川北大橋(かわきたおおはし)は、石川県能美郡川北町三反田から同県能美市三ツ口町に至る道路橋である。かつては石川県道路公社が管理する有料道路(川北大橋有料道路)となっていた[1]。加賀産業開発道路の一部となっている[2]。
石川県内最大の一級河川である手取川を渡る川北大橋(521m)とその前後の区間からなる[3]。白山市漆島南交差点から能美市三ツ口町北交差点間にある川北大橋の部分は、普通車の通行料金が100円[2]のため「100円橋」とも呼ばれた。開通初年度(1975年度)は約22万台の交通量となっていたが、1994年度には約416万台まで増加していた(当初の約19倍)[6]。
当初は2020年(令和2年)7月5日に償還による無料化を予定していたが、北陸新幹線の2014年度(平成26年度)開業に先駆けて能登有料道路、能越自動車道(田鶴浜道路)とともに無料化が決定した[7][8]。
起点側から順に
料金は無料化される前のもので、2004年(平成16年)3月20日の改定以降のものである[16]。
歩行者、自転車および原動機付自転車は無料。また、木津交差点から漆島南交差点の区間および三ツ口北交差点から三ツ口交差点の区間を利用した場合も無料である。
料金は川北大橋料金所にて現金、回数券、「石川のみちカード」(かつて石川県道路公社が発行していた磁気式プリペイドカード)のいずれかで支払う。「石川のみちカード」を利用した場合、裏面に印字されるマークは「\」であるが、これは能越自動車道田鶴浜道路の田鶴浜料金所で利用した場合と同じである。なお、ETCやクレジットカード決済は無料化まで導入されることはなかった(かつて道路関係四公団が発行していたハイウェイカードも含む)。
開通当初から1989年度まで深夜帯(22時から翌日の6時まで)は無料となっていたが[10]、1990年度から24時間制で徴収していた[3]。
座標: 北緯36度27分39.2秒 東経136度34分34.8秒 / 北緯36.460889度 東経136.576333度 / 36.460889; 136.576333