北川口駅(きたかわぐちえき)は、かつて北海道天塩郡天塩町字川口に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅である。電報略号はキカ。事務管理コードは▲121629[2]。
歴史
駅名の由来
当駅が、天塩川口の北に位置していたことによる[3]。
駅構造
廃止時点で、島式ホームの片面を使用した1面1線の単式ホームを有する地上駅だった。ホームは線路の東側、幌延方面に向かって右手側に存在した。
無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、力昼駅や更岸駅とほぼ同型の[7]カプセル駅舎となっていた[6]。駅舎は構内の北東側に位置し、ホーム北側とを結ぶ通路で連絡した[6]。駅自体は完全無人であるが、駅前の牧場で乗車券を取り扱う簡易委託駅となっていた[6]。
一部の普通列車は通過した。1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻表では、急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車が上下各1本が通過していた[8]。
駅周辺
駅跡
2001年(平成13年)時点[9]および2010年(平成22年)時点[10]とも、牧場の裏手の空き地になっている。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 羽幌線
- 天塩駅 - <中川口仮乗降場> - 北川口駅 - 振老駅
- かつて当駅と振老駅との間に西振老仮乗降場(にしふらおいかりじょうこうじょう)が存在した。1956年(昭和31年)5月1日開業、1970年(昭和45年)9月7日廃止。
脚注
関連項目