石森 達幸(いしもり たっこう、本名および旧芸名の読みはいしもり たつゆき[10][1]、1932年1月11日[9][11][12] - 2013年6月5日[2][3][13][14])は、日本の声優、俳優、ナレーター。アーツビジョン所属[7]。長崎県西彼杵郡高島町(現長崎市)端島出身[5]。
来歴
長崎県西彼杵郡高島町(現長崎市)端島で生まれ育ち[5]、幼少期は2号棟に住んでいた。
戦時中は長崎市の高校に寮生活をしながら通っていたが、長崎市での原爆時は端島に帰郷していた。終戦後は端島を離れた[5]。
14歳の時に役者の世界に入る[16]。キャリアは60年以上と長い[16]。長崎の高校を卒業後、役者を目指して上京[5]。
日本大学卒業[9]。テアトル・エコーの創設メンバーの1人[7]。1956年、文学座アトリエ劇団草の会入団[10]。劇団統合により俳優座アトリエ劇団同人会所属[10]。1961年に退団後は東京俳優生活協同組合に所属[10]。その後、演協プロ[17]、太陽プロモーションを経て、最後はアーツビジョンに所属していた[7]。
2012年末まで活動し、晩年は普通に生活していたが、2013年6月5日、心不全のため死去[2][3][13][14]。81歳没。
人物・特色
声種はバリトン[17]。方言は長崎弁[7]。
ラジオ時代から声優として活動[18]。
張りのある豊かな声の芝居が魅力的[19]。味のある老人役を演じ[20]、「言論のじじい」の愛称で親しまれていた[4]。
『巨人の星』と『侍ジャイアンツ』の両方の作品では、王貞治役を演じた[12][21]。
『廃墟賛歌 軍艦島オデッセイ -廿世紀未来島を歩く-』ではみずからが軍艦島出身であることを前面に押し出し、声の出演に留まるものの、当時は高島町立端島小学校・中学校時代は勉強しないで部活ばかりしており、県大会に出場したこと、遊廓があったことや、石森が働いていた炭鉱で事故が起こり鉱夫が亡くなったこと、閉鎖から本土に渡った経緯など自身で多くを語った[5]。
大塚芳忠ら後輩からは恐れられつつも慕われていた[要出典]。
趣味・特技は読書[22]、映画鑑賞[7]。資格は普通自動車免許[23]。
代役・後任
石森の病気療養中や死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
出演
テレビアニメ
- 1965年
-
- 1968年
-
- 1969年
-
- 1970年
-
- 1972年
-
- 1973年
-
- 1974年
-
- 1975年
-
- 1976年
-
- 1977年
-
- 1978年
-
- 1980年
-
- 1981年
-
- 1982年
-
- 1983年
-
- 1984年
-
- 1985年
-
- 1986年
-
- 1987年
-
- 1988年
-
- 1989年
-
- 1990年
-
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1993年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- 1998年
-
- 1999年
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- 2000年
-
- 2001年
-
- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
-
- 2005年
-
- 2006年
-
- 2007年
-
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2010年
-
- 2011年
-
劇場アニメ
- 1981年
-
- 1982年
-
- 1988年
-
- 1992年
-
- 1995年
-
- 1997年
-
- 1998年
-
- 2000年
-
- 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 特別版(ゴップ提督)
- 2001年
-
- 2002年
-
- 2007年
-
- 2009年
-
- 2012年
-
OVA
- 1986年
-
- 1988年
-
- 1989年
-
- 1990年
-
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1993年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
- 1997年
-
- 1998年
-
- 1999年
-
- 2000年
-
- 2001年
-
- 2002年
-
- 戦闘妖精雪風(南雲)
- とっとこハム太郎 ハムちゃんずの宝さがし大作戦 〜はむはー! すてきな海のなつやすみ〜(長老ハム)
- 2004年
-
- とっとこハム太郎 ハムちゃんずのめざせ! ハムハム金メダル 〜はしれ! はしれ! だいさくせん!〜(長老ハム)
- 2007年
-
- 2008年
-
- 2010年
-
ゲーム
- 1993年
-
- ソードマスター(デザフィート、ファーン・イグラッド、ザブラ・ムバ、老竜ビストルス)
- 1994年
-
- 1995年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- 1998年
-
- 2000年
-
- 2001年
-
- 2002年
-
- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
-
- 2008年
-
- 2010年
-
- 2011年
-
- 2012年
-
- 2019年
-
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ナレーション
ボイスオーバー
プラネタリウム
- あすたむらんど徳島「羊の宇宙」(アルベルト)
- ピーターパンvsフック船長 〜星空の対決〜(酋長)
その他コンテンツ
脚注
シリーズ一覧
- ^ 第1期(2005年)[33]、第2期『2nd Quarter』(2007年)[34]
- ^ 『F』(2000年)、『F.I.F』(2001年)
出典
外部リンク