半田 悦子(はんだ えつこ、1965年5月10日 - )は、静岡県清水市(現在の静岡市清水区)出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時のポジションはフォワード[2]。
経歴
清水市立入江小学校の3年(1974年)からサッカーを始める[2]。1980年に清水第八SCに入団して、チームの一員として全日本選手権7連覇を果たし、1982年の第3回全日本女子サッカー選手権大会では最優秀選手に選ばれた。
1989年に清水第八SCの選手らによって発足した鈴与清水FCラブリーレディース(1989年は清水FCレディース)へ移籍して日本女子サッカーリーグ(L・リーグ)に参加した。1991年には静岡県体育協会から優秀選手章を木岡二葉らとともに受賞し、第8回(1996年)まで131試合出場70ゴールを記録した。
日本女子代表は1981年に初選出された[2]。1989 AFC女子選手権のインドネシア戦(6月13日)で初得点をあげて1-0とし、同時に日本女子代表の初勝利へ貢献。その後、アジア競技大会(1990年、1994年)、FIFA女子世界選手権大会(1991年、1995年)、アトランタオリンピック(1996年)などに出場し、75試合出場19得点を挙げた。
1997年に現役を引退。調理師免許を取得してレストランで働きながらサッカーの指導者として経験を積み[2]、2002年よりNPO法人御殿場トレーニングセンターでサッカースクールコーチを務めた[3]。
2004年度公認A級コーチを取得し[4]、常葉学園橘中学校に新設した女子サッカー部監督に就任した[3]。2011年より常葉学園橘高校女子サッカー部の監督に就任。また、同年にJFA 公認S級コーチライセンスを取得[4][2]。女性では2007年に取得した本田美登里に次いで2人目[5]。
2021年、ちふれASエルフェン埼玉の監督に就任した[6]。2022年6月2日、2021-22シーズン限りで退任することが発表された[7]。
清水市(現静岡市清水区)出身の漫画家さくらももこ及び、彼女の親友の穂波たまえとは高校(静岡県立清水西高等学校)の同級生で、たまえに関しては、2000年代以降も交流がある[8]。
個人成績
タイトル
クラブ
個人
- 日本女子サッカーリーグ最優秀選手 (1989)
- 日本女子サッカーリーグ最多アシスト (1989)
- 日本女子サッカーリーグベストイレブン (1989、1990、1993、1994)
- バレンタインサッカーフェスティバル
- JLSL東西対抗戦 (1993、1994)
- L・リーグ東西対抗戦 (1995)
- L・リーグオールスター戦 (1996)
代表歴
試合数
- 出典: なでしこジャパン(日本女子代表)試合別出場記録[9]
ゴール
指導歴
- 1998年 - 2002年
清水FC女子 コーチ
- 2002年 - 2004年
NPO御殿場トレーニングセンター スクールコーチ
- 2004年 - 2011年
常葉学園橘中学校女子サッカー部 監督
- 2011年 - 2020年
常葉大学附属橘高校女子サッカー部 監督
- 2021年 - 2022年
ちふれASエルフェン埼玉 監督
脚注
外部リンク
受賞歴 |
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