施設科(しせつか、英: Engineer)は、陸上自衛隊の職種の一つである。戦闘部隊を支援するため、各種施設器材をもって障害の構成・処理、陣地の構築、渡河等の作業を行うとともに、施設器材の整備等を行う。諸外国の軍隊や旧日本軍における工兵科にあたる。職種標識の色はえび茶。
作戦の全局面において施設技術能力を駆使し、主として戦闘支援および兵站支援を行って諸部隊を支援することを任務とする[1]。地雷原や対戦車壕等の障害の構成や処理、道路や橋梁等の破壊や構築あるいは修復、各種渡河機材を用いた渡河支援、陣地の構築など、第一線部隊に戦闘力を発揮させるための支援の他、交通路、離着陸場、港等の建設・維持、不動産業務の技術援助などの兵站を維持するための支援、測量および地図の作成・航空写真の複製を行う。通常は施設科部隊自らが第一線に立って戦闘することは少ないが、敵陣前における地雷原の強行処理のような極めて危険な任務を遂行すること[1] もあり、特に必要な場合、予備戦力部隊として近接戦闘にも当たる[1]。
任務の特性上、多くの建設機械を保有しているため災害派遣や国際貢献などでも施設科が活躍する[1]。自衛隊草創期に多く行われた土木工事等の受託でも施設科部隊が多く運用され、初のPKO活動となった自衛隊カンボジア派遣においては施設大隊、自衛隊東ティモール派遣では施設群が派遣された。2010年(平成22年)には1月に発生したハイチ地震 (2010年)に対する国際貢献(国際連合ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH))の一環として陸上自衛隊の施設科部隊が主力となり、のべ3年間にわたり復興活動を行った(詳細は自衛隊ハイチPKO派遣を参照)。2011年7月に北部スーダンから分離独立を果たした南スーダン共和国の施設基盤整備を行うため、2012年(平成24年)から2017年(平成29年)まで施設科を主力とした500名程度の部隊が派遣された(詳細は自衛隊南スーダン派遣を参照)。
施設科又はこれと同種の部隊として、施設団本部および本部付隊、施設群本部および本部管理中隊、施設大隊、架橋中隊、施設器材(中)隊、ダンプ車両中隊、施設(中)隊、水際障害中隊、空挺団施設中隊、水陸機動団施設中隊、教育支援施設隊、施設教導隊が、施設科又はこれと同種の機関として、陸上自衛隊施設学校がある。
部隊編制として、最も規模の大きなものは施設団であり5個の各方面隊に1個ずつ編成されている。その隷下に2から3個の施設群が編合される。施設器材隊(架橋中隊、特殊器材中隊)、ダンプ車両中隊、施設隊が施設団直轄に、施設団直轄または隷下の施設群の中に編制として水際障害中隊がある。また、各師団には施設大隊が各旅団には施設隊が置かれている。そのほか、各普通科連隊隷下の本部管理中隊には施設作業小隊が、即応機動連隊、戦車連隊、第11普通科連隊隷下の本部管理中隊には施設小隊が、中央即応連隊、第1空挺団、水陸機動団には施設中隊が編成されている。また、後方支援部隊の施設直接支援大隊などの部隊も施設科隊員を主力として編成される。
職種学校は、勝田駐屯地に所在する陸上自衛隊施設学校、教導部隊は、同校直轄の施設教導隊、富士教導団隷下の教育支援施設隊である。その他、化学科と装備が共通するも人員除染に関しては施設科も一部担当する[2]。
陸上自衛隊関東補給処古河支処、陸上自衛隊北海道補給処苗穂支処が、施設器材の出納、保管、補給、整備および技術検査の実施並びに施設車両の自動車番号に関する事務および保安検査の実施に関することを行っている。
施設団(しせつだん)は、方面隊直轄部隊で、施設科部隊としては最大の部隊単位である。各方面隊に1個づつ置かれており、方面隊隷下部隊への施設作業支援を任務とし、陸将補が指揮を執る。施設団本部、施設団本部付隊をはじめ、2個の施設群(第3施設団のみ3個)、施設器材隊およびダンプ車両中隊等の直轄部隊からなる。
施設団本部付隊(しせつだんほんぶつきたい)は、団本部の旗本部隊として、団本部の幕僚活動の支援等を実施し、併せて団の通信組織の維持・運営、各種偵察活動、後方支援等を行う部隊である。付隊本部、通信班、偵察班と団本部各科に配置されている団本部班で編成される。
施設群(しせつぐん)は、施設団の主な構成部隊であり、施設群本部および本部管理中隊、2~3個の施設中隊(第13施設群のみ水際障害中隊が編合されている)からなる施設科職種の編合部隊である。
1952年(昭和27年)10月15日に勝田駐屯地で独立第1施設群が方面隊直轄部隊として編成されたのを皮切りに順次編成された。1961年(昭和36年)8月に施設団が各方面隊に編成されると、その隷下に編合された。第14施設群まで編成されているが3個施設群が廃止されたため2024年(令和6年)6月現在、11個群が編成されている。1999年(平成11年)3月から、第11施設群を皮切りに施設中隊の機能別化改編が始まり、2017年(平成29年)3月の第12施設群で改編が完了した。
※太字は、廃止部隊。
施設群本部管理中隊(しせつぐんほんぶかんりちゅうたい)は、糧食、燃料等の補給業務、通信網の構成、傷病者の救護、偵察活動等により、群本部および各中隊の活動を支援する中隊である。中隊本部、通信班、偵察班、衛生班、補給班等から編成されている。
施設群の新編時は、本部中隊として編成されたが逐次本部管理中隊へと改編された。
施設大隊(しせつだいたい)は、施設科職種の隊員で編成される陸上自衛隊の部隊である。師団隷下の施設大隊と100番台の称号の独立施設大隊がある。また、カンボジア派遣施設大隊が国際貢献のため臨時に編成された。
独立施設大隊(どくりつしせつだいたい)は、大隊本部および本部管理中隊、2個の施設中隊の編制からなる施設科の独立大隊である。警察予備隊・保安隊時代に、500番台で7個大隊が編成された。1954年(昭和29年)7月1日の陸上自衛隊の発足時に、第101から第106施設大隊と100番台の部隊番号が付与された。最終的に第110施設大隊まで独立施設部隊として編成され、第101施設大隊が施設教導隊、第110施設大隊が教育支援施設隊、第102から第109施設大隊が逐次、施設群へと改編され現在は全て廃止されている。
警察予備隊・保安隊
陸上自衛隊
第101施設大隊(だいいちまるいちしせつだいたい)は、勝田駐屯地に駐屯していた施設科部隊で1956年(昭和31年)1月24日に廃止された。
第102施設大隊(だいいちまるにしせつだいたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で1976年(昭和51年)3月24日に廃止された。
第103施設大隊(だいいちまるさんしせつだいたい)は、幌別駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で1976年(昭和51年)3月25日に廃止された。
第104施設大隊(だいいちまるよんしせつだいたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で1976年(昭和51年)3月25日に廃止された。
第105施設大隊(だいいちまるごしせつだいたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第2施設団隷下の施設科部隊で1974年(昭和49年)3月26日に廃止された。
第106施設大隊(だいいちまるろくしせつだいたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で1973年(昭和48年)7月31日に廃止された。
第107施設大隊(だいいちまるななしせつだいたい)は、高田駐屯地に駐屯していた施設科部隊で1972年(昭和47年)7月31日に廃止された。
第108施設大隊(だいいちまるはちしせつだいたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で1973年(昭和48年)7月31日に廃止された。
第109施設大隊(だいいちまるきゅうしせつだいたい)は、善通寺駐屯地に駐屯していた第4施設団隷下の施設科部隊で1973年(昭和48年)3月26日に廃止された。
第110施設大隊(だいいちいちまるしせつだいたい)は、滝ヶ原駐屯地に駐屯していた富士教導団隷下の施設科部隊で2002年(平成14年)3月26日に廃止された。
師団施設大隊(しだんしせつだいたい)は、師団隷下の施設科部隊である。大隊長は2等陸佐で師団司令部の施設課長を兼務する。各師団の直轄部隊として13個大隊が編成されたが一部は師団の旅団化に伴い廃止された。
管区隊施設大隊の新編
混成団施設大隊の新編
師団施設大隊の新編
旅団の新編による施設中隊への縮小改編
「自衛隊カンボジア派遣」を参照。
施設器材隊(しせつきざいたい)は、陸上自衛隊の施設団隷下の施設科部隊で第101から第105施設器材隊の5個が編成され各方面隊の施設団に1個ずつ編合されている。大隊相当の部隊であり、隊長は2等陸佐が補職される。隊本部、本部付隊、特殊器材中隊および架橋中隊からなり、交通器材および施設器材等をもって、架橋中隊が各種の橋梁の架設を、特殊器材中隊が道路の構築・舗装等を実施するとともに、建設技術を生かして建物の構築や内装工事等も実施する。1972年(昭和47年)8月から東部方面隊より逐次編成され1980年(昭和55年)3月の北部方面隊での編成で全ての方面隊への配置が完了した。
第101施設器材隊(だいいちまるいちしせつきざいたい)は、古河駐屯地に駐屯する第1施設団隷下の施設科部隊である。
第102施設器材隊(だいいちまるにしせつきざいたい)は、大久保駐屯地に駐屯する第4施設団隷下の施設科部隊である。
第103施設器材隊(だいいちまるさんしせつきざいたい)は、小郡駐屯地に駐屯する第5施設団隷下の施設科部隊である。
第104施設器材隊(だいいちまるよんしせつきざいたい)は、船岡駐屯地に駐屯する第2施設団隷下の施設科部隊である。
第105施設器材隊(だいいちまるごしせつきざいたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯する第3施設団隷下の施設科部隊である。
ダンプ車両中隊(ダンプしゃりょうちゅうたい)は、陸上自衛隊の施設団隷下の特大型ダンプを装備する施設科部隊である。
第301から第313までの13個中隊が編成され、現在は5個中隊のみが各施設団に1個中隊ずつ団直轄として編合されている。新編時は全ての施設群に1個中隊ずつ編成されたが、施設団の改編により各施設群隷下のダンプ車両中隊は廃止され、1個中隊に統合され施設団直轄部隊として再編成された。
※太字は廃止部隊。
施設隊(しせつたい)は、陸上自衛隊の施設科職種の隊員で編成される施設科部隊である。施設団に編合された300番台の施設隊と旅団に隷属する施設隊がある。過去には、北部方面施設隊隷下に第13施設群を縮小改編した第13施設隊が編成されていた。
施設隊(しせつたい)は、施設団隷下の施設科部隊である。隊長は2等陸佐で数個の施設小隊等からなる。
第301施設隊から第307施設隊まで7個が編成されたが、3個が施設中隊等に改編され2024年(令和6年)時点では東部方面隊に2個、中部方面隊に2個の計4個の施設隊が編成されている。
1993年(平成5年)3月に地区施設隊を改編し第301から第303施設隊が新編された。次に1999年(平成11年)3月に第304から第305施設隊が施設中隊、施設群を改編して編成された。2001年(平成13年)3月、2004年(平成16年)3月に東部方面隊第1施設団隷下に第306施設隊、第307施設隊が新編された。
第301施設隊(だいさんまるいちしせつたい)は、富山駐屯地に駐屯していた第4施設団隷下の施設科部隊で2006年 (平成18年)3月27日に廃止された。
第302施設隊(だいさんまるにしせつたい)は、鯖江駐屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2004年 (平成16年)3月26日に廃止された。
第303施設隊(だいさんまるさんしせつたい)は、和歌山駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2004年 (平成16年)3月26日に廃止された。
第304施設隊(だいさんまるよんしせつたい)は、出雲駐屯地に駐屯する第4施設団隷下の施設科部隊である。
第305施設隊(だいさんまるごしせつたい)は、三軒屋駐屯地に駐屯する第4施設団隷下の施設科部隊である。
第306施設隊(だいさんまるろくしせつたい)は、松本駐屯地に駐屯する第1施設団隷下の施設科部隊である。
第307施設隊(だいさんまるななしせつたい)は、宇都宮駐屯地に駐屯する第1施設団隷下の施設科部隊である。
旅団施設隊(りょだんしせつたい)は、旅団隷下の施設科部隊である。隊長は2等陸佐で、旅団司令部の施設課長を兼務する。隊本部、数個の施設小隊、交通小隊、渡河器材小隊などからなる。2023年(令和5年)3月に第5施設隊(帯広駐屯地)が2個施設中隊編成に改編され、そのうちの1個中隊が鹿追駐屯地に配置された。
方面施設隊(ほうめんしせつたい)は、北部方面隊隷下の施設科部隊で北部方面隊直轄の北部方面施設隊とその隷下の第13施設隊が編成されていた。
独立施設隊の新編
方面施設隊の新編
旅団施設隊の新編
施設中隊(しせつちゅうたい)は、施設群の主な構成部隊となる陸上自衛隊の施設科部隊である。第301施設中隊を皮切りに第402施設中隊まで102個中隊が編成された。
施設群等編成時に新編された中隊は第301施設中隊から第340施設中隊および第395施設中隊、第396施設中隊で42個中隊、地区施設隊から改編された中隊が第341施設中隊から第353施設中隊で13個中隊、それらを逐次「築城」、「障害」、「機動支援」および「交通」の4つの機能別編成へ改編した。「築城」、「障害」の機能を持った施設中隊は両機能を合わせ持った1個の施設中隊に改編され、「交通」の機能を持った施設中隊は一部が廃止された。
施設群は「築城・障害」および「交通」の機能を持った施設中隊各1個を編合している。さらに北部方面隊および西部方面隊の施設群は「機動支援」の機能を持った施設中隊を編合していて計3個施設中隊を有する。
「築城・障害」、「機動支援」、「交通」の機能を持った施設中隊がそれぞれ11個中隊が編成されていた。
味方部隊の陣地構築を行う機能で、OD色または迷彩塗装にした、民生品の油圧ショベルやドーザー等の土木作業重機等を装備していた。特殊な機材としては掩体掘削機があり油圧ショベルの一種であるが、アーム部分が回転したりできより複雑な掘削作業ができる。また、坑道式の掩壕を掘る坑道掘削装置も築城装備の一つであるが、特に専門部隊の坑道中隊に装備されていたが廃止された。
味方部隊の前面に障害(地雷原を含む)を構成する等敵部隊の前進を妨害する機能で、道路障害作業車や83式地雷敷設装置等を装備してた。ヘリコプターで空中から地雷を散布する87式地雷散布装置も装備していて素早く地雷原を構成できる。また、海中に対しては水際地雷を設置する94式水際地雷敷設装置を装備・運用する専門部隊として水際障害中隊が編成されている。
すべての「築城」、「障害」機能を持つ施設中隊は、「築城」、「障害」の両機能を合わせ持つ施設中隊「築城・障害」に改編された。
味方部隊の前進を容易にするため自然の、または敵部隊の構築した障害の処理(地雷処理を含む)を行う機能で、地雷原を爆破処理する92式地雷原処理車や、対戦車壕や小川などの地隙に橋を架ける91式戦車橋、障害物を排除する75式ドーザや施設作業車など自衛隊独自の装備を有する。作業中に敵部隊からの攻撃が予想されるため装甲化、機械化が図られている。
装備充足等の観点から、第1・第2・第4施設団の「機動支援」中隊が2025年(令和7年)3月に廃止された。
味方部隊の通行を確保するため道路や橋を維持補修する機能で、81式自走架中橋や07式機動橋を装備し、100ⅿ程度の橋を架けたり、グレーダーやタイヤローラー、バケットローダー等の民生品同等品で道路の補修を行う。渡河作業も交通任務の一つといえるが使用する器材の92式浮橋、重門橋やパネル橋を装備するのは施設団隷下の施設器材隊隷下の架橋中隊である。また、道路の舗装等高度な作業は施設器材隊隷下の特殊器材中隊が必要な装備を保有し運用する。
以上のようにそれぞれの機能を発揮するために各種の施設器材を装備するが機能別編成への改編前は、施設群内に各種器材を一括して保有した施設器材中隊が編成されていて、必要最小限の装備をした各施設中隊を付与された任務ごとに増強支援する体制となっていた。
第301施設中隊(だいさんまるいちしせつちゅうたい)は、沖縄県那覇市の那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の施設科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
第302施設中隊(だいさんまるにしせつちゅうたい)は、座間分屯地に駐屯していた第3施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第303施設中隊(だいさんまるさんしせつちゅうたい)は、座間分屯地に駐屯していた第3施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第304施設中隊(だいさんまるよんしせつちゅうたい)は、座間分屯地に駐屯していた第3施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第305施設中隊(だいさんまるごしせつちゅうたい)は、宇都宮駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第306施設中隊(だいさんまるろくしせつちゅうたい)は、宇都宮駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第307施設中隊(だいさんまるななしせつちゅうたい)は、宇都宮駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第308施設中隊(だいさんまるはちしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯していた第5施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第309施設中隊(だいさんまるきゅうしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯していた第5施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第310施設中隊(だいさんいちまるしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯していた第5施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第311施設中隊(だいさんいちいちしせつちゅうたい)は、豊川駐屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月27日に廃止された。
第312施設中隊(だいさんいちにしせつちゅうたい)は、豊川駐屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月27日に廃止された。
第313施設中隊(だいさんいちさんしせつちゅうたい)は、豊川駐屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月27日に廃止された。
第314施設中隊(だいさんいちよんしせつちゅうたい)は、大久保駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2006年(平成18年)3月27日に廃止された。
第315施設中隊(だいさんいちごしせつちゅうたい)は、大久保駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2006年(平成18年)3月27日に廃止された。
第316施設中隊(だいさんいちろくしせつちゅうたい)は、大久保駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2006年(平成18年)3月27日に廃止された。
第317施設中隊(だいさんいちななしせつちゅうたい)は、善通寺駐屯地に駐屯していた第8施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第318施設中隊(だいさんいちはちしせつちゅうたい)は、善通寺駐屯地に駐屯していた第8施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第319施設中隊(だいさんいちきゅうしせつちゅうたい)は、善通寺駐屯地に駐屯していた第8施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第320施設中隊(だいさんにいまるしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で2003年(平成15年)3月27日に廃止された。
第321施設中隊(だいさんにいいちしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で2003年(平成15年)3月27日に廃止された。
第322施設中隊(だいさんにいにしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で2003年(平成15年)3月27日に廃止された。
第323施設中隊(だいさんにいさんしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第9施設群隷下の施設科部隊で2005年(平成17年)3月28日に廃止された。
第324施設中隊(だいさんにいよんしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第9施設群隷下の施設科部隊で2005年(平成17年)3月28日に廃止された。
第325施設中隊(だいさんにいごななしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第9施設群隷下の施設科部隊で2005年(平成17年)3月28日に廃止された。
第326施設中隊(だいさんにろくしせつちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
第327施設中隊(だいさんにいななしせつちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
第328施設中隊(だいさんにいはちしせつちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
第329施設中隊(だいさんにいきゅうしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第330施設中隊(だいさんさんまるしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第331施設中隊(だいさんさんいちしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第332施設中隊(だいさんさんにしせつちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月29日に廃止された。
第333施設中隊(だいさんさんさんしせつちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月29日に廃止された。
第334施設中隊(だいさんさんよんしせつちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月29日に廃止された。
第335施設中隊(だいさんさんごしせつちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯していた第12施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月27日に廃止された。
第336施設中隊(だいさんさんろくしせつちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯していた第12施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月27日に廃止された。
第337施設中隊(だいさんさんななしせつちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯していた第12施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月27日に廃止された。
第338施設中隊(だいさんさんはちしせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯していた第13施設群隷下の施設科部隊で2000年(平成12年)3月28日に廃止された。
第339施設中隊(だいさんさん旧しせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯していた第13施設群隷下の施設科部隊で2000年(平成12年)3月28日に廃止された。
第340施設中隊(だいさんよんまるしせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯していた第13施設群隷下の施設科部隊で2000年(平成12年)3月28日に廃止された。
第341施設中隊(だいさんよんいちしせつちゅうたい)は、名寄駐屯地に駐屯していた第1施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月22日に廃止された。
第342施設中隊(だいさんよんにしせつちゅうたい)は、釧路駐屯地に駐屯していた第12施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月26日に廃止された。
第343施設中隊(だいさんよんさんしせつちゅうたい)は、函館駐屯地に駐屯していた第13施設群隷下の施設科部隊で2000年(平成12年)3月27日に廃止された。
第344施設中隊(だいさんよんよんしせつちゅうたい)は、湯布院駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で2003年(平成15年)3月27日に廃止された。
第345施設中隊(だいさんよんごしせつちゅうたい)は、都城駐屯地に駐屯していた第9施設群隷下の施設科部隊で2005年(平成17年)3月27日に廃止された。
第346施設中隊(だいさんよんろくしせつちゅうたい)は、岩手駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊で2010年(平成22年)3月24日に廃止された。
第347施設中隊(だいさんよんななしせつちゅうたい)は、秋田駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第348施設中隊(だいさんよんはちしせつちゅうたい)は、岐阜分屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2004年(平成16年)3月27日に廃止された。
第349施設中隊(だいさんよんきゅうしせつちゅうたい)は、三軒屋駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2006年(平成18年)3月27日に廃止された。
第350施設中隊(だいさんごうまるしせつちゅうたい)は、三軒屋駐屯地に駐屯していた第8施設群隷下の施設科部隊で1999年(平成11年)3月29日に廃止された。
第351施設中隊(だいさんごういちしせつちゅうたい)は、北富士駐屯地に駐屯していた第3施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第352施設中隊(だいさんごうにしせつちゅうたい)は、習志野駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2001年(平成13年)3月26日に廃止された。
第353施設中隊(だいさんごうさんしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯していた第5施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第354施設中隊(だいさんごうよんしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第355施設中隊(だいさんごうごしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第356施設中隊(だいさんごうろくしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で2025年(令和7年)3月23日に廃止された。
第357施設中隊(だいさんごうななしせつちゅうたい)は、秋田駐屯地に駐屯する第11施設群隷下の施設科部隊である。
第358施設中隊(だいさんごうはちしせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯していた第13施設群隷下の施設科部隊で2008年(平成20年)3月26日に廃止された。
第359施設中隊(だいさんごうきゅうしせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯していた第13施設群隷下の施設科部隊で2008年(平成20年)3月26日に廃止された。
第360施設中隊(だいさんろくまるしせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯する第13施設群隷下の施設科部隊である。
第361施設中隊(だいさんろくいちしせつちゅうたい)は、倶知安駐屯地に駐屯する第13施設群隷下の施設科部隊である。
第362施設中隊(だいさんろくにしせつちゅうたい)は、古河駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2011年(平成23年)4月22日に廃止された。
第363施設中隊(だいさんろくさんしせつちゅうたい)は、座間駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2011年(平成23年)4月22日に廃止された。
第364施設中隊(だいさんろくよんしせつちゅうたい)は、座間駐屯地に駐屯する第4施設群隷下の施設科部隊である。
第365施設中隊(だいさんろくごしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月27日に廃止された。
第366施設中隊(だいさんろくろくしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯していた第2施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月27日に廃止された。
第367施設中隊(だいさんろくななしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯する第2施設群隷下の施設科部隊である。
第368施設中隊(だいさんろくはちしせつちゅうたい)は、湯布院駐屯地に駐屯する第2施設群隷下の施設科部隊である。
第369施設中隊(だいさんろくきゅうしせつちゅうたい)は、岐阜分屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2019年(平成31年)3月26日に廃止された。
第370施設中隊(だいさんななまるしせつちゅうたい)は、豊川駐屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2019年(平成31年)3月26日に廃止された。
第371施設中隊(だいさんなないちしせつちゅうたい)は、豊川駐屯地に駐屯していた第6施設群隷下の施設科部隊で2025年(令和7年)3月23日に廃止された。
第372施設中隊(だいさんななにしせつちゅうたい)は、鯖江駐屯地に駐屯する第6施設群隷下の施設科部隊である。
第373施設中隊(だいさんななさんしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第9施設群隷下の施設科部隊で2013年(平成25年)3月26日に廃止された。
第374施設中隊(だいさんななよんしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第9施設群隷下の施設科部隊で2013年(平成25年)3月26日に廃止された。
第375施設中隊(だいさんななごしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯する第9施設群隷下の施設科部隊である。
第376施設中隊(だいさんななろくしせつちゅうたい)は、都城駐屯地に駐屯する第9施設群隷下の施設科部隊である。
第377施設中隊(だいさんななななしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯する第11施設群隷下の施設科部隊である。
第378施設中隊(だいさんななはちしせつちゅうたい)は、福島駐屯地に駐屯していた第11施設群隷下の施設科部隊で2018年(平成30年)3月27日に廃止された。
第379施設中隊(だいさんななきゅうしせつちゅうたい)は、大久保駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2017年(平成29年)3月27日に廃止された。
第380施設中隊(だいさんはちまるしせつちゅうたい)は、大久保駐屯地に駐屯する第7施設群隷下の施設科部隊である。
第381施設中隊(だいさんはちいちしせつちゅうたい)は、大久保駐屯地に駐屯していた第7施設群隷下の施設科部隊で2025年(令和7年)3月23日に廃止された。
第382施設中隊(だいさんはちにしせつちゅうたい)は、富山駐屯地に駐屯する第7施設群隷下の施設科部隊である。
第383施設中隊(だいさんはちさんしせつちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯する第13施設群隷下の施設科部隊である。
第384施設中隊(だいさんはちよんしせつちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯する第10施設群隷下の施設科部隊である。
第385施設中隊(だいさんはちごしせつちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊で2018年(平成30年)3月27日に廃止された。
第386施設中隊(だいさんはちろくしせつちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯する第10施設群隷下の施設科部隊で2025年(令和7年)3月23日に廃止された。
第387施設中隊(だいさんはちななしせつちゅうたい)は、岩手駐屯地に駐屯する第10施設群隷下の施設科部隊である。
第388施設中隊(だいさんはちはちしせつちゅうたい)は、座間駐屯地に駐屯する第4施設群隷下の施設科部隊である。
第389施設中隊(だいさんはちきゅうしせつちゅうたい)は、古河駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊で2016年(平成28年)3月28日に廃止された。
第390施設中隊(だいさんきゅうまるしせつちゅうたい)は、座間駐屯地に駐屯していた第4施設群隷下の施設科部隊で2025年(令和7年)3月23日に廃止された。
第391施設中隊(だいさんきゅういちしせつちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯する第9施設群隷下の施設科部隊である。
第392施設中隊(だいさんきゅうにしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯する第5施設群隷下の施設科部隊である。
第393施設中隊(だいさんきゅうさんしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯していた第5施設群隷下の施設科部隊で2025年(令和7年)3月23日に廃止された。
第394施設中隊(だいさんきゅうよんしせつちゅうたい)は、高田駐屯地に駐屯する第5施設群隷下の施設科部隊である。
第395施設中隊(だいさんきゅうごしせつちゅうたい)は、上富良野駐屯地に駐屯する第14施設群隷下の施設科部隊である。
第396施設中隊(だいさんきゅうろくしせつちゅうたい)は、上富良野駐屯地に駐屯する第14施設群隷下の施設科部隊である。
第397施設中隊(だいさんきゅうななしせつちゅうたい)は、釧路駐屯地に駐屯する第14施設群隷下の施設科部隊である。
第398施設中隊(だいさんきゅうはちしせつちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯する第12施設群隷下の施設科部隊である。
第399施設中隊(だいさんきゅうきゅうしせつちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯する第12施設群隷下の施設科部隊である。
第400施設中隊(だいよんまるまるしせつちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯する第12施設群隷下の施設科部隊である。
第401施設中隊(だいよんまるいちしせつちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯する第2施設群隷下の施設科部隊である。
第402施設中隊(だいよんまるにしせつちゅうたい)は、岐阜分屯地に駐屯する第6施設群隷下の施設科部隊である。
独立施設中隊の編成
地区施設隊の施設中隊への改編
第8施設群の廃止・独立施設中隊の機能別中隊への改編の開始
1999年(平成11年)3月29日:第2施設団(第11施設群の機能別中隊の新編等)、第4施設団(第8施設群の廃止)の改編。
第3施設群の廃止
第1施設群の廃止
第14施設群の新編
施設中隊「機動支援」の整理
水際障害中隊(すいさいしょうがいちゅうたい)は、海岸線沿いや水際に対上陸舟艇用の地雷・障害を設置し、敵の侵攻を阻止することを任務とする94式水際地雷敷設装置を装備する施設科部隊である。中隊長は、3等陸佐で中隊本部、設計記録班、組立装填小隊、敷設班および施設小隊から編成されている。
第301から第304水際障害中隊および施設教導隊隷下の計5個中隊が編成されている。独立水際障害中隊は第3施設団を除き、団直轄部隊として編合されている。第304水際障害中隊は、和歌山駐屯地の主力部隊として駐屯しているため中隊長が、2等陸佐であるほか駐屯地業務も行っている。
東部方面隊管内の宇都宮駐屯地で編成された第303水際障害中隊が西部方面隊管内に移駐したが、施設教導隊隷下の1個中隊が駐屯するため各方面隊区内には1個中隊が配置されていることになる。
第301水際障害中隊(だいさんまるいちすいさいしょうがいちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯する第2施設団直轄の施設科部隊である。
第302水際障害中隊(だいさんまるにすいさいしょうがいちゅうたい)は、幌別駐屯地に駐屯する第13施設群隷下の施設科部隊である。
第303水際障害中隊(だいさんまるさんすいさいしょうがいちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯する第5施設団直轄の施設科部隊である。
第304水際障害中隊(だいさんまるよんすいさいしょうがいちゅうたい)は、和歌山駐屯地に駐屯する第4施設団直轄の施設科部隊である。
施設教導隊水際障害中隊(しせつきょうどうたいすいさいしょうがいちゅうたい)は、勝田駐屯地に駐屯する施設学校隷下の教導(施設科)部隊である。
各師団には直轄の施設科部隊として、施設大隊が編成されている。各旅団には同様に施設隊が編成されている。また、普通科連隊本部管理中隊には施設作業小隊が、即応機動連隊および戦車連隊本部管理中隊には施設小隊が編成されている。
水陸機動団施設中隊(すいりくきどうだんしせつちゅうたい)は、相浦駐屯地に駐屯する水陸機動団隷下の施設科部隊である。
第1空挺団施設中隊(だいいちくうていだんしせつちゅうたい)は、習志野駐屯地に駐屯する第1空挺団隷下の施設科部隊である。
中央即応連隊施設中隊(ちゅうおうそくおうれんたいしせつちゅうたい)は、宇都宮駐屯地に駐屯する中央即応連隊隷下の施設科部隊である。
施設科の教育機関として防衛大臣直轄の陸上自衛隊施設学校(勝田駐屯地)が置かれ、隷下に教導部隊として施設教導隊がある。また、富士教導団にも教育支援施設隊(滝ケ原駐屯地)が編制にあり、部隊訓練評価隊には評価支援隊施設小隊(滝ヶ原駐屯地)が編成されている。
施設教導隊(しせつきょうどうたい)は、茨城県ひたちなか市の勝田駐屯地に駐屯する陸上自衛隊施設学校隷下の教導(施設科)部隊である。
教育支援施設隊(きょういくしえんしせつたい)とは、静岡県御殿場市の滝ヶ原駐屯地に駐屯する陸上自衛隊富士教導団隷下の教導(施設科)部隊である。
部隊訓練評価隊評価支援隊施設小隊(ぶたいくんれんひょうかたいひょうかしえんたいしせつしょうたい)は、山梨県南都留郡忍野村の北富士駐屯地に駐屯する訓練支援部隊隷下の施設科部隊である。
陸上自衛隊施設学校(りくじょうじえいたいしせつがっこう)は、茨城県ひたちなか市の勝田駐屯地に所在する陸上自衛隊防衛大臣直轄の機関(学校)である。施設科隊員(工兵)の教育を担当している。
警察予備隊時代
保安隊時代
陸上自衛隊の発足
施設団の編成
師団へ改編
坑道中隊の新編
旅団の編成・施設中隊の機能別改編
全坑道中隊の廃止
第101測量大隊(だいいちまるいちそくりょうだいたい)は、東立川駐屯地に駐屯していた防衛庁長官直轄の施設科部隊である。1995年(平成7年)3月27日に廃止された。
詳細は、「中央地理隊」参照。
中央地理隊(ちゅうおうちりたい)は、東立川駐屯地に駐屯していた防衛大臣直轄の施設科部隊である。2007年(平成19年)3月27日に廃止された。
建設大隊(けんせつだいたい)は、1954年(昭和29年)7月1日に陸上自衛隊の発足時に編成された施設科部隊である。
第101建設大隊から1962年(昭和37年)1月に編成された第105建設大隊まで5個大隊が独立施設部隊として編成された。逐次施設群へと改編され1974年(昭和49年)3月に全て廃止されている。
建設群(けんせつぐん)は、複数の建設大隊からなる施設科部隊である。
第500建設群およびその後継の第1建設群があった。第1建設群は1972年に第1施設団へと改編されている。
地区施設隊(ちくしせつたい)は、中隊規模程度(60人から70人)の編成の施設科部隊である。
各方面隊に配置された。第301地区施設隊から第325地区施設隊まで25個の地区施設隊が編成されたが逐次廃止、施設中隊へ改編された。
詳細は、「地区施設隊」参照。
第301パネル橋中隊(だいさんまるいちぱねるきょうちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第3施設団隷下の施設科部隊である。1964年(昭和39年)7月に廃止された。
第301浮橋中隊(だいさんまるいちふきょうちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第3施設団隷下の施設科部隊である。1964年(昭和39年)7月に廃止された。
架橋中隊(かきょうちゅうたい)は、施設団隷下の施設科部隊である。施設器材隊の基幹部隊となって廃止された。
第301架橋中隊(だいさんまるいちかきょうちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯していた第3施設団隷下の施設科部隊である。1980年(昭和55年)3月に廃止された。
第3施設団隷下の第301パネル橋中隊及び第301浮橋中隊を廃止し、第301架橋中隊と第302架橋中隊の2個中隊に南恵庭駐屯地で再編された。1980年(昭和55年)3月に第301架橋中隊は廃止され第105施設器材隊に改編された。
第302架橋中隊(だいさんまるにかきょうちゅうたい)は、小郡駐屯地に駐屯していた第5施設団隷下の施設科部隊である。1973年(昭和48年)7月に廃止された。
第3施設団隷下の第301パネル橋中隊及び第301浮橋中隊を廃止し、第301架橋中隊と第302架橋中隊の2個中隊に南恵庭駐屯地で再編された。1964年(昭和39年)8月に小郡駐屯地へ移駐し第5施設団隷下となり、1973年(昭和48年)7月に第302架橋中隊は廃止され第103施設器材隊に改編された。
第101建設隊(だいいちまるいちけんせつたい)は、陸上自衛隊第1施設群隷下の鉄道部隊である。1966年4月1日に廃止された。
詳細は、「第101建設隊」を参照。
施設器材中隊(しせつきざいちゅうたい)は、各種施設器材を多数装備し、各種施設作業を行うほか、他の施設中隊を増援を任務としていた施設科部隊である。
全部で13個中隊が施設群隷下に編成されたが、機能別編成改編に伴い、施設群のナンバー施設中隊へと逐次改編された。編成は、中隊本部、81式自走架柱橋を装備する架橋小隊および各種施設器材を装備する施設器材小隊からなる。なお、施設教導隊には、名称として施設器材中隊が残っているが、編成が異なり、中隊本部、交通小隊、ダンプ車両班および特殊器材小隊からなる。
第304施設器材中隊(だいさんまるよんしせつきざいちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯していた第10施設群隷下の施設科部隊である。
旅団施設中隊(りょだんしせつちゅうたい)は、陸上自衛隊の旅団直轄の施設科部隊である。施設科職種の隊員で編成される。師団から旅団への縮小編成にともない施設大隊から施設中隊へと改編された。
第5施設中隊(だいごしせつちゅうたい)は、北海道帯広市の帯広駐屯地に駐屯していた第5旅団隷下の施設科部隊である。2011年(平成23年)4月22日に第5施設隊へ改編。
詳細は、「第5施設隊」を参照。
第11施設中隊(だいじゅういちしせつちゅうたい)は、北海道札幌市南区の真駒内駐屯地に駐屯していた陸上自衛隊第11旅団隷下の施設科部隊である。2014年(平成26年)3月26日に第11施設隊に改編。
詳細は、「第11施設大隊」を参照。
第12施設中隊(だいじゅうにしせつちゅうたい)は、新町駐屯地に駐屯していた第12旅団隷下の施設科部隊。2013年(平成25年)3月26日に第12施設隊にへ改編。
詳細は、「第12施設大隊」を参照。
第13施設中隊(だいじゅうさんしせつたい)は広島県安芸郡海田町に所在する海田市駐屯地に駐屯していた第13旅団隷下の施設科部隊である。2014年(平成26年) 3月26日に第13施設隊へ改編。
詳細は、「第13施設隊」を参照。
第14施設中隊(だいじゅうよんしせつちゅうたい)は、徳島県阿南市に所在する徳島駐屯地に駐屯していた第14旅団隷下の施設科部隊である。2012年(平成24年)3月26日に第14施設隊へ改編。
詳細は、「第14施設隊 (陸上自衛隊)」を参照。
第15施設中隊(だいじゅうごしせつちゅうたい)は、沖縄県那覇市に所在する那覇駐屯地に駐屯していた陸上自衛隊第15旅団隷下の施設科部隊である。2022年(令和4年)3月16日に第15施設隊へ改編[14][15]。
詳細は、「第15施設隊」を参照。
坑道中隊(こうどうちゅうたい)は、坑道掘削装置を装備・運用していた陸上自衛隊の施設科部隊で2024年(令和6年)3月20日までにすべての中隊が廃止された。
陸上自衛隊では有事の際、地対艦ミサイル、自走榴弾砲、多連装ロケットシステムMLRSといった重特科火力を、トンネル状の坑道型陣地から運用することを想定していたため施設科部隊には、坑道掘削の専門部隊が編成されていた。1個セットは、坑道掘削装置、コンクリート吹付装置およびロックボルト機で構成されていた。
1991年(平成3年)3月から第301から第304坑道中隊の4個中隊が編成されたが2010年(平成22年)3月に第303坑道中隊が廃止され、北部方面隊に2個中隊、西部方面隊に1個中隊の計3個中隊が配置されているほかに施設教導隊の施設器材中隊に坑道小隊が編成されていて学生に対して教育訓練が行われていた。2024年(令和6年)3月20日に残る3個中隊および坑道小隊がすべて廃止された。
母性保護の観点から、坑道中隊は女性自衛官の職種開放が行われていなかった。
第301坑道中隊(だいさんまるいちこうどうちゅうたい)は、南恵庭駐屯地に駐屯し坑道掘削装置等を装備していた陸上自衛隊第14施設群隷下の施設科部隊で2024年(令和6年)3月20日に廃止された。
第302坑道中隊(だいさんまるにこうどうちゅうたい)は、岩見沢駐屯地に駐屯し坑道掘削装置等を装備していた陸上自衛隊第12施設群隷下の施設科部隊で2024年(令和6年)3月20日に廃止された。
第303坑道中隊(だいさんまるさんこうどうちゅうたい)は、船岡駐屯地に駐屯し坑道掘削装置等を装備していた陸上自衛隊第2施設団直轄の施設科部隊で2010年 (平成22年)3月25日に廃止された。
第304坑道中隊(だいさんまるよんこうどうちゅうたい)は、飯塚駐屯地に駐屯し坑道掘削装置等を装備していた陸上自衛隊第2施設群隷下の施設科部隊で2024年(令和6年)3月20日に廃止された。
施設教導隊施設器材中隊坑道小隊(しせつきょうどうたいしせつきざいちゅうたいこうどうしょうたい)は、勝田駐屯地に駐屯し坑道掘削装置等を装備していた陸上自衛隊施設教導隊施設器材中隊隷下の教導(施設科)部隊で2024年(令和6年)3月20日に廃止された。
方面施設野整備隊
施設野整備隊