紫波町(しわちょう)は、岩手県紫波郡にある町。
1955年(昭和30年)に1町8カ村が合併し誕生した。盛岡都市圏の南部、盛岡市と花巻市の中間に位置する。中央部を北上川が流れ、東側には北上高地、西側には奥羽山脈が聳える。国道4号など6本の幹線が町を南北に走り、インターチェンジや3つのJRの駅がある。近年は、オガールプロジェクトをはじめとした「公民連携によるまちづくり」で注目を集めている。
名称
地名の「紫波」はいくつか由来の説があり、歴史書には「子波」「斯波」「志和」ともある[1]。
- 北上川流域の河岸段丘のツバ(崖)の転
- シボ(萎)んだ地形
- シワ(たわまって曲がったところ)
- 志和稲荷神社から
- 大和朝廷の勢力範囲のシハ(終末・末端)
- 志賀理和気神社の神号の略
- 「州曲(スワ)」で河川の氾濫原曲流地
地理
地形
人口 2023年現在 33049人
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紫波町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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紫波町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 紫波町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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紫波町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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26,459人
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1975年(昭和50年)
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26,720人
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1980年(昭和55年)
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27,787人
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1985年(昭和60年)
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28,892人
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1990年(平成2年)
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29,856人
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1995年(平成7年)
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31,311人
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2000年(平成12年)
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33,038人
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2005年(平成17年)
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33,692人
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2010年(平成22年)
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33,288人
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2015年(平成27年)
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32,614人
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2020年(令和2年)
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32,147人
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総務省統計局 国勢調査より
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盛岡市のベッドタウンである。2015年(平成27年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.02%減の32,614人であり、増減率は県下33市町村中5位。
気候
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に豪雪地帯に指定されている。冬季は-15℃前後の気温が観測されることが珍しくない。
- 最高気温記録:36.3℃(2007年(平成19年)8月14日)
- 最低気温記録:-16.9℃(2013年(平成25年)1月18日、2021年(令和3年)1月9日)
紫波(1991年 - 2020年)の気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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最高気温記録 °C (°F)
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12.9 (55.2)
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16.5 (61.7)
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21.2 (70.2)
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29.0 (84.2)
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33.3 (91.9)
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33.5 (92.3)
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36.1 (97)
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36.3 (97.3)
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35.2 (95.4)
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29.1 (84.4)
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21.8 (71.2)
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17.9 (64.2)
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36.3 (97.3)
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平均最高気温 °C (°F)
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1.7 (35.1)
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2.8 (37)
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7.4 (45.3)
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14.4 (57.9)
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20.1 (68.2)
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23.8 (74.8)
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26.9 (80.4)
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28.2 (82.8)
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24.1 (75.4)
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17.9 (64.2)
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10.9 (51.6)
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4.2 (39.6)
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15.2 (59.4)
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日平均気温 °C (°F)
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−2.0 (28.4)
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−1.3 (29.7)
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2.4 (36.3)
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8.5 (47.3)
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14.4 (57.9)
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18.6 (65.5)
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22.2 (72)
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23.3 (73.9)
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19.1 (66.4)
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12.6 (54.7)
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6.1 (43)
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0.5 (32.9)
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10.4 (50.7)
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平均最低気温 °C (°F)
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−5.9 (21.4)
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−5.5 (22.1)
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−2.1 (28.2)
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2.9 (37.2)
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9.1 (48.4)
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14.2 (57.6)
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18.5 (65.3)
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19.4 (66.9)
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14.9 (58.8)
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7.7 (45.9)
|
1.7 (35.1)
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−3.0 (26.6)
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6.0 (42.8)
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最低気温記録 °C (°F)
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−16.9 (1.6)
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−16.6 (2.1)
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−11.6 (11.1)
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−7.9 (17.8)
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−0.7 (30.7)
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3.9 (39)
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8.7 (47.7)
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10.3 (50.5)
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4.0 (39.2)
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−2.0 (28.4)
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−6.9 (19.6)
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−14.1 (6.6)
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−16.9 (1.6)
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降水量 mm (inch)
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47.7 (1.878)
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44.6 (1.756)
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79.4 (3.126)
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84.8 (3.339)
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109.3 (4.303)
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119.4 (4.701)
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180.5 (7.106)
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178.0 (7.008)
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154.6 (6.087)
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110.3 (4.343)
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87.7 (3.453)
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71.4 (2.811)
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1,267.5 (49.902)
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平均降水日数 (≥1.0 mm)
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10.9
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9.5
|
11.9
|
10.8
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11.1
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10.0
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13.2
|
11.3
|
11.9
|
11.1
|
12.5
|
12.5
|
136.7
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平均月間日照時間
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100.0
|
111.4
|
151.4
|
176.2
|
191.6
|
166.9
|
133.7
|
155.0
|
130.3
|
136.6
|
117.1
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95.1
|
1,665.1
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出典1:Japan Meteorological Agency
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出典2:気象庁[2]
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歴史
江戸時代には紫波郡紫波町志和として、上平沢、土館、稲藤、片寄の4村が八戸藩の飛び地となった[3]。八戸藩の領地のほとんどがやませの被害を受けやすい地域だったため、穀倉地帯が飛び地に選ばれたとされているが、霊松院(南部直房側室)の母である耕雲院の故郷だったことも選ばれた理由と考えられている[3]。
行政
歴代町長
代 |
氏名 |
就任 |
退任
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初代 |
村谷永一郎[4] |
1955年(昭和30年)5月5日 |
1969年(昭和44年)12月25日
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2代 |
福田嘉一郎[4] |
1970年(昭和45年)2月8日 |
1986年(昭和61年)2月7日
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3代 |
鷹木壯光[4] |
1986年(昭和61年)2月8日 |
1998年(平成10年)2月7日
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4代 |
藤原孝[4] |
1998年(平成10年)2月8日 |
2014年(平成26年)2月7日
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5代 |
熊谷泉[4] |
2014年(平成26年)2月8日 |
現職
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1955年(昭和30年)の紫波町発足時には旧水分村長の鷹木嘉右エ門が町長職務執行者を務めた[4]。
姉妹都市
- 国内
- 国外
オガールプロジェクト
紫波町は公民連携(PPP)の手法を全国に先駆け導入し、公民連携によるまちづくりが全国的に注目を集めている。
JR紫波中央駅前の町有地10.7ヘクタールを中心とした都市整備を図るため、町民や民間企業の意見をもとに、2009年(平成21年)3月に紫波町公民連携基本計画を策定。この基本計画に基づき、2009年度(平成21年度)から紫波中央駅前都市整備事業(オガールプロジェクト)が開始した。オガールプロジェクトが全国から注目を集め、地価の上昇や人口の社会増などの影響が出ている。[要出典]
プロジェクトの沿革
- 平成19年(2007年)4月 公民連携の推進に関する学校法人東洋大学と紫波町との協定書締結
- 平成19年(2007年)8月 紫波町PPP可能性調査報告書(東洋大学大学院公民連携専攻作成)
- 平成21年(2009年)2月 紫波町公民連携基本計画策定
- 平成21年(2009年)3月 都市再生整備事業(紫波中央駅前地区)策定
- 平成21年(2009年)6月 オガール紫波株式会社設立
- 平成21年(2009年)6月 紫波町オガール・デザイン会議設置
- 平成22年(2010年)3月 オガール・デザインガイドライン策定
- 平成23年(2011年)4月 岩手県フットボールセンター 開場
- 平成24年(2012年)6月 官民複合施設オガールプラザ オープン
- 平成24年(2012年)8月 紫波町図書館 開館(オガールプラザ内)
- 平成25年(2013年)10月 オガールタウン日詰二十一区 宅地分譲開始
- 平成26年(2014年)6月 エネルギーステーション 完成
- 平成26年(2014年)7月 民間複合施設オガールベース オープン
- 平成27年(2015年)5月 紫波町役場新庁舎 開庁
- 平成28年(2016年)12月 民間複合施設オガールセンター オープン
- 平成29年(2017年)4月 オガール保育園 開所
プロジェクトの受賞歴
出版物
- 猪谷千香『町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト』幻冬舎、2016年
- 清水義次(監修)、まるいがんも(イラスト)『まんが あなたもできる!公民連携のまちづくり 岩手オガールで芽吹いたパブリック・マインド』ヨシモトブックス、2020年
-
紫波町図書館
-
紫波マルシェ
-
オガールイン
-
オガール保育園
-
サン・ビレッジ紫波
-
岩手県フットボールセンター
地域
- ナンバープレート
紫波町にはこれまで「岩手」ナンバー(岩手運輸支局)が割り当てられていたが、2014年(平成26年)11月17日からご当地ナンバーである「盛岡」ナンバーが交付されている。
- TVチャンネル・ラジオ周波数
経済
- 特産品
- 水稲:ヒメノモチ
- 果樹:りんご・ぶどう・洋なし等
- 野菜:きゅうり
- 畜産:モチモチ牛・紫波黒豚
醸造業
紫波町は日本三大杜氏のひとつである南部杜氏の発祥地とされている[5]。近代の酒蔵としては平井長吉や平井直衛が経営者だった平長酒造店があった。2022年(令和4年)時点では日本酒の酒蔵が4蔵あり、ワイナリーやサイダリーも存在する[5]。2022年(令和4年)には紫波町役場が「酒のまち紫波推進ビジョン」を策定した[5]。
- 月の輪酒造店 - 日本酒メーカー。
- 紫波酒造店 - 日本酒メーカー。
- 高橋酒造店 - 日本酒メーカー。
- 吾妻嶺酒造店 - 日本酒メーカー。
- 菊の司酒造 - 日本酒メーカー。2022年に本社・工場が岩手郡雫石町に移転。
- 紫波フルーツパーク - ワイナリー。
- 紫波サイダリー - サイダリー。
教育
高等学校
中学校
小学校
交通
最寄りの空港は花巻市にある花巻空港(いわて花巻空港)である。
鉄道
東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線バス
デマンド型乗合バス
- デマンド型乗合バス「しわまる号」が令和2年4月1日より運行している。
道路
高速自動車国道
一般国道
県道
主要地方道
一般県道
施設
- 郵便局
- 紫波郵便局〔集配局〕(〒028-3399。〒028-33XX地域および028-34XX地域を管轄)
- 古館郵便局
- 日詰駅前郵便局
- 上平沢郵便局
- 赤沢郵便局
- 彦部簡易郵便局
- 佐比内簡易郵便局
- 東長岡簡易郵便局
- 紫波桜町簡易郵便局 - 2021年(令和3年)に片寄簡易郵便局が移転・改称し設置[2]
第3セクター
- ラ・フランス温泉館 ホテル湯楽々
- 紫波フルーツパーク
- オガールベース - 日本初のバレーボール専用体育館であるオガールアリーナを併設。
名所・旧跡・観光スポット
紫波町出身の有名人
参考文献
- 『岩手県史 第三巻 中世篇 下』岩手県、1961年10月20日。
- 『岩手県史 第五巻 近世篇 2』岩手県、1963年1月30日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 3 岩手県』角川書店、1985年。ISBN 4-040-01030-2。
- (有)平凡社地方資料センター『日本歴史地名大系 第3巻 岩手県の地名』平凡社、1990年7月13日。ISBN 4-582-91022-X。
- 秋庭 隆『日本地名大百科 ランドジャポニカ』小学館、1996年12月20日。ISBN 4-09-523101-7。
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
紫波町に関連するカテゴリがあります。