。
この鏡石町を含め、矢吹町・須賀川市・泉崎村・郡山市にかけて家屋の全半壊率が高かったことについて、郡山湖成層に理由を求める論文が発表された[1]。
また、同時に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の流出と土壌および河川の汚染は鏡石町内の土地にも及んでいる[2][3][4]。
歴史
年表
変遷表
鏡石町町域の変遷表(※細かい境界の変遷は省略)
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1868年 以前
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明治元年 - 明治22年
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明治22年 4月1日
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明治22年 - 昭和64年
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平成元年 - 現在
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現在
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鏡石村
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明治9年 鏡石村
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鏡石村
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昭和37年8月1日 町制
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鏡石町
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鏡石町
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高久井村
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仁井田村
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久来石村
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笠石新田村
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明治6年 笠石村
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森宿村
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細谷村
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行方野村
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成田村
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人口
鏡石町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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9,278人
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1975年(昭和50年)
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10,721人
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1980年(昭和55年)
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11,437人
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1985年(昭和60年)
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11,883人
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1990年(平成2年)
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12,130人
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1995年(平成7年)
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12,378人
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2000年(平成12年)
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12,743人
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2005年(平成17年)
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12,746人
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2010年(平成22年)
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12,815人
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2015年(平成27年)
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12,486人
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2020年(令和2年)
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12,318人
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総務省統計局 国勢調査より
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産業
主な製造工場
地域
教育
交通
鉄道
路線バス
道路
史跡・観光スポット
公園・スポーツ施設
- 鳥見山公園 - 陸上競技場、屋内プール「すいすい」、コンビネーション遊具
- ふれあいの森公園 - 人工芝滑り台、コンビネーション遊具、アスレチック遊具
祭事・催事
- あやめフェスティバル
- 国際化オランダ祭り
- 牧場の朝YOSAKOI祭り
- 仁井田八幡神社祭礼花火大会
鏡石町出身の著名人
主な商業施設
脚注
外部リンク
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