浜小倉駅(はまこくらえき)は、福岡県北九州市小倉北区西港町にある日本貨物鉄道(JR貨物)鹿児島本線の貨物駅である。
現在は、車扱貨物の臨時取扱駅となっており定期貨物列車の発着はないが、待避時等に貨物列車の数本がこの駅に停車する。
地上駅。2002年の貨物列車設定廃止前は、3面6線のコンテナホーム、仕分線、着発線などがあった。着発線と荷役線は、九州工大前駅方面に伸びていた引き上げ線を介して繋がっていた。
2007年頃からホーム・レールなどの施設の撤去が始められ、2008年4月に小倉コロナワールドが、その後にビッグモーター(現WECARS)小倉西港店が駅跡地での営業を開始した。ただし土地の所有者はJR貨物のままであり、2017年1月現在、浜小倉駅の名前も時刻表で現存している。駅舎も窓等が板で封鎖されている状況であるが、駅としての登録は残っているため放置状態ではなく、当時の注意書きや立て看板など、遺構は比較的良好な形で現存している。
駅構内にJR貨物北九州営業支店が存在したが、北九州貨物ターミナル駅に移転している。