宇佐別府道路(うさべっぷどうろ)は、大分県の宇佐ICと速見ICを結ぶ延長22.4kmの一般国道10号バイパスである。全線が東九州自動車道に並行する一般国道自動車専用道路でもあり、西日本高速道路が一般有料道路として管理している。北大道路の一部を構成している。全国路線網の1つ。
ほぼ全線が山間部を通り、沿線沿いの地域は霧が発生しやすい。しばしば速度規制となり、視界が非常に悪いときは通行止めとなる事もある。
高速道路ナンバリングによる路線番号は「E10」が割り振られている[1]。
概要
- 起点:大分県宇佐市大字山本
- 終点:大分県速見郡日出町大字南畑
- 全長:22.4km
- 規格:第1種第3級
- 道路幅員:20.5m
- 車線数:暫定2車線の
- 設計速度:80km/h
- 全線が4車線化の優先整備区間等に指定され[2][3]、2022年現在、宇佐IC - 院内IC間で4車線化事業が行われている。
沿革
- 1993年(平成5年)3月29日:院内IC - 速見IC開通。
- 1994年(平成6年)12月15日:全線開通。
- 2001年(平成13年)2月18日:大分農業文化公園IC供用開始。
- 2014年(平成26年)9月16日:院内ICに併設している「院内本線料金所」を廃止[4]し、翌9月17日より宇佐IC付近に設置する「宇佐料金所」を供用開始。この工事と同時に、宇佐別府道路のIC番号を速見起点の「1、1-1、2 - 4」から東九州道・苅田北九州空港IC起点の「9 - 13」に変更、大分農業文化公園ICの枝番を解消。
- 2015年(平成27年)3月1日:東九州道豊前IC - 宇佐IC間開通により、東九州道と接続。案内が「宇佐別府道路」から「東九州道(宇佐別府道路)」に改められている。
- 2016年(平成28年)11月30日:宇佐別府道路を含む東九州道に積雪時の冬用タイヤ規制を導入することを発表[5]。
- 2018年(平成30年)8月5日:速見IC - 大分道大分米良IC間の東九州道編入に際し、速見IC・由布岳SIC以北と日出JCT以南の双方でIC番号を連続したものに振り直すため、院内IC - 速見IC間のIC番号が「9-1 - 9-4」に変更される[6]。
- 2019年(平成31年/令和元年)9月4日:宇佐別府道路を含む東九州道の暫定2車線区間のうち、4車線化を優先整備するべき区間案を国土交通省が発表[2][3]。
- 2020年(令和2年)12月13日:「宇佐IC - 院内IC間4車線化等事業」着工。
インターチェンジなど
- 全区間大分県内に所在。
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。
また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
未開通区間の名称は仮称である。
- 開通から2014年9月16日まで、IC番号は速見IC起点で、キロポストは大分道(当時)日出JCT起点で割り振られていたが、国道10号のバイパスとして建設された経緯から道路の起点は一貫して宇佐側である。
- 路線名の特記がないものは市道。
- BSのうち、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
交通量
脚注
関連項目
外部リンク
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通過市区町村 |
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主要交差点 |
三萩野 - 城野 - 二崎 - 辻垣 - 徳永 - 山田 - 伊藤田IC - 佐野 - 山下 - 法鏡寺 - 岩崎 - 日出インター入口 - 堀 - 九州横断道路入口 - 中春日 - 大道入口 - 府内大橋北 - 宮崎 - 大分南バイパス入口 - 久原 - 日当三差路 - 野津町明治橋 - 番匠 - 曽立 - 昭和町 - 中須 - 新生町 - お倉ヶ浜 - 原口 - 江平五差路 - 橘通3丁目 - 県病院前 - 赤谷 - 松之元 - 中町 - 大岩田 - 牧之原 - 国分敷根 - 国道223入口 - 加治木団地入口 - 中央公民館前 - 照国神社前
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バイパス |
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道路名・愛称 | |
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道の駅 | |
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主要構造物 |
新山国大橋 - 瀬社橋 - 府内大橋 - 白滝橋 - 中ノ谷トンネル - 番匠大橋 - はゆまトンネル - 祝子大橋 - 延岡大橋 - 五十鈴大橋 - 美々津大橋 - 高鍋大橋 - 日向大橋 - 宮崎大橋 - 花見橋 - 高岡トンネル - 沖水橋 - 網掛橋
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自然要衝 | |
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旧道 | |
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関連項目 | |
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