桔梗駅(ききょうえき)は、北海道函館市桔梗3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はH73。電報略号はキケ。事務管理コードは▲140103[3]。快速「アイリス」の停車駅だった。
歴史
駅名の由来
当駅の所在する地名より。同地はかつて駅附近にキキョウが群生し近郷の住人から「桔梗野」と呼ばれた。これが明治4年に村名となり、駅名とされた[4][15]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する複線区間の地上駅[2]。互いのホームは両ホーム北側を結んだ跨線橋で連絡している[16]。また雪かき車などの特殊な車両を待機させるための側線を1線有する。
五稜郭駅管理の無人駅である[1]。無人化される前は北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託する業務委託駅[2][17]で、みどりの窓口が設置されていた[10]。
かつては単式ホーム・島式ホーム(片側乗降不可)複合型の2面2線に中線を有する配線であった。この中線は上り貨物専用の、乗降不可となっている島式ホームの外側の線は下り貨物専用の待避線となっていた。そのほかに上り本線の函館方から駅舎側に分岐する側線、上り副本線と下り本線の間の旭川方、上り本線と下り本線の間の函館方に渡り線を有していた。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■函館本線
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上り
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函館方面
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2
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下り
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新函館北斗・森方面
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-
改札口(2017年8月)
-
ホーム(2017年8月)
-
跨線橋(2017年8月)
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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JR調査
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1978年(昭和53年)
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600
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[18]
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1981年(昭和56年)
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247
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[19]
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1日平均乗降人員:494
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1992年(平成04年)
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659
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[16]
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1日平均乗降人員:1,318
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2008年(平成20年)
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330
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[20]
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2009年(平成21年)
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310
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2010年(平成22年)
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310
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2011年(平成23年)
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310
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[21]
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2012年(平成24年)
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321
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2013年(平成25年)
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328
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2014年(平成26年)
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325
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2015年(平成27年)
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320
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2016年(平成28年)
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320
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[22]
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2017年(平成29年)
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313
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318.6
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[22][23]
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2018年(平成30年)
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296
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300.4
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[24][25]
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2019年(令和元年)
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268
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[26]
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2020年(令和02年)
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201
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[27]
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コロナ禍の影響による
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駅周辺
その他
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線
- □快速「はこだてライナー」
- 通過
- ■普通(「はこだてライナー」含む)
- 五稜郭駅 (H74) - 桔梗駅 (H73) - 大中山駅 (H72)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
桔梗駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク