大崎町（おおさきまち）は、東京府荏原郡にかつて存在した町である[1]。東京都品川区の北部に位置している。
中心部は五反田駅周辺であり、現在でも大崎郵便局は西五反田に所在する。
地理
河川・池沼
丘陵
- 袖ヶ崎 （大字上大崎）[1]
- 千代ヶ崎 （大字上大崎）[1]
- 霞ヶ崎 （大字下大崎）[1]
- 森ヶ崎 （大字上大崎）[1]
- 上大崎 （大字上大崎）[1]
- 下大崎 （大字下大崎）[1]
- 亀甲島 （大字桐ヶ谷）[1]
沿革
人口
- 1920年 34,837
- 1925年 48,476
- 1930年 53,780
施設
経済
工業・商業
映画館
- 目黒キネマ - 上大崎字天久保621番地、1923年開館・1945年焼失閉館[1]
- 大崎館 - 下大崎字谷在家377番地、1910年代開館
- 大崎キネマ - 桐ヶ谷字幡ヶ谷上354番地
- 龜齢館 - 桐ヶ谷696番地
- 五反田館 - 谷山字大境43番地、1928年前後開館
教育
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立正大学（1923年）
名所
- 雉子宮 - 上大崎字坂下179番地
- 桐ヶ谷の瀧 - 桐ヶ谷[1]
交通
大崎広小路駅付近の地図。谷在家・峯下・峯原といった小字が見える。
鉄道
目黒駅は町域内の大字上大崎字長峰通に、東京都電車の上大崎電停は芝区に所在する。本町の中心地域に近いのは五反田駅であるが、町外れにある大崎駅の方が先に開業したため、大崎の名を譲った。埼京線、湘南新宿ライン、東京臨海高速鉄道りんかい線の大崎駅、都営地下鉄浅草線の五反田駅は、当時（1889年 - 1932年）は存在しなかった。
道路
現在の呼称。
大字
大字の変遷
| 旧町村名（1889年以前） |
大崎村大字（1889年現在） |
品川区の町名（1932年現在） |
備考
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| 上大崎村
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上大崎 |
五反田3丁目、上大崎1丁目-5丁目、上大崎中丸、上大崎長者丸 |
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| 下大崎村
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下大崎 |
五反田1・2・5・6丁目、下大崎2丁目 |
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| 谷山村
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谷山 |
五反田4丁目、大崎本町1丁目、東大崎4丁目 |
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| 桐ヶ谷村
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桐ヶ谷 |
西大崎1丁目-4丁目、大崎本町2・3丁目 |
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| 居木橋村
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居木橋 |
東大崎1・2・3・5丁目 |
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| 芝区白金猿町
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白金猿町 |
下大崎1丁目 |
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小字
- 大字上大崎
- 字子ノ神下、本村、本村附、本村附川通、田中、川通、三島下、清水久保、中丸、池ノ谷、森ヶ崎、西ノ谷、鳥久保、今里、六軒茶屋、永峯通、天久保、千代ヶ崎、長者丸
- 大字下大崎
- 字台町裏、篠ノ谷、平岡、霞ヶ崎、霞ヶ崎下、坂下、袖ヶ崎、五反田、谷在家、野守、神ヶ崎下、池下、道場谷
- 大字谷山
- 大字桐ヶ谷
- 字向原、原、宮ノ上、谷ノ中、幡ヶ谷上、幡ヶ谷下、第六天、宮ノ下、小平、座頭窪、谷戸窪、根カラミ、亀ノ甲、花ヶ谷、谷戸
- 大字居木橋
- 字八重苅、原畑通、寺田、宮前、松ノ木、辻田、本村、百反
- 大字白金猿町
現在の地名
大崎、東五反田、西五反田、上大崎（いずれも大体の範囲）
出身人物
当町、および有史以降品川区に合併する以前の地域の出身人物の一覧である。
脚注
参考文献
関連項目
