東中野駅
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この項目では、JR東日本(中央・総武緩行線)、都営地下鉄大江戸線の駅について説明しています。計画段階での仮称が「東中野駅」だった多摩都市モノレール線の駅については「中央大学・明星大学駅」をご覧ください。 |
東中野駅(ひがしなかのえき)は、東京都中野区東中野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。中野区最東端の駅でもある。この駅から立川駅まで、中央本線は長い直線区間となる。
乗り入れ路線
JR東日本の中央本線(緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車)、東京都交通局の都営地下鉄大江戸線が乗り入れ、接続駅となっている。
- JR東日本: 中央・総武線(各駅停車) - 駅番号「JB 08」
- 東京都交通局: 都営大江戸線 - 駅番号「E 31」
JR東日本の駅は特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。
歴史
駅構造
JR東日本
複々線の緩行線側(南側)のみに島式ホーム1面2線を有する地上駅である。西口・東口それぞれに橋上駅舎を有している。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している中野駅管理の業務委託駅[10]。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
駅設備
西口
- 南側・北側ともに改札前の通路の突き当たりに階段がある。
- 南側の階段には駅前から改札階への上りエスカレーターがある。
- 北側に大江戸線・山手通りとを連絡する通路があり、階段を使わずに駅へ出入りが可能である。
東口
-
西口(2012年9月)
-
西口改札(2024年1月)
-
東口改札(2024年1月)
-
ホーム(2024年1月)
都営地下鉄
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。東京都営交通協力会が受託する業務委託駅。
隣駅の中井駅や中野坂上駅とともに、首都高速中央環状線山手トンネルの下にホームが設置されている。本駅は、東京の地下鉄全駅の中でも2番目に深い38.8 mに位置する[15]。東京都交通局の資料において、「駅の深さ」とは駅中心位置の地表からホーム面までの距離を示す[15]。
乗降人員の増加による混雑緩和のために、2009年10月3日よりA3番出入口が供用開始した[報道 7]。
のりば
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
-
改札口(2022年12月)
-
大江戸線ホーム(2022年12月)
-
A1番出入口の北側(2023年10月)
-
A2番出入口(2023年10月)
利用状況
- JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は35,805人である[JR 1]。
- 都営地下鉄 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は22,842人(乗車人員:11,255人、降車人員:11,587人)である[都交 2]。
年度別1日平均乗降人員
2003年度(平成15年度)以降の1日平均乗降人員数は下表の通り(JRを除く)。
年度別1日平均乗降人員[統計 1][統計 2]
年度
|
都営地下鉄
|
1日平均 乗降人員
|
増加率
|
2003年(平成15年)
|
22,543
|
|
2004年(平成16年)
|
22,800
|
1.1%
|
2005年(平成17年)
|
23,218
|
1.8%
|
2006年(平成18年)
|
23,941
|
3.1%
|
2007年(平成19年)
|
25,269
|
5.5%
|
2008年(平成20年)
|
25,806
|
2.1%
|
2009年(平成21年)
|
25,624
|
−0.7%
|
2010年(平成22年)
|
25,633
|
0.0%
|
2011年(平成23年)
|
24,553
|
−4.2%
|
2012年(平成24年)
|
25,588
|
4.2%
|
2013年(平成25年)
|
26,583
|
3.9%
|
2014年(平成26年)
|
26,719
|
0.5%
|
2015年(平成27年)
|
27,533
|
3.0%
|
2016年(平成28年)
|
27,772
|
0.9%
|
2017年(平成29年)
|
27,933
|
0.6%
|
2018年(平成30年)
|
27,755
|
−0.6%
|
2019年(令和元年)
|
27,654
|
−0.4%
|
2020年(令和02年)
|
[都交 3]20,748
|
−25.0%
|
2021年(令和03年)
|
[都交 2]21,552
|
3.9%
|
2021年(令和03年)
|
[都交 1]22,842
|
6.0%
|
年度別1日平均乗車人員(1900年代 - 1930年代)
各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。
年度別1日平均乗車人員
年度
|
甲武鉄道 / 国鉄
|
出典
|
1906年(明治39年)
|
[備考 1]
|
|
1907年(明治40年)
|
246
|
[東京府統計 1]
|
1908年(明治41年)
|
394
|
[東京府統計 2]
|
1909年(明治42年)
|
492
|
[東京府統計 3]
|
1911年(明治44年)
|
750
|
[東京府統計 4]
|
1912年(大正元年)
|
954
|
[東京府統計 5]
|
1913年(大正02年)
|
1,143
|
[東京府統計 6]
|
1914年(大正03年)
|
1,203
|
[東京府統計 7]
|
1915年(大正04年)
|
1,155
|
[東京府統計 8]
|
1916年(大正05年)
|
1,349
|
[東京府統計 9]
|
1919年(大正08年)
|
2,784
|
[東京府統計 10]
|
1920年(大正09年)
|
3,414
|
[東京府統計 11]
|
1922年(大正11年)
|
8,806
|
[東京府統計 12]
|
1923年(大正12年)
|
8,087
|
[東京府統計 13]
|
1924年(大正13年)
|
10,717
|
[東京府統計 14]
|
1925年(大正14年)
|
11,854
|
[東京府統計 15]
|
1926年(昭和元年)
|
12,828
|
[東京府統計 16]
|
1927年(昭和02年)
|
13,436
|
[東京府統計 17]
|
1928年(昭和03年)
|
14,430
|
[東京府統計 18]
|
1929年(昭和04年)
|
15,300
|
[東京府統計 19]
|
1930年(昭和05年)
|
14,767
|
[東京府統計 20]
|
1931年(昭和06年)
|
14,476
|
[東京府統計 21]
|
1932年(昭和07年)
|
14,405
|
[東京府統計 22]
|
1933年(昭和08年)
|
14,690
|
[東京府統計 23]
|
1934年(昭和09年)
|
14,664
|
[東京府統計 24]
|
1935年(昭和10年)
|
14,915
|
[東京府統計 25]
|
年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)
年度別1日平均乗車人員
年度
|
国鉄 / JR東日本
|
都営地下鉄
|
出典
|
1953年(昭和28年)
|
22,859
|
未 開 業
|
[東京都統計 1]
|
1954年(昭和29年)
|
23,941
|
[東京都統計 2]
|
1955年(昭和30年)
|
26,073
|
[東京都統計 3]
|
1956年(昭和31年)
|
27,735
|
[東京都統計 4]
|
1957年(昭和32年)
|
31,141
|
[東京都統計 5]
|
1958年(昭和33年)
|
33,350
|
[東京都統計 6]
|
1959年(昭和34年)
|
35,769
|
[東京都統計 7]
|
1960年(昭和35年)
|
38,068
|
[東京都統計 8]
|
1961年(昭和36年)
|
37,617
|
[東京都統計 9]
|
1962年(昭和37年)
|
38,210
|
[東京都統計 10]
|
1963年(昭和38年)
|
39,833
|
[東京都統計 11]
|
1964年(昭和39年)
|
40,822
|
[東京都統計 12]
|
1965年(昭和40年)
|
41,186
|
[東京都統計 13]
|
1966年(昭和41年)
|
43,628
|
[東京都統計 14]
|
1967年(昭和42年)
|
43,125
|
[東京都統計 15]
|
1968年(昭和43年)
|
42,388
|
[東京都統計 16]
|
1969年(昭和44年)
|
35,917
|
[東京都統計 17]
|
1970年(昭和45年)
|
34,060
|
[東京都統計 18]
|
1971年(昭和46年)
|
34,399
|
[東京都統計 19]
|
1972年(昭和47年)
|
34,762
|
[東京都統計 20]
|
1973年(昭和48年)
|
33,984
|
[東京都統計 21]
|
1974年(昭和49年)
|
34,175
|
[東京都統計 22]
|
1975年(昭和50年)
|
34,727
|
[東京都統計 23]
|
1976年(昭和51年)
|
35,726
|
[東京都統計 24]
|
1977年(昭和52年)
|
34,918
|
[東京都統計 25]
|
1978年(昭和53年)
|
34,912
|
[東京都統計 26]
|
1979年(昭和54年)
|
33,822
|
[東京都統計 27]
|
1980年(昭和55年)
|
31,211
|
[東京都統計 28]
|
1981年(昭和56年)
|
32,077
|
[東京都統計 29]
|
1982年(昭和57年)
|
31,395
|
[東京都統計 30]
|
1983年(昭和58年)
|
30,765
|
[東京都統計 31]
|
1984年(昭和59年)
|
31,356
|
[東京都統計 32]
|
1985年(昭和60年)
|
31,178
|
[東京都統計 33]
|
1986年(昭和61年)
|
32,211
|
[東京都統計 34]
|
1987年(昭和62年)
|
33,292
|
[東京都統計 35]
|
1988年(昭和63年)
|
33,685
|
[東京都統計 36]
|
1989年(平成元年)
|
33,762
|
[東京都統計 37]
|
1990年(平成02年)
|
34,581
|
[東京都統計 38]
|
1991年(平成03年)
|
36,361
|
[東京都統計 39]
|
1992年(平成04年)
|
36,674
|
[東京都統計 40]
|
1993年(平成05年)
|
36,616
|
[東京都統計 41]
|
1994年(平成06年)
|
34,997
|
[東京都統計 42]
|
1995年(平成07年)
|
34,213
|
[東京都統計 43]
|
1996年(平成08年)
|
35,312
|
[東京都統計 44]
|
1997年(平成09年)
|
35,158
|
[備考 2]4,544
|
[東京都統計 45]
|
1998年(平成10年)
|
37,797
|
6,329
|
[東京都統計 46]
|
1999年(平成11年)
|
38,730
|
7,754
|
[東京都統計 47]
|
2000年(平成12年)
|
[JR 2]38,891
|
8,436
|
[東京都統計 48]
|
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 |
JR東日本 |
都営地下鉄 |
出典
|
2001年(平成13年)
|
[JR 3]38,861
|
9,858
|
[東京都統計 49]
|
2002年(平成14年)
|
[JR 4]39,550
|
10,504
|
[東京都統計 50]
|
2003年(平成15年)
|
[JR 5]39,369
|
11,003
|
[東京都統計 51]
|
2004年(平成16年)
|
[JR 6]38,878
|
11,162
|
[東京都統計 52]
|
2005年(平成17年)
|
[JR 7]38,653
|
11,329
|
[東京都統計 53]
|
2006年(平成18年)
|
[JR 8]38,918
|
11,726
|
[東京都統計 54]
|
2007年(平成19年)
|
[JR 9]39,548
|
12,243
|
[東京都統計 55]
|
2008年(平成20年)
|
[JR 10]39,920
|
12,498
|
[東京都統計 56]
|
2009年(平成21年)
|
[JR 11]39,653
|
12,421
|
[東京都統計 57]
|
2010年(平成22年)
|
[JR 12]39,332
|
12,448
|
[東京都統計 58]
|
2011年(平成23年)
|
[JR 13]38,301
|
11,939
|
[東京都統計 59]
|
2012年(平成24年)
|
[JR 14]38,815
|
12,460
|
[東京都統計 60]
|
2013年(平成25年)
|
[JR 15]39,554
|
12,965
|
[東京都統計 61]
|
2014年(平成26年)
|
[JR 16]39,102
|
13,058
|
[東京都統計 62]
|
2015年(平成27年)
|
[JR 17]40,215
|
13,455
|
[東京都統計 63]
|
2016年(平成28年)
|
[JR 18]40,537
|
13,592
|
[東京都統計 64]
|
2017年(平成29年)
|
[JR 19]40,855
|
13,666
|
[東京都統計 65]
|
2018年(平成30年)
|
[JR 20]41,234
|
13,581
|
[東京都統計 66]
|
2019年(令和元年)
|
[JR 21]41,200
|
13,562
|
[東京都統計 67]
|
2020年(令和02年)
|
[JR 22]30,764
|
[都交 3]10,237
|
|
2021年(令和03年)
|
[JR 23]32,398
|
[都交 2]10,625
|
|
2022年(令和04年)
|
[JR 24]34,412
|
[都交 1]11,255
|
|
2023年(令和05年)
|
[JR 1]35,805
|
|
|
- 備考
- ^ 1906年6月14日開業。
- ^ 1997年12月19日開業。開業日から翌年3月31日までの計103日間を集計したデータ。
駅周辺
中央線の駅西方の山手通りに架かる桜川橋の先、明大中野高校寄り(北側:急行線側)の線路沿いに桜並木があり、線路の土手には菜の花が咲いている[新聞 1]。それぞれの開花時期には好撮影地となり、それを目的とした多くの人が来訪する[新聞 1]。
東京都区内の中央線では市ケ谷 - 飯田橋間と並ぶ桜の名所であり、JR駅に設置されている駅スタンプの意匠もこれにちなんだものとなっている。
西口
東口
バス路線
2015年に西口駅前広場が整備されたことにより、バスロータリー内に西武バスと関東バスが「東中野駅西口」停留所を設置した[報道 8][報道 9]。併せて、それまで駅周辺に設置されていた停留所の名称変更も行われ、西武バスは山手通り沿いに「東中野」停留所を、関東バスが駅北側を通る道路沿いに「東中野駅大江戸線口」「東中野駅入口」「東中野駅東口」停留所を設置している。
- 東中野駅西口(西武バス・関東バス)
- 宿20・宿20-2:新宿駅西口行(池袋方面は通過)
- 百01:高田馬場駅行
- 東中野(西武バス)
- 宿20・宿20-2:西武百貨店(池袋駅東口)行/新宿駅西口行
- 大江戸線の駅が開業するまでは、都営バスの宿62系統(新宿駅西口 - 大泉学園駅)も乗り入れていた。
- 東中野駅大江戸線口・東中野駅入口・東中野駅東口(関東バス)
- 百01:高田馬場駅行
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 中央・総武線(各駅停車)
- 大久保駅 (JB 09) - 東中野駅 (JB 08) - 中野駅 (JB 07)
- 東京都交通局(都営地下鉄)
- 都営大江戸線
- 中野坂上駅 (E 30) - 東中野駅 (E 31) - 中井駅 (E 32)
脚注
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況に関する出典
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 東京都交通局 各駅乗降人員
- JR・地下鉄の統計データ
- 東京府統計書
- 東京都統計年鑑
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 東中野駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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(千葉 - 御茶ノ水間 : 総武本線、御茶ノ水 - 代々木間・新宿 - 三鷹間 : 中央本線、代々木 - 新宿間 : 山手線) | |
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