柳瀬川駅(やなせがわえき)は、埼玉県志木市館二丁目にある、東武鉄道東上本線の駅である。駅番号はTJ 15。
島式ホーム1面2線を有する地上駅。高架駅ではないが土堤上に線路が敷設されているため、ホームは駅舎から階段を昇ったところにあり、駅舎がホーム下にある。
ホームと改札口との間はエスカレーター(上りのみ)と階段で連絡している。なお、2011年3月にホームと改札口を連絡するエレベーターと多機能トイレが設置された[2]。
2023年度の1日平均乗降人員は17,954人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。
駅の北側すぐのところに、駅名の由来となった柳瀬川が流れている。春には土手に植えられている桜が咲き並び、また、露店なども出店されるため多数の花見客で賑わい、沿線の名所となっている。
駅西口には志木ニュータウンのマンションが広がり、ベッドタウンの様相を呈している。タクシー乗り場(待機車あり)、志木市役所柳瀬川駅前出張所、志木市立柳瀬川図書館、志木市民体育館、朝霞警察署柳瀬川駅前交番、柳瀬川駅前郵便局、志木館郵便局、三井住友銀行志木ニュータウン支店、サミットストア、ぺあも〜る商店街(ショッピングモール)などがある。
西武台新座中学校・西武台高等学校・跡見学園女子大学新座キャンパスの最寄り駅であるが、当駅から各学校への路線バスは設定されていない。
駅東口は住宅街が広がっている。
柳瀬川を志木市役所方面へと向かうと、川から少しそれるが、志木市立第三小学校付近に志木市指定文化財「長勝院旗桜(チョウショウインハタザクラ)」という、世界に一つだけの新種とされる桜がある。
柳瀬川のさらに北側には国道463号(浦和所沢バイパス)が通っている。
2024年3月まで国際興業バス(西浦和営業所)により志04系統(志木駅東口行き)が運行されていたが、系統廃止により2024年4月以降柳瀬川駅に乗り入れる路線バスは運行されていない。