西岡 正織(にしおか まさお、1998年3月26日-)は、日本の囲碁棋士[1]。日本棋院中部総本部所属[1]。和歌山県和歌山市出身[2]。
来歴
2003年(5歳時)、アニメ「ヒカルの碁」を見て囲碁に興味を抱き、囲碁を始める[3]。
2008年(小学校5年生時)、大淵盛人九段のもと、神奈川県にて住み込みで囲碁を学ぶ[3]。同年4月に、日本棋院本院の院生となる[4]。
2009年、和歌山に戻り、日本棋院関西総本部に移籍する[4]。
2016年、和歌山工業高等学校から立命館大学に入学し、立命館大学囲碁研究部に入部する[3]。同年10,11月の日本棋院中部総本部棋士採用試験で1位となり、プロ入りが決まる[3]。和歌山県出身者の囲碁棋士内定は、1942年の伊藤弘以来、75年ぶりとなった[4]。
2017年、入段[3]。
2022年1月6日、2021年における7大棋戦での賞金ランキング上位になったことから、三段に昇段した[2][5]。
脚注
- ^ a b “囲碁の日本棋院”. 囲碁の日本棋院. 2023年4月30日閲覧。
- ^ a b 「囲碁:西岡三段、昇段祝う 対局や指導碁 海南でイベント 来月3日 /和歌山」『毎日新聞』2022年6月30日、地方版/和歌山20頁。
- ^ a b c d e 「西岡正織さん、今春プロ棋士に 朝日アマ囲碁県大会で昨年優勝 和歌山市出身/和歌山県」『朝日新聞』2017年1月23日、朝刊 和歌山全県・1地方 33頁。
- ^ a b c “目指すは文〝碁〟両道”. ニュース和歌山. 2023年4月30日閲覧。
- ^ “小池芳弘が七段 広瀬優一、大竹優が六段 囲碁賞金ランクによる昇段者発表 - 社会 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年4月30日閲覧。
外部リンク