青森駐屯地(あおもりちゅうとんち、JGSDF Camp Aomori)は、青森県青森市大字浪館字近野45に所在し、第9師団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
本州最北端の駐屯地にして、本州北部の交通結節・終着点であり、国際海峡(特定海域)である津軽海峡を眼前に望む国家防衛の要衝である。また、国のエネルギー政策の一環として原子力関連施設が下北半島一帯に存在しており、これらの有事に対する備えも重要である。
最寄の演習場は、小谷演習場と六ヶ所対空射撃場。駐屯地司令は、第9師団副師団長が兼務。
資料展示館
防衛館
- 展示品:八甲田雪中行軍資料、戦時資料、軍服、近年の活動状況及びねぶた等を展示している。
沿革
警察予備隊青森営舎
保安隊青森駐屯地
- 1952年(昭和27年)10月15日:保安隊が発足。
陸上自衛隊青森駐屯地
- 1954年(昭和29年)7月1日:陸上自衛隊設置に伴い青森駐屯地が開設される[2][3]。
- 1956年(昭和31年)
- 1月25日:第20普通科連隊(連隊本部及び直轄中隊、第1、第2大隊)が新編。
- 5月31日:第5普通科連隊が八戸駐屯地へ移駐。
- 11月15日:第20普通科連隊主力が神町駐屯地へ移駐。
- 12月1日:第9混成団が新編され、第9混成団司令部を新設。
- 1962年(昭和37年)
- 8月14日:第5普通科連隊が八戸駐屯地から再び移駐。
- 8月15日:
- 第9混成団が第9師団へ改編。
- 第5普通科連隊が本部管理中隊及び4個普通科中隊、重迫撃砲中隊で編成完結。
- 1990年(平成2年)3月26日:第9後方支援連隊が新編。
- 2004年(平成16年)3月27日:第9化学防護隊が新編。
- 2010年(平成22年)3月26日:第9後方支援連隊が八戸駐屯地へ移駐。輸送隊と衛生隊は残留した。
駐屯部隊
東北方面隊隷下部隊
防衛大臣直轄部隊
最寄の幹線交通
重要施設
脚注
関連項目
外部リンク
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