新河岸駅
新河岸駅(しんがしえき)は、埼玉県川越市大字砂にある東武鉄道東上本線の駅である。駅番号はTJ 20。
歴史
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旧駅舎(2011年9月)
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旧改札口(2011年9月)
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駅舎橋上化前のホーム(2008年3月)
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工事中の様子(2017年4月)
駅名の由来
川越藩の河岸として整備された川越五河岸のうち、上新河岸と下新河岸が当駅の近くで、現在も大字として残っている(ただし、駅自体は両地に隣接する砂に所在する)。また、川越五河岸と同時期に江戸との河川舟運のために整備された新河岸川も両地の東側を流れている。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を有している。改札階とホーム、東口と西口の間は階段とエスカレーター、エレベーターにより連絡している。
旧駅舎は現在の位置より100 m池袋方の線路西側のみにあり、ホームとは跨線橋により連絡していた。駅東側方面から駅舎へは地下道もしくは踏切を経由する必要があった。
かつて旧駅舎改札横に売店「access」があったが、現駅舎への移転直前の2017年11月28日に閉店した。
2018年4月17日には北千住駅に続き2駅目となるBGM試験放送を開始。時間帯によって曲を変化している[16][17]。同年11月30日には本放送となった[18][19]。
のりば
- 2016年3月26日ダイヤ改正以降、日中時間帯に副都心線方面を発着する列車は当駅に停車しなくなっていたが、2023年3月20日ダイヤ改正により副都心線、東急東横線(日吉駅迄)経由の東急新横浜線直通の普通列車が日中時間帯にも設定された。
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は24,558人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員[21]
年度
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1日平均 乗降人員 [22][東武 2]
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1日平均 乗車人員 [23]
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出典
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1990年(平成02年)
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26,848
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13,586
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1991年(平成03年)
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27,830
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13,957
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1992年(平成04年)
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28,474
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14,295
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1993年(平成05年)
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29,350
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14,756
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1994年(平成06年)
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29,326
|
14,760
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1995年(平成07年)
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29,342
|
14,752
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1996年(平成08年)
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28,841
|
14,473
|
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1997年(平成09年)
|
28,340
|
14,208
|
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1998年(平成10年)
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27,677
|
13,869
|
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1999年(平成11年)
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26,790
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13,399
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[* 1]
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2000年(平成12年)
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26,313
|
13,157
|
[* 2]
|
2001年(平成13年)
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25,530
|
12,788
|
[* 3]
|
2002年(平成14年)
|
24,835
|
12,450
|
[* 4]
|
2003年(平成15年)
|
24,247
|
12,130
|
[* 5]
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2004年(平成16年)
|
23,883
|
11,919
|
[* 6]
|
2005年(平成17年)
|
23,410
|
11,682
|
[* 7]
|
2006年(平成18年)
|
23,455
|
11,704
|
[* 8]
|
2007年(平成19年)
|
23,437
|
11,782
|
[* 9]
|
2008年(平成20年)
|
23,481
|
11,828
|
[* 10]
|
2009年(平成21年)
|
23,222
|
11,706
|
[* 11]
|
2010年(平成22年)
|
23,138
|
11,670
|
[* 12]
|
2011年(平成23年)
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23,073
|
11,502
|
[* 13]
|
2012年(平成24年)
|
23,511
|
11,729
|
[* 14]
|
2013年(平成25年)
|
23,902
|
11,935
|
[* 15]
|
2014年(平成26年)
|
23,514
|
11,757
|
[* 16]
|
2015年(平成27年)
|
23,915
|
11,968
|
[* 17]
|
2016年(平成28年)
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24,407
|
12,318
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[* 18]
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2017年(平成29年)
|
24,912
|
12,568
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[* 19]
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2018年(平成30年)
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25,808
|
13,021
|
[* 20]
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2019年(令和元年)
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25,833
|
13,026
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[* 21]
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2020年(令和02年)
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20,241
|
10,205
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[* 22]
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2021年(令和03年)
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21,970
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11,072
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[東武 3]
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2022年(令和04年)
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23,411
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11,799
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[東武 4]
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2023年(令和05年)
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24,558
|
12,380
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[東武 1]
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駅周辺
駅前ロータリーに東武ストア 新河岸店がある。また、駅南側の踏切を跨いだ東側にまるひろ百貨店の小型店舗「ファミリーまるひろ」があったが、2011年2月13日をもって閉店した。閉店後は同年4月にコモディイイダが開業している。2015年の都市計画で、新河岸駅東口駅前広場と新河岸駅自由通路の整備が決定し、2017年12月に供用開始・記念乗車券も発売されたが[13][14]、全体的な完成は2018年3月が計画された[24]。2018年3月13日に東口駅前広場が供用開始され、同年4月1日からシャトルバスの乗り入れと送迎用駐車場利用が開始となった[15]。
線路迂回路である地下道には、地元中学生らが描いた壁画がある。
- 川越市高階市民センター
- 川越市役所高階出張所
- 川越砂郵便局
- 高階郵便局
- 埼玉りそな銀行新河岸出張所
- 武蔵野銀行新河岸支店
- コモディイイダ新河岸店
- いなげや川越新河岸店
バス
新河岸駅西口
- 川越シャトル
- 30:南文化会館行き(一部始発)/岸町三丁目・川越駅東口・大手町経由 総合福祉センター行き
- 31:上福岡駅西口行き/不老橋南・川越駅東口・大手町経由 総合福祉センター行き
- 32:不老橋南・川越駅東口・やまぶき会館前経由 総合福祉センター行き(始発)
- 33:上福岡駅西口経由 寺尾折り返し場行き(始発)
新河岸駅東口
- 川越シャトル
- 34:新河岸駅東口 → 岸町中央 → 川越駅東口 → 川越総合高校 → 川越駅東口 → 岸町中央 → 新河岸駅東口(始発・川越総合高校循環)
- 41:南古谷駅経由 埼玉医大行き(始発)
駅前広場整備前は、駅から少し距離のある「新河岸駅入口」が最寄りバス停であった。
隣の駅
- 東武鉄道
- 東上本線
- ■TJライナー・■川越特急・■快速急行・■急行
- 通過
- ■準急・□普通
- 上福岡駅 (TJ 19) - 新河岸駅 (TJ 20) - 川越駅 (TJ 21)
脚注
注釈
- ^ a b c 「高階駅」は東武鉄道ホームページによる[1]。ただし、次の資料より「高階駅」には疑問が残る。『官報』[2]、『いろは別鉄道駅名鑑』[3]、『東上線汽車発着時刻表』[4]、『汽車汽船旅行案内』[5]、『東武鉄道六十五年史』[6]いずれも「新河岸駅」として開業である。山本智之「東武東上線の神話時代」[7]には当初「高階」という名称を予定していたとの注記がある。『高階村史』[8]には高階駅の文字はなく、新河岸駅に関しては毛武鉄道[注 2]や東上鉄道に対して新河岸付近に駅開設の請願は行われているが、その理由を貨物集積地としての新河岸の実績・知名度を挙げている。
- ^ 板橋〜足利間の計画で1895年出願。1896年仮免許を得るが、資金を得られず解散[9]
出典
利用状況
- 埼玉県統計年鑑
- 東武鉄道の1日平均乗降人員
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 新河岸駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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