北日ノ出駅(きたひのでえき)は、北海道旭川市東旭川町日ノ出にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅(廃駅)である。駅番号はA33。
2020年3月14日改正時点では、普通列車のうち、下り4本、上り6本(うち1本は休日運休)が停車していた[1]。
歴史
駅名の由来
所在地「日ノ出」の北部にあるため[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ブロック建ての待合室があった。かつて待合所・駅名標には「北日の出」と書かれていたが、2006年6月、「北日ノ出」に書き換えられた。なおこれはひらがなの「の」の一部を切り取っただけのものである。その後駅名標は新品のものに交換された。便所は設置されていなかった。旭川駅管理の無人駅だった。自動券売機の設置はなかった。
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駅名看板書き換え前の駅舎(2004年7月)
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ホーム(2018年4月)
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駅名標(2018年4月)
利用状況
廃止直前までの乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
近くに旭川工業団地がある。旭川市旭山動物園に徒歩約25分と最も近い駅であったが、停車本数が少なくバスなどの公共交通機関もないため最寄駅としてのアクセス機能は果たしていなかった。旭川駅からのバス利用が一般的。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石北本線(廃止時点)
- 東旭川駅 (A32) - 北日ノ出駅 (A33) - 桜岡駅 (A34)
脚注
出典
- ^ 『北海道時刻表』第61巻第3号(通巻723号)、交通新聞社、2020年2月25日、pp.129-131。
- ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 110. ISBN 4-89391-549-5
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
JR北海道
新聞記事
関連項目
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外部リンク