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「上越駅」はこの項目へ転送されています。計画時の仮称が上越駅(じょうえつえき)であった北陸新幹線の駅については「上越妙高駅」をご覧ください。 |
上越信号場(かみこししんごうじょう)は、北海道上川郡上川町字上越にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の信号場である。電報略号はミコ。事務管理コードは▲122511[2]。石北本線の最高地点(石北トンネル内、644m[3])に近い標高634 m に位置し[4][5]、現存する北海道内の停車場では最も高い所にある[6]。
歴史
当初は駅として設置され、現在は信号場として運用される。
信号場名の由来
「中越」よりも峠の頂上に近い上流側に位置するため、「上越」と名付けられた[12][13]。
字名としては1938年(昭和13年)の字名改正まで、中越と神越は「茅刈別(ちかるべつ)」に包摂されていたが、この改正で「中越」と「上越」に分割し現在に至っている[14]。
構造
2線あり列車交換が可能。2線とも両方向に出発信号機があり、同方向に向かう列車同士の追い抜きも可能な構造である。網走方に側線が1本あり、分岐器はスノーシェルターで覆われている。
利用状況
夏は浮島峠への行楽や山菜採り、冬季はチトカニウシ山のスキー場(当信号場からおよそ6km[13])へのスキー登山客に用いられ、特にチトカニウシ山へのスキー列車は旭川鉄道管理局の年中行事のひとつに数えられた[11]。
旅客営業当時の乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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1965年(昭和40年)
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(2,179.0)
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(6.0)
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[11]
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年間乗降客数:4,358 地区人口68人[9]。
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1966年(昭和41年)
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(2,794.0)
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(7.7)
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年間乗降客数:5,588
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1967年(昭和42年)
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(2,540.0)
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(6.9)
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年間乗降客数:5,080
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1968年(昭和43年)
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(3,300.0)
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(9.0)
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年間乗降客数:6,600
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1969年(昭和44年)
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(2,177.0)
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(6.0)
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年間乗降客数:4,354
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1970年(昭和45年)
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(824.0)
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(2.3)
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年間乗降客数:1,648 地区人口26人[9]。
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1971年(昭和46年)
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(564.0)
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(1.5)
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年間乗降客数:1,128
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1972年(昭和47年)
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(616.0)
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(1.7)
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年間乗降客数:1,232
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1973年(昭和48年)
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(149.0)
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(0.4)
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年間乗降客数:298
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1974年(昭和49年)
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(161.0)
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(0.4)
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年間乗降客数:322
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1975年(昭和50年)
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(21.0)
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(0.1)
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年間乗降客数:42 同年旅客営業終了。地区人口0人[9]。
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周辺
峠の上川側の途中である。留辺志部川と山に挟まれている。道路と川と森林のみである。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石北本線
- 上川駅 (A43) - (中越信号場) - (上越信号場) - (奥白滝信号場) - 白滝駅 (A45)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
上越信号場に関連するカテゴリがあります。