富岡仮乗降場(とみおかかりじょうこうじょう)は、かつて北海道(留萌管内)留萌郡小平町字鬼鹿富岡に存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の仮乗降場(廃駅)である。羽幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月30日に廃駅となった。
歴史
仮乗降場名の由来
当地はもともとアイヌ語で「ポントトマ」(小さい滝のある所、の意とされる)と呼ばれていたが、1936年(昭和11年)の字名改正でここが丘陵地帯であることから「富む岡」にしたい、との意でこの名称となったとされている[1]。
駅構造
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。また、廃止時まで仮乗降場であり、無人駅であった。
駅周辺
駅跡
当仮乗降場の遺構は現在、何も残されていない。草叢と化している。
また、2011年(平成23年)時点では当仮乗降場跡附近の小椴子川にコンクリート造りの橋台及び築堤が残存している[2]。なお、別の沢にもコンクリート造りの橋台が残存している[2]。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 羽幌線
- 大椴駅 - 富岡仮乗降場 - 鬼鹿駅
脚注
関連項目