九段(くだん)とはプロ棋士の中で最も高い段位。
概要
江戸時代には九段とは名人と同義であり、囲碁界の頂点に立つただ一人のみが名乗れる称号であった。藤沢朋斎と呉清源の二人が九段になった時にはお互いの間の優劣を決めるために熾烈な戦いが繰り広げられた。現在ではそういった意味はない、むしろ九段の数が多すぎるのが問題になっている。
現在の九段への昇段規定は以下である。
2003年以前は大手合によって昇段していた。勝ち負け持碁で点数が決められ、九段へは22局以上は平均点75点・26局以上は平均点70点・30局以上平均点67.5点で昇段した。
なお「十段」は段位ではなくタイトル棋戦名である。
九段棋士一覧
関は関西棋院所属棋士(関西総本部所属ではない)。
大手合廃止後
三は三大タイトル獲得経験による昇段。七は七大タイトル2期以上獲得経験による昇段。
脚注