RCAレコード(RCA Records, Inc.)は、ソニー・ミュージックエンタテインメント米国法人の社内レコードレーベルの一つ。前身はビクタートーキングマシン。
概要
1930年代から1960年代まで、コロムビア・レコードと並んでアメリカの二大レコード会社のひとつであった。45回転のEP盤を初めて実用化した会社として知られる。
本社はニューヨークだが、ナッシュビルにおいてカントリー・ミュージックの録音を盛んに行い、カントリーの隆盛に貢献した。同地のカントリーのことを俗に“RCAカントリー”と呼ぶこともある。また、1950年代にはエルヴィス・プレスリーとハリー・ベラフォンテという二大スターを擁し、ロックとカリプソを制した。
旧BMGの傘下で、現在はソニー・ミュージックエンタテインメント米国法人の事業部門である。
沿革
主なアーティスト
クラシック音楽
ポピュラー音楽
レーベル
脚注
注釈
- ^ なお、同録音のオリジナル・テープはその後紛失した。ちなみに、同社が行ったステレオ録音で現存している最古の物は、その次のステレオ録音である同年12月2日にニューヨークのマッハッタン・センターにて録音された、ピエール・モントゥー指揮、ボストン交響楽団のピック・アップ・メンバーによる物で、その一部であるドリーブ作曲のバレエ音楽「コッペリア」第1幕「前奏曲とマズルカ」(別テイク)の部分は、1996年に初めてCDにて音源発売された。
- ^ この時、EMIはニッパーマークの商標権を譲渡せず、HMVレコードとして存続させた。これ以降、イギリスにおいてはニッパーマークとビクターの商標は別会社によって利用されることになる。
出典
- ^ 尤も、日本国内におけるRCAレーベルは、日本ビクターの音楽レコード事業部(現:ビクターエンタテインメント〈二代目〉)よりライセンス販売されていたが、2008年10月に独BMGが米SMEの傘下となったため、事実上のライセンス解消となり、同時に日本国内においてRCAの商標も諸般の事情により使用できなくなった。
- ^ 当時は登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際にはアール・ブイ・シー株式会社と登記された。
- ^ 当時はまだ、登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際にはビー・エム・ジー ビクター株式会社と登記された。
- ^ 当時はまだ、登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際には株式会社ビーエムジージャパンと登記された。
- ^ 当時はまだ、登記上、アルファベットが使用できなかったため、実際には株式会社ビーエムジーファンハウスと登記された。
- ^ “RCA Folds Arista, Jive and J Records”. ローリング・ストーン (2011年10月7日). 2011年10月10日閲覧。
関連項目
外部リンク