力昼駅(りきびるえき)は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字力昼に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はリキ。事務管理コードは▲121608[2]。
一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。
歴史
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語の「リキピㇽ(ri-kipir)」(高い・崖)に由来し、力昼市街の南海岸にある山崖の名ではないかとされている[8]。
駅構造
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した[9]。
無人駅[6](簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、北川口駅や振老駅とほぼ同型の、3.6メートル四方でチョコレート色のカプセル駅舎[9]となっていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホームから少し離れていた。
駅周辺
力昼の集落から約2km南に離れた位置にあり[10]、集落内にあった番屋ノ沢仮乗降場 より利用者が少なかった。
駅跡
駅舎と駅構内施設は既に撤去され、2017年(平成29年)時点では空き地となり、路盤のみが残っている。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 羽幌線
- 鬼鹿駅 - <千松仮乗降場> - 力昼駅 - <番屋ノ沢仮乗降場> - 古丹別駅
脚注
関連項目