新栄野駅(しんさかえのえき)は、かつて北海道紋別郡遠軽町栄野に所在した北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。
歴史
地元住民の要望により仮乗降場として誕生した経緯から、廃止に至るまで普通列車でも一部が通過扱いで、末期の時点では下り(遠軽方面)1本、上り(白滝方面)3本(うち1本は旭川行き)しか停車しなかった。利用者僅少に伴い2006年(平成18年)3月18日に廃駅となった。
年表
駅名の由来
もともと同地の自治会名は開業当時「野上」と呼ばれていたが、翌1947年(昭和22年)で「野上」を「野上」と「新野上」に分離し、その後「栄野」となった[8]。このため乗降場名も改称されたとされている[3]。
廃止時の駅構造
板張りの単式ホーム1面1線をもつ地上駅だった。駅舎はなく、荒れた待合室のみがある無人駅で、いわゆる秘境駅の1つに数えられていた。
駅周辺
山と川に挟まれている土地で、農家が点在するのみだった。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 石北本線(廃止時点)
- 瀬戸瀬駅 - 新栄野駅 - 遠軽駅
脚注
関連項目