東松山駅
東松山駅(ひがしまつやまえき)は、埼玉県東松山市箭弓町(やきゅうちょう)一丁目にある、東武鉄道東上本線の駅である。駅番号はTJ 29。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。改札階とホーム間を連絡するエスカレーター・エレベーターが設置されている。
かつては島式ホーム2面4線[注釈 2]で、半数程度の列車が当駅を始発・終着駅として池袋駅方面へ折り返していたが、1駅寄居駅寄りに森林公園駅と森林公園検修区(電車車庫)が新設されたことから、1977年10月21日ダイヤ改正から全列車が森林公園駅へ延長運転を行うようになり、不要になった外側2線が撤去され、現行の形態となった。
東松山駅周辺整備計画事業に合わせて、東口には2008年6月14日正午に市役所行政サービスコーナー・東松山駅前交番などが入居する「東松山市ステーションビル」が開業し、改札階への出入口が変更された。東松山市はオランダヘルダーラント州・ナイメーヘン市と姉妹都市提携していることから、ステーションビルの外壁にはレンガを使用している。既存の駅舎は1974年に建設されたものだが、2008年から2010年にかけてエレベーターの新設などを含めた改良工事が施工されている。2008年度は、エレベーター、オストメイト・多目的シート・ベビーチェアが設置された多機能トイレ、ベビーチェアが設置された一般トイレ、発車標のコンコースへの新設、ホームに設置されたものの更新、ピクトグラムを使用した出口案内板を新設した。2009年度には、ホーム屋根の更新、壁塗装の塗り替え、二重手すり化、既存駅舎の外壁をレンガに変更された。加えて西口の駅舎改良・耐震補強工事も実施された。また、同年冬頃には自動券売機周辺のリニューアルが行なわれ、完成後に駅構内触地図が設置された。
坂戸駅管区傘下の駅長配置駅(坂戸駅副管区長兼務)で、高坂駅を管理する。
のりば
-
西口(2012年11月)
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改札口(2008年11月)
駅構内の施設
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は26,017人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員
年度
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1日平均 乗降人員 [4][東武 2]
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1日平均 乗車人員 [5]
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出典
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1954年(昭和29年)
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8,346
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4,244
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1978年(昭和53年)
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26,866
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1990年(平成02年)
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34,523
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17,131
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1991年(平成03年)
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36,297
|
17,967
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1992年(平成04年)
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37,135
|
18,346
|
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1993年(平成05年)
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37,431
|
18,472
|
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1994年(平成06年)
|
37,565
|
18,552
|
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1995年(平成07年)
|
36,616
|
18,404
|
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1996年(平成08年)
|
36,185
|
18,182
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1997年(平成09年)
|
35,121
|
17,703
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1998年(平成10年)
|
34,437
|
17,325
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1999年(平成11年)
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33,517
|
16,812
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[* 1]
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2000年(平成12年)
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33,307
|
16,684
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[* 2]
|
2001年(平成13年)
|
32,534
|
16,429
|
[* 3]
|
2002年(平成14年)
|
31,982
|
16,162
|
[* 4]
|
2003年(平成15年)
|
31,756
|
16,063
|
[* 5]
|
2004年(平成16年)
|
31,562
|
15,945
|
[* 6]
|
2005年(平成17年)
|
31,490
|
15,900
|
[* 7]
|
2006年(平成18年)
|
31,471
|
15,871
|
[* 8]
|
2007年(平成19年)
|
31,277
|
15,794
|
[* 9]
|
2008年(平成20年)
|
31,089
|
15,673
|
[* 10]
|
2009年(平成21年)
|
30,527
|
15,359
|
[* 11]
|
2010年(平成22年)
|
30,180
|
15,147
|
[* 12]
|
2011年(平成23年)
|
29,816
|
14,927
|
[* 13]
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2012年(平成24年)
|
29,684
|
14,853
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[* 14]
|
2013年(平成25年)
|
30,401
|
15,221
|
[* 15]
|
2014年(平成26年)
|
29,568
|
14,804
|
[* 16]
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2015年(平成27年)
|
29,634
|
14,836
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[* 17]
|
2016年(平成28年)
|
29,475
|
14,815
|
[* 18]
|
2017年(平成29年)
|
29,485
|
14,807
|
[* 19]
|
2018年(平成30年)
|
29,365
|
14,742
|
[* 20]
|
2019年(令和元年)
|
28,778
|
14,441
|
[* 21]
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2020年(令和02年)
|
21,181
|
10,625
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[* 22]
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2021年(令和03年)
|
23,368
|
11,721
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[東武 3]
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2022年(令和04年)
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25,010
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12,541
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[東武 4]
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2023年(令和05年)
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26,017
|
13,056
|
[東武 1]
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駅周辺
東口
東口周辺は東松山市の中心地を形成する。特に駅前から市役所にかけての「ぼたん通り」と「まるひろ通り」は市内を代表する商店街である[要出典]。駅舎の南北には共にロータリーが設置されており、南側は路線バス・タクシー用、北側は一般車用のロータリーとなっている。また、駅舎からはぼたん通り入口にかけてペデストリアンデッキが設置されている。
ビバモール東松山
駅近くに存在するビバホームが運営する複合商業施設でビバモールの1つ。主要テナントは以下の通り。
合計30店が入居している。
その他東口方面
西口
西口は民家が多く、東口に比べると閑静である。[要出典]
バス
路線バス・コミュニティバス
最寄りのバス停は「東松山駅東口」停留所であり、鴻巣駅・熊谷駅・川越駅といった各方面の駅への連絡バスが発着する拠点となっている。
- かつて川越発のミッドナイトアローの到着地の一つであったが、新型コロナウイルス感染症の影響による休止を経て、2020年11月20日を以て廃止された[7]。
- かつては当駅からは、大宮駅、武蔵嵐山(武蔵嵐山駅経由)、小川町駅(明覚駅、田中経由)、鳩山ニュータウン(高坂駅経由)方面に向かう東武バスの路線も存在した。
送迎バス
隣の駅
- 東武鉄道
- 東上本線(全種別とも小川町方面は当駅からは各駅に停車)
- ■TJライナー・■川越特急
- 坂戸駅 (TJ 26) - 東松山駅 (TJ 29) - 森林公園駅 (TJ 30)
- ■快速急行・■急行・■準急・□普通
- 高坂駅 (TJ 28) - 東松山駅 (TJ 29) - 森林公園駅 (TJ 30)
脚注
注釈
- ^ 鉄道省が予讃線を松山市内まで延伸した1927年(昭和2年)に改称された。
- ^ 荷物輸送を実施していた時期には、東口側に荷物扱い専用ホームが設置されていた。
出典
利用状況
- 埼玉県統計年鑑
- 東武鉄道の1日平均乗降人員
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、 東松山駅に関連するカテゴリがあります。
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