『学ぼうBOSAI』(まなぼうボウサイ)は、NHK Eテレで2013年4月10日から2025年3月29日まで断続的に放送された、防災をテーマとした学校放送番組。
2011年の東日本大震災をきっかけに展開している大型キャンペーン企画・「NHK東日本大震災プロジェクト」協賛番組である。この番組では、子供も大人も心を動かし、深く考える番組として、プレゼンターや専門家が最新の知見や現場での取り組み、学校でのワークショップの様子を伝えるものである[1][2]。
本番組のベースとなった番組は2つある。1つは、2012年度に学校放送の特集企画として放送した『シンサイミライ学校』[注 1]であり、もう1つは同じ2012年度から定時放送としてスタートした「現場に出かけて現場で学ぶ」総合学習番組で主要テーマの1つが防災教育である『げんばるマン』である。
日本南海トラフを震源とする巨大地震の発生が懸念されていることもあり、NHKは2013年度の学校放送番組の編成見直しにあたり、岩手県釜石市における“釜石の奇跡”の実例を踏まえ、内容を拡充して子どもたちにも自分たちでいのちを守る力を身に着けてもらおうと、防災教育番組の定時化を実施することとしたのである。
この番組から慶応大学生が振付を考案した「じしんだんごむし体操」が生まれた[3]。これは地震が発生したら身を守るためにダンゴムシのように丸くなった方がいいという主旨の歌と体操である[3]。楽曲自体はMBSテレビの番組『お天気のお知らせ』で使用されていた楽曲「じゃがポテ仮面のじしんだんごむし」が元となっている[4][注 2]。
2017年度を最後に新作の放送が無くなり、地上波での放送も2021年度を最後に一旦終了したが、「NHK for School」公式サイトでのアーカイブ配信は、「シンサイミライ学校」のシリーズを除いてその後も続けられた。また、地上波での防災教育番組の放送は1年半のブランクを挟み、2023年度からは『キミも防災サバイバー!』に引き継がれた。2024年度のみ「学び直し・シニアゾーン」の一環として本番組が地上波で再放送されたが、同年度の終了を以って公式サイトでのアーカイブ配信も終了し、名実ともに番組は終了した。
どちらも日本時間 。
「地震に備えよう!」や、「災害に備えよう!」という内容と題して、これまでの災害の映像と共に振り返る。
制作協力・制作著作クレジットは下記のシリーズ企画により少し異なる。
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