国縫駅(くんぬいえき)は、北海道山越郡長万部町字国縫にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はH49。電報略号はクニ。事務管理コードは▲140127[2]。
かつては瀬棚線が分岐しており、急行「ニセコ」(下り)・「せたな」・快速「アイリス」が停車していた。
歴史
駅名の由来
地名より。アイヌ語に字をあてたものであるが諸説ある[10]。
説としては、「クンネヌイ(kunne-nuy)」(黒い・野火)[10]、アイヌの伝説[注釈 2]に由来する「クンネナイ(kunne-nay)」(黒い・川)[3][10]、あるいは海岸に砂鉄が多かったことによる「クンネ(kunne)」(黒)などがある[10]。
駅構造
単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線を持つ地上駅[1]。駅舎は昔ながらの木造駅舎が残っており、単式ホームに接している。長万部方面列車に乗車する際は跨線橋を利用する。3番ホームは旧瀬棚線が使用していた。1992年に簡易委託が廃止され、現在は長万部駅が管理する無人駅となっている[1]。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■函館本線
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上り
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森・函館方面
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2・3
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下り
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長万部方面
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待合室(2022年9月)
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ホーム(2018年6月)
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跨線橋(2018年6月)
利用状況
乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
乗車人員推移
年度
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乗車人員(人)
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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JR調査
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1978年(昭和53年)
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221.0
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[11]
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2015年(平成27年)
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「10名以下」
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[JR北 2]
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2017年(平成29年)
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7.0
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[12]
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2018年(平成30年)
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5.6
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[13]
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2019年(令和元年)
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「10名以下」
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[JR北 3]
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2020年(令和02年)
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「10名以下」
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[JR北 4]
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駅周辺
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線
- 黒岩駅 (H51) - (北豊津信号場) - 国縫駅 (H49) - *
中ノ沢駅 (H48) - 長万部駅 (H47)
- *:
打消線は廃駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道(国鉄)
- 瀬棚線
- 国縫駅 - 茶屋川駅
脚注
注釈
- ^ 当時は信号場だったが、仮乗降場として旅客の取扱いも行っていた。のちに駅となっていた時期もある。詳細は当該項目を参照。
- ^ かつて巨鳥フリカムイが飛んできてあたりが暗くなった、というもの
出典
JR北海道
参考文献
関連項目
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国縫駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク