『恐竜家族』(きょうりゅうかぞく、Dinosaurs)は、アメリカ合衆国のテレビドラマ。1991年4月26日から1994年7月20日までABCにて放送された。日本では1995年4月8日から1996年7月6日までNHK教育にて放送された。全5シーズン、65話。放送終了後の1996年7月27日[1]から2000年7月20日[2]までは同局での再放送が断続的に続いていたが、2003年11月19日からはディズニーチャンネルでも再放送された。
舞台は、恐竜全盛期(6000万年前)のパンゲア大陸。このドラマでの恐竜は現在の人間と変わらない生活を送っていた。ストーリーは一話完結型で、毎回シンクレア一家が様々な問題に立ち向かっていくホームコメディ。 「役者」は人間大に作られたマペット人形たちだが、そのリアルな動きや表情がきわめて人間臭い演技をすることで、リアリティのある「ドラマ」に仕上がっている。
就学後や連休の児童向けドラマではあるが、反戦運動、環境問題、ドラッグ、セクハラ、人種差別、格差社会、職業差別、男女共同参画社会、企業のモラルハザードなど、児童には理解しにくい面がある。また大抵のエピソードではマスメディアの問題が提起されている。テレビの報道により簡単に影響されてしまう、愚かな大衆がたびたび見受けられるのが本ドラマの特徴でもある。シーズン1の第3話は、長女・シャーリーンの飲酒シーンがあるため日本では未放送である(未成年の飲酒シーンが日本の放送コードで禁止されているため)。
とはいえ、最終シーズン最終回[3]以外は毎回コメディらしいハッピーエンドで終わる構成で、子供にも安心して見せられる番組になっている。
これまでのエピソードを選んで2話ずつ収録したVHSをブエナ ビスタ ジャパン(現在のウォルト・ディズニー・ジャパン)から1巻ずつ発売、レーザーディスクも1994年11月25日にパイオニアLDC(現NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)から『ホリデイ・スペシャル』のみ発売。
2020年12月、アメリカのDisney+で2021年1月29日より配信されると発表された[27]。日本語音声は一部の回を除いて追加されているが、配信されるかは不明。
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