2005年の日本プロ野球(2005ねんのにほんぷろやきゅう)では、2005年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。
できごと
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
- 7月2日
- 7月3日
- 7月8日
- 7月10日
- 阪神タイガースが対中日ドラゴンズ戦に勝利し、球団新記録の9カード連続勝ち越し[11]
- 7月11日
- 7月19日
- オーナー会議でドラフト改革案が承認。高校と大学生、社会人の2度に分けられ、自由獲得枠を2人から1人とする[4]
- 横浜ベイスターズのマーク・クルーンが阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)で日本球界最速となる球速161km/hを記録。
- 7月30日
- オリックス・バファローズの吉井理人が対北海道日本ハムファイターズ戦(釧路)で5回を5安打1失点の内容で、勝利投手となり、開幕から5連勝。40歳での5連勝はNPB史上2人目、パ・リーグでは初[39]
- 通算349本塁打としていた読売ジャイアンツの江藤智が対中日ドラゴンズ戦(東京ドーム)で8回裏二死三塁の場面で平井正史から左翼へ大飛球を放つが天井にあたり、同球場特別ルールで左飛となり、幻の本塁打となった[40]
8月
- 8月6日
- ヤクルトスワローズは対読売ジャイアンツ戦(神宮)で前日の同戦に続いて、NPBタイ記録の2試合連続毎回安打。ヤクルトスワローズのアダム・リグスが球団タイ記録の8打席連続安打[9]
- 8月7日
- ヤクルトスワローズは対読売ジャイアンツ戦の7回までNPB新記録の23イニング連続安打、8回に記録はストップ[9]
- 横浜ベイスターズの佐々木主浩が今季限りの現役引退を表明[41]。
- 8月11日
- 阪神の金本知憲が対中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)に出場し、NPB史上7人目の1000試合連続出場を達成[42]。
- 8月12日
- 横浜ベイスターズの石井琢朗が対ヤクルトスワローズ戦(横浜スタジアム)で球団新記録の通算2082安打[17]
- 8月17日
- 阪神タイガースは対横浜ベイスターズ戦(大阪ドーム)で球団新記録の8試合連続2桁安打[11]
- 8月19日
- 8月20日
- 8月23日
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは4月に続いて、今季2度目の11連敗。シーズン2度の11連敗以上はNPB史上2度目[45]
- 中日ドラゴンズの山本昌が対ヤクルトスワローズ戦(いわき)で球団史上初の40歳代勝利[4]
- 阪神タイガースの井川慶が対広島東洋カープ戦(広島)で7回を投げてNPB史上304人目のプロ通算1000投球回を達成[46]。
- 8月27日
- 西武ライオンズの西口文也が対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(インボイス)に9回まで完全試合も、延長10回に沖原佳典に初安打を打たれる。延長で完全試合を逃したのはNPB史上初[2]
- 8月29日
- 新球団の東北楽天ゴールデンイーグルスの今季最下位が決定[47]
- 8月31日
- 福岡ソフトバンクホークスの斉藤和巳がNPBタイ記録の開幕から15連勝[48]
- ウエスタンリーグは阪神が2年ぶりのリーグ優勝[11]
- ヤクルトスワローズの岩村明憲が対読売ジャイアンツ戦(大阪ドーム)でバート・ミアディッチからNPB史上138人目の通算150本塁打[9]
9月
- 9月3日
- 9月9日
- 読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦(東京ドーム)の先発は読売ジャイアンツが42歳の工藤公康、中日ドラゴンズが40歳山本昌。40歳代が共に先発投手となったのはNPB史上2度目、セ・リーグでは初[50]
- 9月10日
- 阪神タイガースは対広島東洋カープ戦(甲子園)で球団新記録の21得点[11]
- 読売ジャイアンツの小久保裕紀が対中日ドラゴンズ戦(東京ドーム)で3回裏にルイス・マルティネスから2点本塁打を放ち、NPB史上31人目のプロ通算300本塁打[51]。
- 9月15日
- 阪神タイガースの今岡誠が対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)で球団新記録のシーズン4本目の満塁本塁打[11]
- 広島東洋カープの野村謙二郎が今季限りでの現役引退を発表[52]。
- 9月19日
- 9月21日
- 阪神タイガースは対中日ドラゴンズ戦でNPB新記録のシーズン1127奪三振[11]
- 9月23日
- 9月25日
- 福岡ソフトバンクホークスは対西武ライオンズ戦(インボイス)に4対2で勝利し、リーグ戦1位を確定[54][55]
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは成績不振を理由に、監督の田尾安志を解任を発表[56]
- 千葉ロッテマリーンズは小野晋吾が今季10勝目で、同一球団から2桁勝利6人はNPBタイ記録
- 9月27日
- 9月28日
- パ・リーグのシーズン公式戦全日程が終了。1位は福岡ソフトバンクホークス。新規参入の東北楽天ゴールデンイーグルスは38勝97敗1分、最下位で1年目を終えた。東北楽天ゴールデンイーグルスの勝率.281は2リーグ制以降の新球団の1年目の成績ではワースト記録[57]
- 9月29日
- セ・リーグ、阪神タイガースが2年ぶり5度目のリーグ優勝。また、藤川球児投手がこの日の登板でシーズン最多登板の新記録を達成した。
- オリックス・バファローズの監督の仰木彬が辞任[58]
- 北海道日本ハムファイターズが岩本勉と奈良原浩に戦力外通告。岩本は球団からの二軍投手コーチ就任要請を正式に断り、現役続行の意志を表明。奈良原は今季年俸の50%減を掲示して事実上の戦力外通告。また、田村藤夫バッテリー兼投手コーチ、渡辺浩司打撃コーチ、西俊児内野守備・三塁ベースコーチ、大貝恭史外野守備・走塁コーチに解任通告[59]。
- 9月30日
10月
- 10月1日
- 阪神タイガースの赤星憲広が神宮球場での対ヤクルトスワローズ21回戦の八回表に二塁盗塁を決め、プロ通算250盗塁を達成[64]。
- 中日ドラゴンズの岩瀬仁紀がナゴヤドームでの対広島東洋カープ21回戦にてプロ野球新記録のシーズン46セーブを達成[65]。
- 読売ジャイアンツが清原和博の退団を発表[66]。
- 10月2日
- 福岡ソフトバンクホークスの尾花高夫投手コーチが今季の全日程終了後に退団することを発表[67]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルスの大島公一が現役引退を発表[68]。
- 10月3日
- 10月4日
- 10月5日
- 10月6日
- ヤクルトスワローズの青木宣親が対中日ドラゴンズ22回戦(神宮球場)の1回裏に佐藤充から左前安打を打ち、シーズン193安打のセ・リーグ新記録を達成[75]。
- 北海道日本ハムファイターズが岩本勉と芝草宇宙の自由契約と、山田勝彦の任意引退を発表[76]。
- 10月7日
- 10月9日
- パ・リーグのプレーオフの第1ステージの第2試合が千葉マリンスタジアムで行われ、千葉ロッテマリーンズが西武ライオンズに3対1で勝利し2連勝で第2ステージ進出が決定[79]。
- ヤクルトスワローズの佐藤真一が今季限りでの現役引退を発表[80]。
- 10月10日
- 日本プロフェッショナル野球組織は、2006年3月開催のワールド・ベースボール・クラシックの日本代表監督に、福岡ソフトバンクホークスの監督の王貞治が就任したと発表[81]。
- 10月11日
- ヤクルトスワローズの青木宣親が神宮球場での対横浜ベイスターズ21回戦の1回裏に門倉健から右前安打を打ち、1994年のオリックスのイチロー以来プロ野球史上2人目、またセ・リーグ初となるシーズン200安打を達成[82]。
- 10月17日
- パ・リーグのプレーオフの第2ステージの第5戦がヤフードームで行われ、千葉ロッテマリーンズが福岡ソフトバンクホークスに3対2で勝利して対戦成績を3勝2敗とし、1974年以来31年ぶりのパ・リーグ優勝決定[83][84]。
- 前横浜ベイスターズコーチの西岡良洋が読売ジャイアンツの一軍外野守備走塁コーチに就任[85]。
- 10月18日
- 10月21日
- 10月22日
- 日本シリーズが千葉マリンスタジアムで開幕。千葉ロッテマリーンズが10-1の大量リードで迎えた7回裏1死無走者で濃霧のため試合が中断、そのままコールドゲームとなった。日本シリーズの試合がコールドゲームになったのは4例目だが、勝敗が決したのは史上初。また濃霧でコールドゲームになったのも初めて。
- 10月24日
- 前福岡ソフトバンクホークス一軍投手コーチの尾花高夫が読売ジャイアンツの一軍投手総合コーチに就任[86]。
- 読売ジャイアンツが平岡政樹、後藤光貴、横川雄介に戦力外通告[87]。
- 10月26日 - 日本シリーズ第4戦(甲子園)が行われ、千葉ロッテマリーンズが阪神タイガースを3対2で勝利し、2002年の巨人以来、3年ぶりで、千葉ロッテマリーンズとしては球団史上初となる4連勝(4タテ)で31年ぶり3回目の日本一を達成[88]。
- 10月27日
- 読売ジャイアンツが中日ドラゴンズの大西崇之を金銭トレードで獲得したと発表。また、読売ジャイアンツから戦力外通告を受けていた後藤光貴が金銭トレードで西武ライオンズに移籍したことを発表[89]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルスが阪神タイガースの中谷仁を金銭トレードで獲得したと発表[90]。
- 10月28日
- 北海道日本ハムファイターズが中日ドラゴンズの森章剛を金銭トレードで獲得したと発表[91]。
- 10月31日
- 阪神タイガースが久慈照嘉に戦力外通告。久慈は球団からの二軍コーチ就任要請を正式に断り、現役続行の意志を表明[92]。
- 西武ライオンズから戦力外通告を受けた髙木大成が現役を引退、球団フロントの営業部に所属することが決定した[93]。
11月
12月
- 12月1日
- 12月5日
- 今季オリックス・バファローズの監督をつとめた仰木彬が呼吸不全で死去[58]
- 12月8日
- オリックス・バファローズは二軍チームのサーパス神戸の名称を「サーパス」へ変更[106]
- 12月9日
- 12月15日
- 読売ジャイアンツが前オリックス・バファローズのジェレミー・パウエル(登録名はJP)の獲得を発表。背番号は42。来季からの登録名はパウエルとなる[108]。
- 12月19日
- ヤクルトスワローズは球団名を「東京ヤクルトスワローズ」へ改称[4]
- プロ野球実行委員会はオリックス・バファローズの専用球場を大阪ドームからスカイマークスタジアムへの変更を承認[2]
- 12月20日
- オリックス・バファローズが読売ジャイアンツを退団した清原和博の入団を表明[109]。
- 東京ヤクルトスワローズが前広島東洋カープのグレッグ・ラロッカの獲得を発表[110]。
- 12月21日
- 読売ジャイアンツが千葉ロッテマリーンズの小坂誠を金銭トレードで獲得したと発表。背番号は2[111]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルスは読売ジャイアンツからウェーバーで獲得したブライアン・シコースキーの保留権を放棄し、自由契約選手の公示を申請したと発表[112]。
- オリックス・バファローズがドジャース傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズの中村紀洋の入団を発表。背番号は8[113]。
- 12月28日
競技結果
レギュラーシーズン
- 本年度よりセ・パ交流戦の導入につき、セ・リーグは146試合(レギュラーシーズン22回総当たり・110試合、交流戦6回総当たり・36試合)、パ・リーグは136試合(レギュラーシーズン20回総当たり・100試合、交流戦はセと同文)となった。パ・リーグは上位3チームのプレーオフトーナメントを並行採用。
セ・パ交流戦
- MVP: 小林宏之(ロッテ)
パシフィック・リーグプレーオフ
2005 パシフィック・リーグプレーオフ 第1ステージ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月8日(土) |
第1戦 |
西武ライオンズ |
1 - 2 |
千葉ロッテマリーンズ |
千葉マリンスタジアム
|
10月9日(日) |
第2戦 |
西武ライオンズ |
1 - 3 |
千葉ロッテマリーンズ
|
勝者:千葉ロッテマリーンズ
|
2005 パシフィック・リーグプレーオフ 第2ステージ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月12日(水) |
第1戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
4 - 2 |
福岡ソフトバンクホークス |
福岡ドーム
|
10月13日(木) |
第2戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
3 - 2 |
福岡ソフトバンクホークス
|
10月15日(土) |
第3戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
4 - 5 |
福岡ソフトバンクホークス
|
10月16日(日) |
第4戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
2 - 3 |
福岡ソフトバンクホークス
|
10月17日(月) |
第5戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
3 - 2 |
福岡ソフトバンクホークス
|
勝者:千葉ロッテマリーンズ
|
日本シリーズ
2005年 日本シリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月22日(土) |
第1戦 |
阪神タイガース |
1 - 10 |
千葉ロッテマリーンズ |
千葉マリンスタジアム
|
10月23日(日) |
第2戦 |
阪神タイガース |
0 - 10 |
千葉ロッテマリーンズ
|
10月24日(月) |
移動日
|
10月25日(火) |
第3戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
10 - 1 |
阪神タイガース |
阪神甲子園球場
|
10月26日(水) |
第4戦 |
千葉ロッテマリーンズ |
3 - 2 |
阪神タイガース
|
優勝:千葉ロッテマリーンズ(31年ぶり3回目)
|
個人タイトル
ベストナイン
オールスター戦
- パシフィック・リーグ 5対6 セントラル・リーグ
- セントラル・リーグ 5対3 パシフィック・リーグ
誕生
死去
出典
|
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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