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マイク・フォード (野球)

マイク・フォード
Mike Ford
横浜DeNAベイスターズ #99
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2021年3月4日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニュージャージー州サマセット郡ベルミード英語版
生年月日 (1992-07-04) 1992年7月4日(32歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2012年 アマチュアFA
初出場 2019年4月18日
年俸 50万ドル(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイク・フォード英語: Mike Ford, 本名:マイケル・ハリソン・フォードMichael Harrison Ford, 1992年7月4日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州サマセット郡ベルミード英語版出身のプロ野球選手一塁手)。右投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。

経歴

プロ入り前

プリンストン大学時代は一塁手投手を兼任していた。

プロ入りとヤンキース時代

2012年にドラフト外でニューヨーク・ヤンキースと契約してプロ入りしたが、2013年まで同大学の野球部でプレーを続け、2013年にはアイビーリーグのピッチャー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

2013年、傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプロデビュー。33試合に出場して打率.235、3本塁打、17打点を記録した。

2014年はA級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、2球団合計で105試合に出場して打率.292、13本塁打、56打点、2盗塁を記録した。

2015年はA+級タンパでプレーし、123試合に出場して打率.260、6本塁打、55打点、1盗塁を記録した。

2016年はA-級スタテンアイランド、A+級タンパ、AA級トレントン・サンダーでプレーし、3球団合計で56試合に出場して打率.289、8本塁打、43打点を記録した。

2017年はAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、2球団合計で126試合に出場して打率.270、20本塁打、86打点、1盗塁を記録した。オフの2017年12月12日にルール・ファイブ・ドラフトシアトル・マリナーズから指名されて移籍した[2]が、2018年3月24日に同ドラフトの規約でヤンキースに戻ることになった[3]

2018年はA-級スタテンアイランドとAAA級スクラントン・ウィルクスバリでプレーし、2球団合計で108試合に出場して打率.251、16本塁打、54打点、1盗塁を記録した。

2019年は開幕をAAA級スクラントン・ウィルクスバリで迎えた。4月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、18日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦にて「7番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー(この試合では3打数無安打)[5]。この年メジャーでは50試合に出場して打率.259、12本塁打、25打点を記録した。また、投手として1試合に登板した(8月15日のクリーブランド・インディアンス戦)。

2021年6月12日にDFAとなった[6]

レイズ傘下時代

2021年6月17日に金銭及び後日発表選手[注 1]とのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[8]。移籍後は傘下のAAA級ダーラム・ブルズでプレーしていたが、8月21日にDFAとなった[9]

ナショナルズ傘下時代

2021年8月23日にウェイバー公示を経てワシントン・ナショナルズへ移籍し、傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ配属された[10]。オフの11月30日にFAとなった[11]

マリナーズ傘下時代

2022年3月15日にマリナーズとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ[12]、翌16日に正式公示された[11]。シーズン開幕は傘下のAAA級タコマ・レイニアーズで迎え、4月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。だが、出場機会が無いまま4月25日にDFAとなった[14]

ジャイアンツ時代

2022年4月30日に金銭トレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[15]

マリナーズ時代

2022年5月12日にトレードでシアトル・マリナーズへ移籍した[16]。公式戦にも出場したが16試合で打率.172、3打点と振るわず、6月4日にDFAとなった[17]

ブレーブス時代

2022年6月10日にウェイバー公示を経てアトランタ・ブレーブスへ移籍した[18]。ブレーブスでは野手として5試合に出場したほか、投手としても1試合に登板したが(6月30日のフィラデルフィア・フィリーズ戦)[19]、本業の打者として7打数無安打と結果を残せず、8月10日にDFAとなり[11]、同日中に自由契約となった[11]

エンゼルス時代

2022年8月16日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ。同月25日にアクティブ・ロースター入りした[20]。しかし、9月28日にDFA[11]となり、10月2日にウェイバー公示[11]となり、7日にFA[11]となった。

マリナーズ復帰

2023年1月22日にマリナーズとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[21]。開幕は傘下のAAA級タコマで迎えた[11]。6月2日にメジャー契約を結び、アクティブロースター入りした[11]。この年は自己最多の84試合に出場して、打率.228、16本塁打、34打点を記録した[22]。オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[23]

レッズ時代

2024年2月24日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[24]。メジャーに昇格した場合の年俸は13万ドルで、オプションとして最大125万ドルの出来高が含まれる[24]。3月22日に一度自由契約となったが、3月28日にレッズと新たにマイナー契約を結び直した[25]。 開幕はAAA級ルイビル・バッツで迎え、5月4日に契約のオプトアウト条項を行使し一旦退団したが、5月8日にメジャー契約を結び直しロースター入りを果たした[26]が、TJ・フリードルの復帰に伴い、5月29日にDFA、5月31日に自由契約となった[27]

DeNA時代

2024年7月5日、横浜DeNAベイスターズと契約したことが発表された[28][22]。背番号は99[28]。推定年俸は50万ドル[1]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2019 NYY 50 163 143 30 37 7 0 12 80 25 0 0 0 0 17 2 3 28 0 .259 .350 .559 .909
2020 29 84 74 5 10 4 0 2 20 11 0 0 0 1 7 0 2 16 4 .135 .226 .270 .496
2021 22 72 60 6 8 0 0 3 17 5 0 0 0 0 11 1 1 23 1 .133 .278 .283 .561
2022 SF 1 4 4 0 1 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .250 .250 .250 .500
SEA 16 38 29 1 5 1 0 0 6 3 0 0 0 0 8 0 1 12 0 .172 .368 .207 .575
ATL 5 8 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .000 .125 .000 .125
LAA 28 99 91 8 21 4 0 3 34 5 0 0 0 0 8 0 0 26 1 .231 .293 .374 .667
'22計 50 149 131 9 27 5 0 3 41 10 0 0 0 0 17 0 1 40 1 .206 .302 .313 .615
2023 SEA 84 251 219 32 50 6 0 16 104 34 0 0 0 1 24 0 7 81 4 .228 .323 .475 .798
MLB:5年 235 719 627 82 132 22 0 36 262 85 0 0 0 2 76 3 14 188 10 .211 .309 .418 .727
  • 2023年度シーズン終了時

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2019 NYY 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 12 2.0 6 2 0 0 0 1 0 0 5 5 22.50 3.00
2022 ATL 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 5 1.0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 2 18.00 2.00
2023 SEA 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 12 2.0 5 2 1 0 0 0 0 0 4 4 18.00 3.00
MLB:3年 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 29 5.0 12 5 0 0 0 1 0 0 11 11 19.80 2.80
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野手


一塁(1B)












2019 NYY 29 191 9 3 22 .985
2020 13 59 3 2 6 .969
MLB 42 250 12 5 28 .981
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

  • 74(2019年 - 同年途中)
  • 36(2019年途中 - 同年終了、2020年途中 - 2021年、2022年途中 - 同年終了)
  • 72(2020年 - 同年途中)
  • 70(2022年 - 同年途中)
  • 34(2022年途中 - 同年途中)
  • 20(2023年)
  • 38(2024年 - 同年途中)
  • 99(2024年7月8日 - )

脚注

注釈

  1. ^ 2021年7月1日にアルデニス・サンチェスと発表されている[7]

出典

  1. ^ a b 【DeNA】フォード獲得を正式発表、大谷翔平の元同僚の大砲 背番「99」年俸約8000万円」『日刊スポーツ』2024年7月5日。2024年7月5日閲覧
  2. ^ 2017 Rule 5 Draft results: Pick-by-pick」『MLB.com』(英語)、2017年12月12日。2019年12月26日閲覧
  3. ^ Greg Johns「Mariners return Rule 5 pick Ford to Yankees」『MLB.com』(英語)、2018年3月24日。2019年12月26日閲覧
  4. ^ Dan Martin、Joel Sherman「Greg Bird with worrying foot injury in another Yankees blow」『New York Post』(英語)、2019年4月16日。2019年12月26日閲覧
  5. ^ Kansas City Royals at New York Yankees Box Score, April 18, 2019」『Baseball-Reference.com』(英語)。2019年12月26日閲覧
  6. ^ TC Zencka「Yankees DFA Mike Ford, Reinstate Zack Britton, Option Brooks Kriske」『MLB Trade Rumors』(英語)、2021年6月12日。2021年6月13日閲覧
  7. ^ Anthony Franco「Minor MLB Transactions: 7/1/21」『MLB Trade Rumors』(英語)、2021年7月1日。2021年7月4日閲覧
  8. ^ Rays Acquire Mike Ford From Yankees」『MLB Trade Rumors』(英語)。2021年6月17日閲覧
  9. ^ Mark Polishuk「Rays Designate Mike Ford For Assignment」『MLB Trade Rumors』(英語)、2021年8月21日。2021年8月22日閲覧
  10. ^ Steve Adams「Nationals Claim Mike Ford」『MLB Trade Rumors』(英語)、2021年8月23日。2021年8月24日閲覧
  11. ^ a b c d e f g h i MLB公式プロフィール参照。2023年6月12日閲覧。
  12. ^ Anthony Franco「Mariners, Mike Ford Agree To Minor League Contract」『MLB Trade Rumors』(英語)、2022年3月15日。2022年5月5日閲覧
  13. ^ Mariners, Mike Ford Agree To Minor League Contract」『MLB Trade Rumors』2022年4月15日。2022年5月2日閲覧
  14. ^ Anthony Franco「Mariners Designate Mike Ford For Assignment」『MLB Trade Rumors』(英語)、2022年4月25日。2022年5月5日閲覧
  15. ^ Giants Acquire Mike Ford From Mariners For Cash Considerations」『MLB Trade Rumors』2022年4月30日。2022年5月2日閲覧
  16. ^ Traded back and forth, Ford learns to live out of suitcase」『The Seattle Times』2022年5月13日。2022年5月14日閲覧
  17. ^ Mark Polishuk「Mariners Acquire Ryan Borucki, Designate Mike Ford」『MLB Trade Rumors』(英語)、2022年6月4日。2022年6月17日閲覧
  18. ^ Anthony Franco「Braves Claim Mike Ford, Designate Joe Dunand」『MLB Trade Rumors』(英語)、2022年6月10日。2022年6月17日閲覧
  19. ^ Atlanta Braves at Philadelphia Phillies Box Score, June 30, 2022」『Baseball-Reference.com』。2022年8月15日閲覧
  20. ^ Angels' Walsh on IL with thoracic outlet syndrome」『ESPN』(英語)、2022年8月25日。2022年8月27日閲覧
  21. ^ Anthony Franco「Mariners Sign Mike Ford To Minor League Deal」『MLB Trade Rumors』(英語)、2023年1月22日。2023年1月24日閲覧
  22. ^ a b DeNA、新外国人のフォード獲得 メジャー通算37本塁打の一塁手」『サンケイスポーツ』2024年7月5日。2024年7月5日閲覧
  23. ^ Full list of non-tendered players」『MLB.com』(英語)、2023年11月17日。2023年12月13日閲覧
  24. ^ a b Reds, Mike Ford Agree To Minor League Deal」『MLB Trade Rumors』(英語)、2024年2月24日。2024年2月25日閲覧
  25. ^ Reds' Mike Ford: Back with Reds」『cbssports.com』2024年3月28日。2024年5月9日閲覧
  26. ^ Steve Adams「Reds Re-Sign Mike Ford To Major League Deal」『MLB Trade Rumors』2024年5月8日。2024年5月9日閲覧
  27. ^ Injuries & Moves: Ford elects free agency」『MLB.com』2024年5月31日。2024年6月2日閲覧
  28. ^ a b マイク・フォード選手 獲得のお知らせ」『横浜DeNAベイスターズ』2024年7月5日。2024年7月5日閲覧

関連項目

外部リンク

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