『カラフル!〜世界の子どもたち〜』は、2009年4月2日からNHK教育テレビジョン→NHK Eテレで放送されている国際共同制作による15分間のドキュメンタリー番組。字幕放送、及び視覚障害者向けに副音声による解説放送を実施する。NHK教育テレビ50周年記念番組である。
「子どもが自分の言葉で語るドキュメンタリー」と題する通り、さまざまな子どもの生活や日常の中で感じる悩みを子ども自身の一人語りでドキュメントする[1]。
前述の通り、国際共同制作ということもあり日本を含む世界各地の10歳前後の子供を題材としており、視聴対象も同世代の子供を含む幅広い年齢層を想定している。海外制作の場合には日本語による吹き替えを行っているが、その場合であっても大人の声優ではなく、NHK東京児童劇団に所属している小学生や中学生が吹き替えを担当している。また、日本国内の子どもたちを題材とする場合、制作担当が東京制作(青少年・教育番組部)の場合と各地域のNHK放送局の場合がある。
2010年1月28日放送(初回放送)の「メーレ~小さな彫刻家~」(原題は「小さな彫刻家」)はオランダのキリスト教放送(KRO)(オランダ語版)の制作で、第36回日本賞のコンテンツ部門・児童向けカテゴリー最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞した[2][3]。
本番組は『みんな生きている』の後番組という形で学校放送番組としても放送されている。ただし、2009年度~2011年度に関しては本放送が学校放送枠では無い木曜日夜や土曜日朝で放送された関係上、一部の作品は学校放送番組として放送されないことがあった。なお、2012年度以降の本放送は学校放送枠での放送となっている。
2010年度までは小学3~6年生が対象で、教科は総合学習と道徳であったが、2011年度から対象が小学2~6年生に変更された。さらに、2012年度以降は教科は特別活動、総合学習、道徳に変更となった[4]。
いずれも日本時間。
2013年度以降は再放送も含めて放映している[5]。
本番組のスペシャル版として『カラフル!スペシャル』をこれまで何度か放送した。
過去にレギュラー放送した回のその後を追ったものや長期取材したものを放送。また、「ヒミツのこども地図」では実際に子どもたちが描いた地図を公式サイトにて紹介したほか、スペシャル版で実際に地図を描いた子どもたちの思いをドキュメントとインタビューで綴った。
特記が無いものは全てNHK教育→NHK Eテレでの放送。
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