鈴木 真仁(すずき まさみ、1972年7月14日[1][3][6] - )は、日本の声優、歌手、舞台女優。神奈川県茅ヶ崎市出身[3]。日本芸術専門学校特別講師。大阪芸術大学短期大学部メディア芸術学科声優コース非常勤講師。
経歴
最初に声優を意識したのは大山のぶ代で、それまでは「ドラえもんがいる」と思っていたが、「現実と違うんだ」というギャップに打ちのめされたという[7]。中学生の頃に宮崎駿の映画『風の谷のナウシカ』をテレビで見てアニメに熱中して、職業としての声優を知った[2]。
中学時代は演劇部に所属しており、友人と「声優になりたいね」と話をしていたという[2]。
「女優になるのは無理かもしれないけど、声だけならどうにかなるかも」と思い、進学した高校が演劇部が盛んでなく、何となく興味あった吹奏楽部に所属[2]。しかし、イヤな先輩がいたことから1週間で退部し、3年間は帰宅部になったという[2]。
高校3年生で進路決定をする時期になって、学校紹介の本でを見ていたところ声優の学校の広告があり、元々演劇部に所属しており、芝居が好きだったことから「行ってみようかな…」と声優の世界に入ったという[2][8]。また「声だけでお芝居できるのっていいな」と思ったという[8]。それが気になってしまい、毎日のようにアニメの学校のページばかりながめていたところ、母に「好きならいいわよ」と許してくれたという[2]。
代々木アニメーション学院卒業[9]。
以前はフリーアトム、大橋巨泉事務所、ミツヤプロジェクト、Y・M・O(旧:ラブライブ)、青二プロダクションに所属していた[10]。
デビューは1992年、PCエンジン版『ドラゴンナイトII(英語版)』で代々木アニメーション学院の学生が数名起用され、彼女もその中の一人だった。1993年には代々木アニメーション学院福岡校の卒業制作『赤ずきんちゃんリターンズ』で赤ずきん役として特別出演し、作中で三ツ矢雄二と初共演を果たしている。プロ声優としてのデビューは1994年、テレビ東京系のテレビアニメ『赤ずきんチャチャ』で、デビュー作から主役という抜擢を受けた。
同時期に歌手としても活動を開始した。1995年にリリースされたアルバム『Heavenly』は作詞に日髙のり子、冨永みーな、三ツ矢雄二、松野太紀など『赤ずきんチャチャ』で共演した声優陣を迎えた。また本人も並木のり子との共作で作詞に挑戦している。2004年より横山智佐とPinkRainbowというコンビを組みCD・DVD展開を開始している。また三ツ矢雄二が主宰する劇団アルターエゴに所属し、舞台にも出演している[3]。
人物
4歳上の姉、18歳下の弟がいる[1][2]。
資格・免許は普通自動車免許[10]。
趣味は読書、散歩。特技は犬の鳴き真似[10]。
ファンや先輩声優には名前を音読みした「マジンちゃん」の愛称で呼ばれる[3]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1994年
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- 1995年
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- 1996年
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- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
-
- 2000年
-
- 2001年
-
- 2002年
-
- 2003年
-
- 2004年
-
- 2005年
-
- 2006年
-
- 2007年
-
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2010年
-
- 2011年
-
- 2012年
-
- 2013年
-
- 2014年
-
- 2015年
-
- 2017年
-
- 2018年
-
劇場アニメ
OVA
- 1995年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコII(メオ・ニスのエリュトロン)
- たまごっち(ミカチュー)
- 1998年
-
- 親切丁寧!!たまごっちビデオ 公認育成マニュアル(ミカチュー)
- 親切丁寧!!てんしっちのたまごっちビデオ 公認育成マニュアル(ミカチュー)
- ビデオで発見!!たまごっち
- 1999年
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- 2001年
-
- 2004年
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- 2005年
-
- 2002年
-
- 2010年
-
Webアニメ
ゲーム
- 時期不明
-
- 1992年
-
- 1995年
-
- 1996年
-
- 1997年
-
- 1998年
-
- 1999年
-
- 2001年
-
- 2003年
-
- 2005年
-
- 2006年
-
- 2007年
-
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2011年
-
- 2012年
-
- 2013年
-
- 2014年
-
- 2016年
-
- 2017年
-
- 2019年
-
- 2020年
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- 2021年
-
- 2022年
-
ドラマCD
吹き替え
映画
ドラマ
特撮
CM
テレビ番組
ラジオ
ラジオドラマ
テレビドラマ
舞台
- ミュージカル 水色時代(1996年、河合優子)
- ミュージカル 発明BOYカニパン(1998年、ナルト、ミノ)
- ミュージカル リカちゃん(1999年 - 2000年、マイちゃん)
- ミュージカル HUNTER×HUNTER ナイトメア・オブ・ゾルディック(2002年、カナリヤ)
- NAO-TA!プロデュース
- vol.1「Little Wing 〜手つかずの空2002〜」(2002年)
- vol.4「REPLAY」(2007年)
- ミュージカル “マザー”〜This is love〜(2003年、マザー)
- 芹川事務所「夏の夜の夢」(2004年、ライサンダー)
- ミュージカル ギャラクシーエンジェル(2005年、ボルドー)
- ミュージカル オーバー・ザ・ピンクレインボウ(2005年)
- カウントアップ「源氏物語」九九九年紀祭 ひかる君(2007年)
- 劇団アルターエゴ「踊るべき子供たち」(2007年)
その他コンテンツ
音楽
シングル
アルバム
- いつも恋曜日
- 作詞:青柳美奈子/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
- 恋はホントに摩訶不思議
- 作詞:横山武/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
- 輝く明日へ
- 作詞・作曲・編曲:野村義男
- ありのままの君がいい
- 作詞:青柳美奈子/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
- 太陽を連れて〜Good Day Sunshine〜
- 作詞:青柳美奈子/作曲:佐藤Michelle俊雄/編曲:Michelle寛一郎
- 1. 「Heavenly」(1995年10月25日/パイオニアLDC、PICA-1076)
- 未来のどこかで
- 作詞:白峰美津子/作曲・編曲:松浦有希
- ポケットに詰めたHow are you?
- 作詞:MacKanako/作曲・編曲:鈴木武生
- なるようになる
- 作詞:冨永みーな/作曲・編曲:飯盛正徳
- 二人
- 作詞:三ツ矢雄二/作曲・編曲:飯盛正徳
- Kiss my hand to heaven
- 作詞:鈴木真仁、並木のり子/作曲・編曲:佐橋俊彦
- 明日 晴れたら…
- 作詞:松野太紀/作曲・編曲:飯盛正徳
- ステキなあなた
- 作詞:NONKO/作曲・編曲:佐橋俊彦
- After dateは集中できない
- 作詞:MacKanako/作曲・編曲:鈴木武生
- 週末の雨
- 作詞:白峰美津子/作曲・編曲:鈴木武生
- 恋と言えないけれど
- 作詞:白峰美津子/作曲・編曲:松浦有希
- ※全編曲:西崎憲
- Pieces
- 作詞:相田毅/作曲:鳥渕康
- アコーディオン通りの猫
- 作詞・作曲:梶山織江
- Trouble Maker(ALBUM Ver.)
- 作詞:雄鹿美子/作曲:半沢一雄
- Film
- 作詞・作曲:梶山織江
- 悲しくてやりきれない
- 作詞:サトウハチロー/作曲:加藤和彦
- ※原曲歌唱:ザ・フォーク・クルセダーズ
- Water
- 作詞:鈴木真仁/作曲:新居昭乃
- 絶対少年
- 作詞:芳澤ルミ子/作曲:佐藤英敏
- ガラスのメリーゴーランド
- 作詞:高井美甫/作曲:鳥渕康
- 蒼の部屋
- 作詞:小峰公子/作曲:吉良知彦
- カプセル(ALBUM Mix.)
- 作詞・作曲:梶山織江
- マザーサン
- 作詞・作曲:梶山織江
- HARD WORK DAYS
- 作詞:有森聡美/作曲・編曲:T.J.
- Crescent moon
- 作詞:河合美紀/作曲・編曲:滝沢淑行
- YOU'RE MINE(NEW VOCAL & REMIX)
- 作詞:鈴木佳蓉/作曲:鈴木啓之/編曲:小林信吾
- 21世紀のハンバーグ
- 作詞・作曲・編曲:松浦有希
- ピアス
- 作詞:"S"MOVEMENT/作曲・編曲:添田啓二
- 自分ごっこ(仮)
- 作詞:山口宏/作曲・編曲:堀隆
- ふつうのしあわせ
- 作詞:奥井雅美/作曲:佐藤由紀子/編曲:大平勉
- 手紙
- 作詞・作曲:岩坂士京/編曲:渡辺格
- Stand up!(NEW VOCAL & REMIX)
- 作詞:田辺智沙/作曲・編曲:五島翔
- truth
- 作詞:木本慶子/作曲・編曲:Mark Davis
- 未来へ
- 作詞:鈴木真仁/作曲・編曲:馬飼野康二
キャラクターソング
発売日 |
商品名 |
歌 |
楽曲 |
備考
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2001年
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「幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ」単行本第1巻購入者応募者全員サービス品「太陽のうた」
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斉木陽太(並木のり子)、ボボウ(望月久代)、月島数騎(鈴木真仁)、琴井奏(水樹奈々)、皇志乃武(田中理恵)、キサヤ(那須めぐみ)
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「太陽のうた」
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『幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ 』オープニングテーマ
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「地球はまわる」
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『幻想世界英雄烈伝 フェアプレイズ 』エンディングテーマ
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脚注
注釈
- ^ 名前の由来は父が「真」と「仁」という字が好きでどうしても使いたかったようで、「仁」という字は「実」という意味があり、「み」と読ませたという[1]。
出典
外部リンク