松任市(まっとうし)は、2005年(平成17年)1月31日まで石川県の南部に位置した市である。
2005年(平成17年)2月1日に野々市町(現・野々市市)を除く石川郡を構成する町村と合併して白山市となった。
「松木氏に任せる」というのが地名の由来。
本来「まつとう」と読むが、音便で「まっとう」となった。JR松任駅も「まっとう」と読み、公式ホームページでも「MATTO」と表記されている。
北陸経済の中心都市である金沢市に隣接し、早くから工業用地を整備したことから、多様な製造業が育成されることになった。 とくに近年は、パソコン用モニターの伸張が著しい。また、伝統産業として、豊富な米と清らかな手取川の伏流水を利用した酒造業がある。
創業期から本社と工場を置く上場・店頭公開企業としては、EIZOブランドのモニターが世界的に知られるナナオ、工作機械とくにNC旋盤で有力な高松機械工業などがある。
また、地場産業としては、銘酒「天狗舞」で全国に知られる車多酒造、「手取川」の吉田酒造がある。 さらに、出荷額が高く雇用量の大きな工場としては、キリンビール北陸工場があるが、こちらも、日本酒同様に飲用に適した潤沢な水資源が立地の決め手になっている。しかし、国内のビール類市場が縮小傾向にあるのを受け2010年8月に閉鎖、解体された。
江戸時代から400年の歴史を誇る「浅野太鼓」が有名。
石川県警察松任警察署の管轄であった。
松任石川広域事務組合消防本部の管轄であった。
一部を除き石川県企業局が供給していた。水源は鶴来浄水場 (手取川)。
松任市単独の公共下水道に接続されていた。
松任石川広域事務組合が処理していた。
金沢市の西日本電信電話(NTT西日本)金沢支店が管轄していた。
市内の集配は以下の局が行っていた。
金沢国税局松任税務署が管轄していた。